枕草子 第百六十八段 法師は
法師は、
律師。
内供。
法師で素敵なのは、
りっし。
ないぐ。
律師とは、僧侶の高級官職のうち、僧正・僧都に次ぐ三等官。わざわざ三等官を挙げているのは、若い僧侶が多く、その点が少納言さまのお気に召したようです。
内供とは、僧侶の中級官職のうちの一つ。已講・内供・阿闍李とあるうちから選んだのは、宮中の内道場に供奉し、夜居の僧として身近な存在だったからと思われます。
法師は、
律師。
内供。
法師で素敵なのは、
りっし。
ないぐ。
律師とは、僧侶の高級官職のうち、僧正・僧都に次ぐ三等官。わざわざ三等官を挙げているのは、若い僧侶が多く、その点が少納言さまのお気に召したようです。
内供とは、僧侶の中級官職のうちの一つ。已講・内供・阿闍李とあるうちから選んだのは、宮中の内道場に供奉し、夜居の僧として身近な存在だったからと思われます。