『ファインディング・ドリー』(原題:Finding Dory)
監督:アンドリュー・スタントン
声の出演: 室井滋,木梨憲武,上川隆也,中村アン,八代亜紀,菊地慶他
ダンナが出張から帰ってきましたので、もう好き勝手はできません(笑)。
しかしダンナを某所まで送って行った帰り、
1本だけは観る時間ができたので、109シネマズ箕面へ。
ムビチケを買っていた本作、どうしても字幕版を観たかったのですが、
箕面では吹替版しかなく、よそで観るには時間が合わず。
吹替版を観て面白ければ、そのうち字幕版も観ればいいかと思い直しての決断でした。
『ファインディング・ニモ』(2003)の続編。
正確には、本作の冒頭部分が『ファインディング・ニモ』の前編に当たり、
『ファインディング・ニモ』が間に挟まれて本作に続くという流れ。
前作の主人公だったカクレクマノミのマーリンとその息子ニモも存分に活躍します。
ナンヨウハギのドリーは何でもすぐに忘れてしまう。
ドリーの父親チャーリーと母親ジェニーは娘の将来が心配でたまらないが、
愛情をいっぱい注ぎ、なんとかドリーに友だちができるよう、
そして自分で生きてゆく力を持てるようにと願っている。
しかし、そんな両親の願い虚しく、ある日ドリーははぐれてしまう。
両親のことだけはしっかり覚えているものの、
自分がどこから来たのか、なぜはぐれたのかは全然思い出せない。
そうしてふらふらとさまよううち、長い年月が経つ。
偶然にもマーリンとニモに再会したドリーは、
両親を捜していたということすら忘れ、そこに住み着く。
話した端からすぐに忘れるドリーに呆れ顔の者も多いが、
ニモはドリーと過ごす時間が楽しくてたまらない。
マーリンもそんな息子たちを優しく見守る。
ところがふとした拍子に幼い頃の記憶が断片的に甦ったドリー。
両親を捜しにカリフォルニアの海へと旅立つという彼女を放っておけず、
マーリンとニモも一緒にカリフォルニアを目指すのだが……。
いま言ったことをすぐさま忘れてしまうドリーのことを
正直なところ最初は鬱陶しく感じました。
これは吹替版だからそう感じるのか。
やっぱり字幕版にしておけばよかったなぁとちょっぴり後悔したのですけれども。
子どもの認知症や健忘症が実際にあるのか。鑑賞中にハタと思いました。
若年性の認知症があるのですから、幼年性の認知症があったって不思議はない。
幼児にだってそんな症状があるのでは。
鑑賞中にそのことに気づき(遅いっちゅうの、私(^^;)、見方が変わりました。
もしも自分の子どもがそうだったらどうする?
障害を持つ子どもが生まれた場合、老いるのは両親のほうが先。
自分たちが亡くなったら、この子どもはどうなるのか。
邪心のないわが子を見るにつけ、心が絞られるような思いがよぎるでしょう。
ドリーが両親のもとへたどり着くシーンの素晴らしいこと。
涙があふれて止まりませんでした。
生んでくれてありがとう。生まれてくれてありがとう。
その思いで胸がいっぱいになるシーンです。
子どもたちをこんなふうに温かく包み込むことができたら。
そう願ってやみません。
そうそう、吹替版の八代亜紀役、オリジナルは誰なのかと思ったらシガニー・ウィーヴァー。
これはやはり字幕版も観にいかなければなりませんな。
監督:アンドリュー・スタントン
声の出演: 室井滋,木梨憲武,上川隆也,中村アン,八代亜紀,菊地慶他
ダンナが出張から帰ってきましたので、もう好き勝手はできません(笑)。
しかしダンナを某所まで送って行った帰り、
1本だけは観る時間ができたので、109シネマズ箕面へ。
ムビチケを買っていた本作、どうしても字幕版を観たかったのですが、
箕面では吹替版しかなく、よそで観るには時間が合わず。
吹替版を観て面白ければ、そのうち字幕版も観ればいいかと思い直しての決断でした。
『ファインディング・ニモ』(2003)の続編。
正確には、本作の冒頭部分が『ファインディング・ニモ』の前編に当たり、
『ファインディング・ニモ』が間に挟まれて本作に続くという流れ。
前作の主人公だったカクレクマノミのマーリンとその息子ニモも存分に活躍します。
ナンヨウハギのドリーは何でもすぐに忘れてしまう。
ドリーの父親チャーリーと母親ジェニーは娘の将来が心配でたまらないが、
愛情をいっぱい注ぎ、なんとかドリーに友だちができるよう、
そして自分で生きてゆく力を持てるようにと願っている。
しかし、そんな両親の願い虚しく、ある日ドリーははぐれてしまう。
両親のことだけはしっかり覚えているものの、
自分がどこから来たのか、なぜはぐれたのかは全然思い出せない。
そうしてふらふらとさまよううち、長い年月が経つ。
偶然にもマーリンとニモに再会したドリーは、
両親を捜していたということすら忘れ、そこに住み着く。
話した端からすぐに忘れるドリーに呆れ顔の者も多いが、
ニモはドリーと過ごす時間が楽しくてたまらない。
マーリンもそんな息子たちを優しく見守る。
ところがふとした拍子に幼い頃の記憶が断片的に甦ったドリー。
両親を捜しにカリフォルニアの海へと旅立つという彼女を放っておけず、
マーリンとニモも一緒にカリフォルニアを目指すのだが……。
いま言ったことをすぐさま忘れてしまうドリーのことを
正直なところ最初は鬱陶しく感じました。
これは吹替版だからそう感じるのか。
やっぱり字幕版にしておけばよかったなぁとちょっぴり後悔したのですけれども。
子どもの認知症や健忘症が実際にあるのか。鑑賞中にハタと思いました。
若年性の認知症があるのですから、幼年性の認知症があったって不思議はない。
幼児にだってそんな症状があるのでは。
鑑賞中にそのことに気づき(遅いっちゅうの、私(^^;)、見方が変わりました。
もしも自分の子どもがそうだったらどうする?
障害を持つ子どもが生まれた場合、老いるのは両親のほうが先。
自分たちが亡くなったら、この子どもはどうなるのか。
邪心のないわが子を見るにつけ、心が絞られるような思いがよぎるでしょう。
ドリーが両親のもとへたどり着くシーンの素晴らしいこと。
涙があふれて止まりませんでした。
生んでくれてありがとう。生まれてくれてありがとう。
その思いで胸がいっぱいになるシーンです。
子どもたちをこんなふうに温かく包み込むことができたら。
そう願ってやみません。
そうそう、吹替版の八代亜紀役、オリジナルは誰なのかと思ったらシガニー・ウィーヴァー。
これはやはり字幕版も観にいかなければなりませんな。