奈良市北村町。
戸隠神社から西方400mの山を越えれば京都府の加茂町。
山は県境である。
その山にあった行者さんの石像。下山から土を採掘したことによって崩れそうになった。
それでは可哀そうだと移した地が会所の傍ら。
行者石像は周りも天井も石で覆われている。
風化を防ぐという意味であろうか。
その左横には石塔がある。
村の人たちが修行してきたという大峰山。
出かける際には田んぼに参って夕立ちをもらうようにと祈った。
石塔は「昭和22年9月8日 大峯山三十三度之供養」とある。
「ならとく」さんが寄進したと伝わっている。
その名が刻まれている。
そんな話をしてくれたD婦人によれば記念の石塔も村の西側(水道局)辺りにあったそうだ。
会所に集まってきたのは自治会長他当番の人や参拝者。
いつもなら大勢が参拝するのだが、稲刈りが始まった北村ではそれどころではないという。
この年の3月に訪れたときの会所前とは随分違う。
車も停められる場はアスファルトが敷かれて奇麗になった。
手すりもある。
雑草採りもしなくて済むようになったと喜ぶ参拝者。
会所のテーブルを斎壇代わりに置いて御供を供える。
今では自治会が用意するお菓子になったが、以前は参拝者が一品、一品を供えていた。
少しずつ品数が増えていった。
高騰する御供に困った村人たちは自治会運営に切り替えて適量にしたと話す。

行者さんに線香とローソクを灯してお参りする参拝者。
般若心経を一巻唱えてお参りを済ませた。
3月もそうだったがこの日も見られたパトロールカー。
盗人が出没するそうだ。
農作業に使うクワ、カマ或いはツッカケまでが盗られたと話す。
賽銭泥棒もいるらしい。
そういう事件があって巡回している警察官。
要請はしなくとも代々引き継がれた警察官が村を守ってくれるのだという。
そんな話題も出た直会。
昔はお酒もあったが今はお茶。
御供のお菓子を食べてしばらくの歓談で時を過ごす。
(H24. 9. 8 EOS40D撮影)
戸隠神社から西方400mの山を越えれば京都府の加茂町。
山は県境である。
その山にあった行者さんの石像。下山から土を採掘したことによって崩れそうになった。
それでは可哀そうだと移した地が会所の傍ら。
行者石像は周りも天井も石で覆われている。
風化を防ぐという意味であろうか。
その左横には石塔がある。
村の人たちが修行してきたという大峰山。
出かける際には田んぼに参って夕立ちをもらうようにと祈った。
石塔は「昭和22年9月8日 大峯山三十三度之供養」とある。
「ならとく」さんが寄進したと伝わっている。
その名が刻まれている。
そんな話をしてくれたD婦人によれば記念の石塔も村の西側(水道局)辺りにあったそうだ。
会所に集まってきたのは自治会長他当番の人や参拝者。
いつもなら大勢が参拝するのだが、稲刈りが始まった北村ではそれどころではないという。
この年の3月に訪れたときの会所前とは随分違う。
車も停められる場はアスファルトが敷かれて奇麗になった。
手すりもある。
雑草採りもしなくて済むようになったと喜ぶ参拝者。
会所のテーブルを斎壇代わりに置いて御供を供える。
今では自治会が用意するお菓子になったが、以前は参拝者が一品、一品を供えていた。
少しずつ品数が増えていった。
高騰する御供に困った村人たちは自治会運営に切り替えて適量にしたと話す。

行者さんに線香とローソクを灯してお参りする参拝者。
般若心経を一巻唱えてお参りを済ませた。
3月もそうだったがこの日も見られたパトロールカー。
盗人が出没するそうだ。
農作業に使うクワ、カマ或いはツッカケまでが盗られたと話す。
賽銭泥棒もいるらしい。
そういう事件があって巡回している警察官。
要請はしなくとも代々引き継がれた警察官が村を守ってくれるのだという。
そんな話題も出た直会。
昔はお酒もあったが今はお茶。
御供のお菓子を食べてしばらくの歓談で時を過ごす。
(H24. 9. 8 EOS40D撮影)