今回の観察会は夕刻前から始まる。
里や野にいる虫の声。
鳴く虫を観察する時間帯は騒がしい日中の喧騒を避けて日が暮れるころに始まるのだ。
夜の観察に備えて草むらなどにいる虫を見ておく。
場所はといえば大和民俗公園。
矢田東村に近い広場が第一場。
集合時間は16時だった。
その時間帯は田中町で湯立て神事を取材していた。
大急ぎでやってきた広場には観察を済ませて少年自然の家に戻るときであった。
「いつの間に来ていたん」と云われる。
「そう、神出鬼没なんです」と答える。
久しぶりに見るT先生。
大きな声は100m先からでも聞こえてくる。
この日は後半しか参加できない重なり日。
小休止をとる間もなく観察に紛れ込む。
湿気でしょうか、衣服が汗でびっしょりの観察会であった。
夕食弁当を摂ってしばらくの休憩タイム。
夕陽も沈んで夜の佇まいに移った時間帯。
「虫を驚かさないように静かに歩きましょう」の声が聞こえたでしょうか。
虫の鳴き声を静かに聞く・・・そんなことに気を使うことない子供たちからは元気さをもらった日でもある。
ライトに照らされた昆虫に群がる子供たち。
まるで光りに誘われる虫のように見えたのは私だけか。
夜間の観察会は真っ暗。
ペンライトは虫を探すときだけに使う道具。
これを忘れてしまった観察会。
メモを残しておいたが判別できないぐらい文字は○□!△?☆・・・。

カマキリの眼は夜中になればサングラスになるのか。
それとも光りを当てるからサングラスになるのか。
よく判らないが、ぱっとライトが当たったときだけサングラスであったような・・・気がする。
ライトを消せば元に戻ったのか、確認のしようがない。
じっくり観察する時間がいると思ったが、行程は次に向う。

もう一匹現れたのはオオカマキリだ。
同じようにライトを当てればサングラス状態になる。
さてさて、だ。

次に現れたのはウマオイ。
メモを残していたから名前は判るが、一人で行くときゃ△?○□!☆だろう。
この日も附小の若手先生方が教育実習のための採集をされている。
これが見つかったとライトに照らしてくれたのがこれ。

少年自然の家近くの水田にいたというタイコウチだ。

さすがに附小の先生は眼が若い。
暗闇でも目利きができる。

これは一目で判るカブトムシのメス。
闇の中でじっとしていた。
三ノ矢塚を通り抜けて丘陵地へ向かった。
草むらには数々の鳴き声が聞こえてくるが、正体は判らない。
いつまで経っても耳利きができない。
あれは○、これは□と云われてもどれがどれやらさっぱり。
そんな場にいた昆虫。

タテハチョウ科目のツマグロヒョウモン♂だそうだが、文様が丸、四角、三角、五角形などなどで実にサイケデリックな文様に惚れ惚れする。
お休み中に起こしてしまって申しわけない。

じっと佇んでいたのはウスバキトンボ。
ストロボを当てすぎると真昼間のようになってしまった。
そうはならんようになんとか駆使して撮ったが、どうだか・・。
夜の虫の生態を撮るのは難しい。
私は見つけることができないが、子供たちは難なく探してくる。

これは夜の踊り子のように見えたクサキリだ。
この場に咲いているのが夜の花。

照らしぐあいをなんとかして撮ったカラスウリ。
夜に咲く花は怪しい姿に見えるのだ。

その場にいたのはコクワガタは小型のクワガタである。
そろそろ大合唱が聞こえてくる時間帯。
時計を見れば19時36分だった。
ガチャガチャ、ガチャガチャ、ガチャガチャ。
クツワムシが生息する地域に到着した。

これは後ろ姿のクツワムシ。
視線にはメスがいる。求愛しているオスの姿であった。
真っ暗な林道。
クロマドボタルが怪しい光りを放っている。
ちっちゃな姿はライトペンで探しても見つからない。
目を凝らしてじっと観察すれば、ジワーと見えてきたが、撮影は三脚がなければ無理だ。

クロマドボタルの撮影は諦めてトゲナナフシを捉えた。
これも附小の先生が見つけた。
真っ暗な中でようまぁ探しだすもんだと思うのである。
「よっ、達人」ってことだ。

ハヤシノウマオイは撮り逃がしましたが、ラストショーに魅せてくれたクツワムシ。
白くとじわー見えるのが激しく擦っているガチャガチャの発生源だ。
大汗をかいたが、一夜の観察に感動した。
(H24. 9. 1 EOS40D撮影)
里や野にいる虫の声。
鳴く虫を観察する時間帯は騒がしい日中の喧騒を避けて日が暮れるころに始まるのだ。
夜の観察に備えて草むらなどにいる虫を見ておく。
場所はといえば大和民俗公園。
矢田東村に近い広場が第一場。
集合時間は16時だった。
その時間帯は田中町で湯立て神事を取材していた。
大急ぎでやってきた広場には観察を済ませて少年自然の家に戻るときであった。
「いつの間に来ていたん」と云われる。
「そう、神出鬼没なんです」と答える。
久しぶりに見るT先生。
大きな声は100m先からでも聞こえてくる。
この日は後半しか参加できない重なり日。
小休止をとる間もなく観察に紛れ込む。
湿気でしょうか、衣服が汗でびっしょりの観察会であった。
夕食弁当を摂ってしばらくの休憩タイム。
夕陽も沈んで夜の佇まいに移った時間帯。
「虫を驚かさないように静かに歩きましょう」の声が聞こえたでしょうか。
虫の鳴き声を静かに聞く・・・そんなことに気を使うことない子供たちからは元気さをもらった日でもある。
ライトに照らされた昆虫に群がる子供たち。
まるで光りに誘われる虫のように見えたのは私だけか。
夜間の観察会は真っ暗。
ペンライトは虫を探すときだけに使う道具。
これを忘れてしまった観察会。
メモを残しておいたが判別できないぐらい文字は○□!△?☆・・・。

カマキリの眼は夜中になればサングラスになるのか。
それとも光りを当てるからサングラスになるのか。
よく判らないが、ぱっとライトが当たったときだけサングラスであったような・・・気がする。
ライトを消せば元に戻ったのか、確認のしようがない。
じっくり観察する時間がいると思ったが、行程は次に向う。

もう一匹現れたのはオオカマキリだ。
同じようにライトを当てればサングラス状態になる。
さてさて、だ。

次に現れたのはウマオイ。
メモを残していたから名前は判るが、一人で行くときゃ△?○□!☆だろう。
この日も附小の若手先生方が教育実習のための採集をされている。
これが見つかったとライトに照らしてくれたのがこれ。

少年自然の家近くの水田にいたというタイコウチだ。

さすがに附小の先生は眼が若い。
暗闇でも目利きができる。

これは一目で判るカブトムシのメス。
闇の中でじっとしていた。
三ノ矢塚を通り抜けて丘陵地へ向かった。
草むらには数々の鳴き声が聞こえてくるが、正体は判らない。
いつまで経っても耳利きができない。
あれは○、これは□と云われてもどれがどれやらさっぱり。
そんな場にいた昆虫。

タテハチョウ科目のツマグロヒョウモン♂だそうだが、文様が丸、四角、三角、五角形などなどで実にサイケデリックな文様に惚れ惚れする。
お休み中に起こしてしまって申しわけない。

じっと佇んでいたのはウスバキトンボ。
ストロボを当てすぎると真昼間のようになってしまった。
そうはならんようになんとか駆使して撮ったが、どうだか・・。
夜の虫の生態を撮るのは難しい。
私は見つけることができないが、子供たちは難なく探してくる。

これは夜の踊り子のように見えたクサキリだ。
この場に咲いているのが夜の花。

照らしぐあいをなんとかして撮ったカラスウリ。
夜に咲く花は怪しい姿に見えるのだ。

その場にいたのはコクワガタは小型のクワガタである。
そろそろ大合唱が聞こえてくる時間帯。
時計を見れば19時36分だった。
ガチャガチャ、ガチャガチャ、ガチャガチャ。
クツワムシが生息する地域に到着した。

これは後ろ姿のクツワムシ。
視線にはメスがいる。求愛しているオスの姿であった。
真っ暗な林道。
クロマドボタルが怪しい光りを放っている。
ちっちゃな姿はライトペンで探しても見つからない。
目を凝らしてじっと観察すれば、ジワーと見えてきたが、撮影は三脚がなければ無理だ。

クロマドボタルの撮影は諦めてトゲナナフシを捉えた。
これも附小の先生が見つけた。
真っ暗な中でようまぁ探しだすもんだと思うのである。
「よっ、達人」ってことだ。

ハヤシノウマオイは撮り逃がしましたが、ラストショーに魅せてくれたクツワムシ。
白くとじわー見えるのが激しく擦っているガチャガチャの発生源だ。
大汗をかいたが、一夜の観察に感動した。
(H24. 9. 1 EOS40D撮影)