定年後は、仕事がないから、一日中フリータイム。
家事分担や雑事が少しはあるかも知れないが。
どう過ごすか?
しかも、それが毎日なら??
ちょっと違うけれど、フリータイムを自分流に使っている先輩、専業主婦の皆様は?
今は、専業主婦の方々は、どれぐらいいるのだろうか?
「兼業主婦VS専業主婦」の論争は、いつも火花が散っていた。
(あえて、過去形にした。再燃すると面倒くさいから。
それぞれの背景・事情によって、全く違ってくるし、
立場が違う者同士が、違う目線で話し合っても、全面解決はありえない)
専業主婦の方々は、雇用関係のある賃金労働はないけれど、家関係の用事は、いっぱい。
しかし、ライバルがいないので、サボる、手を抜く、という手もある。(あくまでも選択肢、としてです)
(同居されている方は・・・それなりに、協力体制、あるいは、バトル展開)
一生懸命やればキリがないし、時間のやりくりは、家計のやりくりと同じで
主婦の采配にかかっている場合が多い。
家計を握っている人が、強い。
しかし外貨(→日本円です、念のため)を稼ぐのは、大黒柱。(→ひとりで、何役も兼ねている方もおられるでしょうけれど)
(その外貨の額によって、事態・状況は大きく変わるのだが)
ブログと同じで、
自分が楽しくて、救われても、読んでいる人にとっては、退屈、どっ白け、これは、つまらない。
家の仕事も、自分が手抜きして、楽しい趣味に時間を費やしても、家族が不快では、よろしくない。
(家の仕事=家事+家庭内のあれこれソフト面)
そこで折り合いが、調整が必要。
以前、ハウス・クリーニングの代行をプロに頼んだ時の話。
専業主婦、兼業主婦の方々、両方から、手厳しい反応があった。
私の態度が、マリー・アントワネットだったから?と、今、省みつつ、その原因を分析すると・・・
その費用。
私は、「こんなにしてもらって、この値段!! 安いでしょ~」と言った。
専業主婦の人Fさんは、カチン。
「○○の洗剤を使うと、とてもキレイに落ちるし、そんな高いおカネを払わなくても、自分で出来る!」
あきらかに、反抗心をむき出しにしてきた。
この方、元暴走族(もどき)の奥様だけあって、強気。パワフル。
強い人には、負けます。
ある時、通勤電車内でのおしゃべり仲間、兼業主婦Yさんに、私はこう言った。
「専業主婦なら、家事は仕事の一部。
中には、(健康で)時間を持て余しているのに、サボっている人もいるけれど、
そんな人が代行を頼むのは、どうなんでしょうね?」
Yさんは、突然、ムッとした。
「専業主婦でも、兼業主婦でも、私の知人、友人たちは、そんないい加減な人はいないわ。
みんな一生懸命、家事も、趣味も、頑張ってる!! 前向きに生きてる!!」
えらい剣幕。
なんか、私、悪いこと言ったのだろうか。
ゲキリン・スイッチを押してしまったらしい。
とりあえずは、テキトーに訂正し、表現が不適切だったようなので謝る。
(→これが、私の悪いところ。原因がよくわからないのに、とりあえず、その場をおさめようとする)
皆さん、私みたいに、いい加減なチャランポランな人は、あまりいないってことだろうか。
温度の違いを感じる。
とは言っても、私は、アツい人々は、大好きなのだが。
自分がいつも一番下で、アツい人々と接する方が落ち着く。
(→劣等生時代が長すぎて、そういう習性が身についた?)
家事代行を頼んだのは、ハウス・クリーニングだけではない。
子供たちが小さいころ、シルバー人材センターの人に、サポートしてもらったこともある。
夫の元・同級生の奥さんがベビーシッターを外注しているのを知って、そういった考えもありだと思った。
(今では、当時より普及しているとは思うが)
でも、怒りやプライドの地雷スイッチは、あちこちに埋められているようなので、
発言には注意しなければいけない。
いろんな意味で、いろんな面で、同等に、お互い遜色ない立場で、話すことが出来る人かどうかを見て、
気をつけて話をしないと、トラブルのもとになる。
立場が違うということを、地雷爆発の後で知っても、遅い。
ビミョ~な、日頃の鬱憤(うっぷん)も、おまけとして付いてくることもある。
その時は、一目散に全速力で、退散するに限る。
やはり、なんでも、近いようでも、やはり、ある程度の距離は保つべきだ。
人様の生活範囲内には、近寄りすぎないこと。
まして、いくら親しくても、冷蔵庫の中身まで知っている仲、なんて、私には考えられない。
それぞれが、損得勘定むき出しで、人と比べたり、過干渉しないで、自分の道を行くのが、よろしいかと。
なかなか、それも、サジ加減が難しいようだけれど。