「手亡いんげん」を煮て、これを作りたかったのです
◆白餡(柔らかく甘さ控えて)
・いんげんを煮て、ザルで潰しながら漉し
(煮汁をかけつつ、皮だけ除く)
・きび砂糖を加えて練りあげる(煮汁ごと)
◆生クリーム(硬く甘さ控えて)
・きび砂糖を少し加えて
硬くホイップする
※2つとも、かなり甘さが【控えめ】です
※ざっくり混ぜ合わせる(マーブル状になるように)
※冷蔵庫で冷やす
◆黒蜜
・黒砂糖(やんばる糖)を水に溶かし
灰汁をとりつつ煮つめ、冷ます
※「豆クリーム」にトロリとかける
びっくりするくらい、美味であります!
相当に美味しいです
画像は「出来たて」ので、アタシが味見した時のもの
なので柔らかく【ふんわり】してるのですが.............
これを冷蔵庫で冷やすと、もっと【ぽったり】硬くなります
どちらも美味しい、甲乙つけがたし
【オット用のデザート】にと作ってみたのですが
想像以上に美味で、アタシも虜となる
豆を煮る価値あり
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いまだに「寒い病」が治らないので
午前中は必ず、ストーブのお世話になってしまう
ならばと、それを利用して豆を炊きました
アタシは「煮豆」がヘビー級に下手糞です
でも餡にするなら、割れても平気だから気楽です
レシピのヒントになったのは.................
高山なおみサンの「日々ごはん・5」の中に登場したデザート
高山さんは、白インゲンを煮て皮をのぞき潰した「豆ペースト」に
きび砂糖・生クリームも混ぜ込んで冷やし.............
自家製の黒蜜をかけている......ようでした......たぶん
豆嫌いのスイセイさんも、すごく喜んでいる様子で
とても美味しそうだったので「きばな流」で作ってみた
アタシはまず、柔らかめの「こし餡」に仕立て
ホイップクリームとザックリ混ぜてみました
ところどころ「ホイップクリーム」が残るように
黒蜜をかけるのと、豆はたっぷり食べたいから
この段階では「かなり」甘さが控えめです
餡というより「ほんのり甘い豆ペースト」って感じかな
うちの黒蜜はとても簡単で、「黒砂糖・水」だけです
冷えると硬くなるので、サラサラな状態くらいで火を止めます
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「豆(餡)」以外でも美味しそう、たとえば「栗」とか
手軽なところでは、さつま芋の「きんとん」と、って手もあるな
どちらにしても、市販の「甘い餡」では美味しくできないと思う
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★追記
うんと冷やして、呑んだあとのオットに..................
黒蜜はタップリとかける
豆クリームの甘さを抑えてあるのと
黒蜜に「黒砂糖以外」つかってないので
このくらいかけても、甘すぎず美味しい
【美味しいけど、これはなんだ?アイスクリームなのか?】
そう言うから、【豆クリームです】と教えてあげたら納得してた
ちょうど用意して、PCの前のオットに持っていったら泣いていた
スーちゃんの「お別れの挨拶」の内容をネットで読んだらしい
アタシは耳で聞いて、昼間サンザンパラ泣いたから気持ちは解るけど
それでも出しかけたデザートを一瞬、引っこめようかと思った
悲しみで味もわからず、上の空で食べられるのだとしたら
すごく可哀想だから、アタシも豆クリームも
それでなくても常日頃、本人は褒めていればOKとばかりに
食材に対しても作り手に対しても、とても軽んじて接している
生まれた時から、「作ってもらうだけ」の人間共通の傲慢さだ
心をこめて作って食卓へ並べても...................
目はTVの「グルメ番組」に釘付けで、お皿の中を見る事もなく口へ運ぶ
それで「おぉ~旨そう!」と、TVの御馳走を見ながら平然と叫ぶ
行儀が悪いっていう以前の、無神経さ非常識さだ
信じられないでしょう?なんど泣いてきたことか
今はもう泣きはしないけど、本当に悲しく嫌な気分にはなる(当然だよね)
たまりかねて「失礼だっ」と怒ったら、そこで初めて気づく物凄さ
気づくっていっても、この種のことをもう「何千回」と繰り返している
にも関わらず、言うまで気づかない物凄さ(悪気はない)
これは新婚さんの話ではない、結婚20数年の「中高年夫婦」の現状なのだ
このような男を相手に、アタシは毎日きっちり3食+α拵えているのです
これは愚痴ではないし、アタシは今、怒っているわけでもない
つまり「これが」、いつもの日常なのです...................
でも諦めずに拵え続け明日も拵える、それが家事です主婦業です
離婚や死別しない限り身体が動く限り、「ぜったい止めない」と思う
男の無神経に負けるようでは、結婚は諦めた方がイイでしょう
そこをどう「飼いならすか手玉にとるか」ってことが、結婚の醍醐味と思う
面白さと思う