風の祈祷があると以前に聞いていた西波多下津の吉備津神社。
既に神事を終えて村神主、宮守、氏子総代ら数人が参籠所で会食中だった。
村人は稲刈りなどで忙しく参拝する人は少ないという。
この日は籠りが主体。
家で作った料理を食べて籠るという。
ここで行われる風の祈祷は「近くの山からサザレ石を12個拾ってきて前の川で洗う。それを燈籠下に置くのだ」と云う総代。
サザレ石は碁石のような美しい石だそうだ。
地殻変動があった山は大西領。
盛りあがった山にはそれが残っているという。
ちなみに12個を置くのは月の数。
一年間を守る数であろう。
桜井市の修理枝や天理市の上仁興、室生の三本松とよく似ているオコリトリかもしれない。
どれがその石なのか確かめられなかったが、山の神の石塔に置かれていた山の道具や野の道具があった。
「山之神」と刻まれた太い刀にナタ、ノコ、クワ、スキ、クマデなどだ。
1月7日に行われた山の神に祀られた道具であろう。
その場を離れて月瀬で聞いた嵩の八柱神社を訪ねていった。
本殿は月瀬大神神社と同様の石棺造りである。

山の田畑を見渡せば稲刈りに勤しむ村の人がおられた。
稲刈りは9月末あたりから10月初めだと認識していたが覆された。
月瀬の当番神主が云うには「明日はうちも稲刈りだ」。
(H24. 8.28 EOS40D撮影)
(H24. 8.28 SB932SH撮影)
既に神事を終えて村神主、宮守、氏子総代ら数人が参籠所で会食中だった。
村人は稲刈りなどで忙しく参拝する人は少ないという。
この日は籠りが主体。
家で作った料理を食べて籠るという。
ここで行われる風の祈祷は「近くの山からサザレ石を12個拾ってきて前の川で洗う。それを燈籠下に置くのだ」と云う総代。
サザレ石は碁石のような美しい石だそうだ。
地殻変動があった山は大西領。
盛りあがった山にはそれが残っているという。
ちなみに12個を置くのは月の数。
一年間を守る数であろう。
桜井市の修理枝や天理市の上仁興、室生の三本松とよく似ているオコリトリかもしれない。
どれがその石なのか確かめられなかったが、山の神の石塔に置かれていた山の道具や野の道具があった。
「山之神」と刻まれた太い刀にナタ、ノコ、クワ、スキ、クマデなどだ。
1月7日に行われた山の神に祀られた道具であろう。
その場を離れて月瀬で聞いた嵩の八柱神社を訪ねていった。
本殿は月瀬大神神社と同様の石棺造りである。

山の田畑を見渡せば稲刈りに勤しむ村の人がおられた。
稲刈りは9月末あたりから10月初めだと認識していたが覆された。
月瀬の当番神主が云うには「明日はうちも稲刈りだ」。
(H24. 8.28 EOS40D撮影)
(H24. 8.28 SB932SH撮影)