20年ほど前のことだ。
大阪の大東市に立ち寄ることが度々あった。
近くにあったラーメン屋さんのトレードマークは中華服を着た丸顔の女の子。
特徴ある顔は忘れられない看板の大東店は御供田にある。
とにかく美味かった。
今でも舌が覚えている。
いつしか用事がなくなりにつれ店に立ち寄ることもない。
その笑顔が特徴のラーメン店は「ふくちぁんラーメン」。決して「ふくちゃん」ではない。
大阪東部を走っていればときおり目にするラーメン店。
各地に数店舗ずつ増えているのだ。
大阪市内の加賀屋でも見かけたし、平野、瓜破(うりわり)、長原にもあった。
福々しい看板娘を見るたびに食べたくなるがジャストタイムから外れる。
7月末のことだ。
新聞だったか思い出せないがチラシに目が行った。
「7日間限定ふくちぁんラーメン半額券」だ。
通常ならば680円のふくちぁんラーメン。
8月7日迄が有効の半額券は気がつけば賞味期限を過ぎていた。
その券にはもう一つの売りメッセージがあった。

特別期間を過ぎても8月末までなら200円の割引で480円になる。
これは食べどきを狙うしかない。
とはいっても大阪まで出かける用事はない。
先月末にたまたま入店した「ラー麺工房薩摩っ子」の味も忘れられないが、ニンニクらーめんは950円もする。
先週の墓参りではラーメンの選択肢をしなかった。
このときもサービス券の利用だった。
ふくちぁんラーメンのサービス券をよくよく見れば、大阪以外に奈良県も使えると書かれてある。
奈良に「ふくちぁんラーメン」があることを始めて知ったのである。
それはどこにあるのか調べて見れば住まいに近い神殿店。
思い立ったら吉日。
かーさんを誘って出かけた。
入店した神殿店。
大東店の記憶はあるが、まったく異なる店の佇まい。
奇麗さっぱりとしゃれているのだ。
「ご注文は」の答えは一つ。
念願の「ふくちぁんラーメン」を2杯。
私はニンニク入りを頼んだ。
待つこと十分ぐらい。
その時間を持て余す。
店内には『キムチバー無料!!食べ放題』とある。
その場はキムチだけでなく大根生酢、漬物、紅生姜、キャベツなどもある。
これらは有料のトッピングではと思って手をださなかった。
あとから知ったがいずれも無料。
こんなありがたいお店があったのだ。
キムチはやや辛目。
美味さは格別だが、あとからジワジワと喉にくる。
そうして出てきた「ふくちぁんラーメン」。

チャーシューが3枚にノリ、メンマがある。
もう一つに煮玉子だ。
細いストレート麺にからみつくような特製スープはトンコツ味。
喉越しが良い。
トンコツ味だが、あとから醤油味もついてくる。
それは嫌味な醤油味ではなく香ばしいのだ。
スープを飲む。
麺を食べる。
食べる。
美味さが舌に絡みつく。
この味が食べたかったのだ。
ニンニクは塊ではなく擂ってくれている。
スープに混ぜていけばほんわか香ってくる。
これがたまらないのだ。
チャーシューは美味いの一言。
トロトロ融けて口内でぱっと広がる。
これはたまらんと思ったのが煮玉子。
一個の玉子を二つに割っている。
トローり、トローりの濃縮味の煮玉子。
極上の味である。
「ラー麺工房薩摩っ子」のニンニクらーめんも美味かったが軍配は「ふくちぁん」に揚がった。
ちなみに同味のラーメンに600円の「ラーメン」がある。
「ふくちぁんラーメン」との違いはどこにあるのか。
ノリ、メンマ、煮玉子が有るかないか。
それらが付加されるだけでプラス80円。
「ふくちぁんラーメン」はほんまにお買い得・・・ではなく食べ得である。
ちなみに店内で見た9のつく日のサービス。
9日、19日、29日には5人前の餃子が500円。
普段の餃子は一人前が190円。
五個入りだ。
それが9のつく日は25個がたったの500円。
どえらいサービスなのである。
持ち帰りも可能だと書いてある。
ときおり王将の餃子を買うことがある。
正確にいえば「餃子の王将」店だ。
一人前が6個入りで210円。
これも新聞チラシを持って買いにいく。
期間限定で発行されるチラシには一人前が150円。
冷蔵庫に保存できる量を考えて注文するが、容器代は10円かかる。
4人前で24個。
金額は640円である。
比較すれば格段に安いのが「ふくちぁんラーメン」の特売餃子。
味はどうなのだろうか。
一度試してみたい。
※ 現在は閉店しました。
(H24. 8.20 SB932SH撮影)
大阪の大東市に立ち寄ることが度々あった。
近くにあったラーメン屋さんのトレードマークは中華服を着た丸顔の女の子。
特徴ある顔は忘れられない看板の大東店は御供田にある。
とにかく美味かった。
今でも舌が覚えている。
いつしか用事がなくなりにつれ店に立ち寄ることもない。
その笑顔が特徴のラーメン店は「ふくちぁんラーメン」。決して「ふくちゃん」ではない。
大阪東部を走っていればときおり目にするラーメン店。
各地に数店舗ずつ増えているのだ。
大阪市内の加賀屋でも見かけたし、平野、瓜破(うりわり)、長原にもあった。
福々しい看板娘を見るたびに食べたくなるがジャストタイムから外れる。
7月末のことだ。
新聞だったか思い出せないがチラシに目が行った。
「7日間限定ふくちぁんラーメン半額券」だ。
通常ならば680円のふくちぁんラーメン。
8月7日迄が有効の半額券は気がつけば賞味期限を過ぎていた。
その券にはもう一つの売りメッセージがあった。

特別期間を過ぎても8月末までなら200円の割引で480円になる。
これは食べどきを狙うしかない。
とはいっても大阪まで出かける用事はない。
先月末にたまたま入店した「ラー麺工房薩摩っ子」の味も忘れられないが、ニンニクらーめんは950円もする。
先週の墓参りではラーメンの選択肢をしなかった。
このときもサービス券の利用だった。
ふくちぁんラーメンのサービス券をよくよく見れば、大阪以外に奈良県も使えると書かれてある。
奈良に「ふくちぁんラーメン」があることを始めて知ったのである。
それはどこにあるのか調べて見れば住まいに近い神殿店。
思い立ったら吉日。
かーさんを誘って出かけた。
入店した神殿店。
大東店の記憶はあるが、まったく異なる店の佇まい。
奇麗さっぱりとしゃれているのだ。
「ご注文は」の答えは一つ。
念願の「ふくちぁんラーメン」を2杯。
私はニンニク入りを頼んだ。
待つこと十分ぐらい。
その時間を持て余す。
店内には『キムチバー無料!!食べ放題』とある。
その場はキムチだけでなく大根生酢、漬物、紅生姜、キャベツなどもある。
これらは有料のトッピングではと思って手をださなかった。
あとから知ったがいずれも無料。
こんなありがたいお店があったのだ。
キムチはやや辛目。
美味さは格別だが、あとからジワジワと喉にくる。
そうして出てきた「ふくちぁんラーメン」。

チャーシューが3枚にノリ、メンマがある。
もう一つに煮玉子だ。
細いストレート麺にからみつくような特製スープはトンコツ味。
喉越しが良い。
トンコツ味だが、あとから醤油味もついてくる。
それは嫌味な醤油味ではなく香ばしいのだ。
スープを飲む。
麺を食べる。
食べる。
美味さが舌に絡みつく。
この味が食べたかったのだ。
ニンニクは塊ではなく擂ってくれている。
スープに混ぜていけばほんわか香ってくる。
これがたまらないのだ。
チャーシューは美味いの一言。
トロトロ融けて口内でぱっと広がる。
これはたまらんと思ったのが煮玉子。
一個の玉子を二つに割っている。
トローり、トローりの濃縮味の煮玉子。
極上の味である。
「ラー麺工房薩摩っ子」のニンニクらーめんも美味かったが軍配は「ふくちぁん」に揚がった。
ちなみに同味のラーメンに600円の「ラーメン」がある。
「ふくちぁんラーメン」との違いはどこにあるのか。
ノリ、メンマ、煮玉子が有るかないか。
それらが付加されるだけでプラス80円。
「ふくちぁんラーメン」はほんまにお買い得・・・ではなく食べ得である。
ちなみに店内で見た9のつく日のサービス。
9日、19日、29日には5人前の餃子が500円。
普段の餃子は一人前が190円。
五個入りだ。
それが9のつく日は25個がたったの500円。
どえらいサービスなのである。
持ち帰りも可能だと書いてある。
ときおり王将の餃子を買うことがある。
正確にいえば「餃子の王将」店だ。
一人前が6個入りで210円。
これも新聞チラシを持って買いにいく。
期間限定で発行されるチラシには一人前が150円。
冷蔵庫に保存できる量を考えて注文するが、容器代は10円かかる。
4人前で24個。
金額は640円である。
比較すれば格段に安いのが「ふくちぁんラーメン」の特売餃子。
味はどうなのだろうか。
一度試してみたい。
※ 現在は閉店しました。
(H24. 8.20 SB932SH撮影)