今年も案内状が届いた西井康元と藍山会本藍染作品展。
今年で15回目を迎える。
場所は例年とおりのやまと郡山城ホールの1階。
城ホール事務所前を通って会場に入ろうとしたときだ。
藍染したものであるのか判らないが一枚の案内があった。
それには「藍の光景」とある。
今年のテーマはそれだ。
FBでも案内されている西井康元さんにお会いするのは2月14日に行われた講演会以来だ。
受付におられた西井さん。
大和郡山市の地蔵尊情報に感謝される。
西井さんが担っている民生委員の仲間にHさんがおられる。
間接的にお願いされた地蔵尊情報はHさんに提供した。
足かけ何年間もかけて市内の地蔵尊の場所や管理者、地蔵盆の有無、特徴などを纏めた資料である。
届けたHさんはたいそう喜んでおられた。
資料を手掛かりに記録写真を撮り続けているという。
お役に立てていることは嬉しいことだ。
人とのつながりはどこで出合うか判らないが、いい形になれば嬉しいものである。
この日の受付をしていたSさんもそうだ。
出会いは平成26年の1月に遡る。
前年の1月8日に取材した平群町福貴畑の勧請掛けが発端だ。
勧請掛けに参加されていたのは女史のご両親だった。
話しによれば女史は自宅で仕事をしていると云っていた。
後日にメールをくださった女史に写させていただいた両親の写真を送ったことがある。
たいそう喜んでおられた。
一度、お会いしたくて自宅を訪問したら女史がおられた。
話題は広がり何故か藍染になった。
西井さんが主宰される藍染の指導を受けているというのだ。
いつかは作品も作られると思っていた。
デザイナー職でもある女史の作品はどのような作風を描かれるのか楽しみにしていた。
ご自身のFBにその作品を公開された。
これは是非とも拝見しなくては・・と思って会場に来たのだ。
出会いは行事であったが藍染に繋がった。
藍染会の作品展は何年か前から訪れるようになった。
毎回、新しい試みもあって楽しみにしている。
今回、一番に見たかったのは息子さんの元洋さんの作品だ。
それも「電線」を景観に入れている作品である。
これまでの藍染は幾何学的模様がほとんどだった。
風景・景観をあしらった作品もある。
西井さんの作品は独自性がある。
写真撮りにも役立つ作風にいつも感心して拝見していたが、今回の「電線」は感動ものである。
風景写真家は人工物を入れて描写することはない。
おつきあいしている風景写真家の吉崎さんは人工物も撮りいれている。
その作風にいつも感心している。
「干す」をテーマに撮り始めた民俗写真。
風景のなかに民俗性を入れて記録している。
民俗性とは生活感である。
里、野、山に暮らす人々が営む景観を撮る。
それが風景のなかにある民俗である。
息子さんの作品はまさにそれがあった。
「電線」である。
私から見れば画期的な作品だと思うのである。
親父さんの感性とは違った独自性をもつ藍染作品にしばし見惚れる。
今後はどのように展開されるのか、楽しみがまたひとつ増えた。
ちなみに女史の作品は月を表現したと思える黄色が特徴だ。
太陽ならば赤色であろうが、イエロームーンなのだ。
心に焼き付く色遣いに圧倒される。
(H27. 6.27 SB932SH撮影)
今年で15回目を迎える。
場所は例年とおりのやまと郡山城ホールの1階。
城ホール事務所前を通って会場に入ろうとしたときだ。
藍染したものであるのか判らないが一枚の案内があった。
それには「藍の光景」とある。
今年のテーマはそれだ。
FBでも案内されている西井康元さんにお会いするのは2月14日に行われた講演会以来だ。
受付におられた西井さん。
大和郡山市の地蔵尊情報に感謝される。
西井さんが担っている民生委員の仲間にHさんがおられる。
間接的にお願いされた地蔵尊情報はHさんに提供した。
足かけ何年間もかけて市内の地蔵尊の場所や管理者、地蔵盆の有無、特徴などを纏めた資料である。
届けたHさんはたいそう喜んでおられた。
資料を手掛かりに記録写真を撮り続けているという。
お役に立てていることは嬉しいことだ。
人とのつながりはどこで出合うか判らないが、いい形になれば嬉しいものである。
この日の受付をしていたSさんもそうだ。
出会いは平成26年の1月に遡る。
前年の1月8日に取材した平群町福貴畑の勧請掛けが発端だ。
勧請掛けに参加されていたのは女史のご両親だった。
話しによれば女史は自宅で仕事をしていると云っていた。
後日にメールをくださった女史に写させていただいた両親の写真を送ったことがある。
たいそう喜んでおられた。
一度、お会いしたくて自宅を訪問したら女史がおられた。
話題は広がり何故か藍染になった。
西井さんが主宰される藍染の指導を受けているというのだ。
いつかは作品も作られると思っていた。
デザイナー職でもある女史の作品はどのような作風を描かれるのか楽しみにしていた。
ご自身のFBにその作品を公開された。
これは是非とも拝見しなくては・・と思って会場に来たのだ。
出会いは行事であったが藍染に繋がった。
藍染会の作品展は何年か前から訪れるようになった。
毎回、新しい試みもあって楽しみにしている。
今回、一番に見たかったのは息子さんの元洋さんの作品だ。
それも「電線」を景観に入れている作品である。
これまでの藍染は幾何学的模様がほとんどだった。
風景・景観をあしらった作品もある。
西井さんの作品は独自性がある。
写真撮りにも役立つ作風にいつも感心して拝見していたが、今回の「電線」は感動ものである。
風景写真家は人工物を入れて描写することはない。
おつきあいしている風景写真家の吉崎さんは人工物も撮りいれている。
その作風にいつも感心している。
「干す」をテーマに撮り始めた民俗写真。
風景のなかに民俗性を入れて記録している。
民俗性とは生活感である。
里、野、山に暮らす人々が営む景観を撮る。
それが風景のなかにある民俗である。
息子さんの作品はまさにそれがあった。
「電線」である。
私から見れば画期的な作品だと思うのである。
親父さんの感性とは違った独自性をもつ藍染作品にしばし見惚れる。
今後はどのように展開されるのか、楽しみがまたひとつ増えた。
ちなみに女史の作品は月を表現したと思える黄色が特徴だ。
太陽ならば赤色であろうが、イエロームーンなのだ。
心に焼き付く色遣いに圧倒される。
(H27. 6.27 SB932SH撮影)