『 ピリッとした早朝 』
当地は 今シーズ一番の冷え込み
冷え込みというのは 少々オーバーだが
ピリッとした 気持ちの良い朝だった
朝の散歩は 一枚多く着込んで
いつより少し遠出して ベストポジションから
日の出を仰いだ
大空を 少しずつ彩りながら 一日の始まりを告げている
まあ いろいろあるが
このひとときだけは 無心になれる
☆☆☆
心の花園 ご案内
心の花園は自由自在
道の辺の名前も知らない草花に、ふと心惹かれることがある。
いつも歩き慣れた道なのに、突然のように顔を見せる一輪の花に、季節の移り変わりを思う。
桜の花が開くと、何故か人々は陽気になる。花見の宴を催し大騒ぎする人も居れば、大半の人は日常の生活の中で横目で眺めるだけだ。それでも、多くの人が、開花を気にするし、満開の桜に頬を緩め、散り行く桜に僅かであるが無常を感じる。
私たちの心は、嬉しいにつけ悲しいにつけ、何かの花に語りかける。
近くに花木や草花が植わっていればその花に、活けられている花があればその花に、周りに何もなければ、心の中に花や木を思い描くことさえある。喜びをさらに高めてくれる花に、悲しみをそっと受け止めてくれる花に、私たちは語りかけ寄り添う。
それは、心の花園なのかもしれない。
そして、その花園は、私たちの心が欲するままに、自由自在に広がり、自由自在に形作られ、自由自在に花を咲かせる。
そう、心の花園は、私たちのイメージ通りに咲き誇り、私たちの心に寄り添ってくれる。
さあ、心の花園をもっともっと広げて行こう。
思いつくままに書いた短文集です。ぜひ、覗いてみてください。