取材を終えて帰路につく。
ガソリンを満タンにして帰る道中でのことだ。
運転席の室内ライトが点灯した。
半ドアになっていたのだろうか。
長い信号待ちに降りてドアの具合を確かめてみる。
なんともないが念のためと思って開け閉めをするも同じ状態が続く。
おかしな症状だ。
自宅に戻って気になっていたバックドアも開け閉めすれば室内ライトが消灯した。
やはりこれかと思って駐車場に入れる。
ところがだ。
いつもの通りに電子キーを外して車を出る。
運転席のドアを閉める。
室内ライトはしばらくすれば消えるはずだ。
10秒待っても消えない。
後部座席側のドアかもしれないと思って開け閉めするも事象は解消されない。
こうなりゃ電子キーを押してロックする。
ライトは点いたままだ。
この状態で電子キーを押してもドアは解除されない。
ロックがかかったままなのだ。
こんなことは初めてだ。
何度か電子キーを押したらドアのロックは解除された。
なんとなく気持ちが落ち着かないが、もう一度電子キーを押したら正常にドアはロックされた。
これまで数回発生した室内ライトが点いたままの状態で電子キー・ドアロックしたことがある。
同じ事象だと思って自宅に入った。
なんやかやと作業をしていたときだ。
どこかでアラームが聞こえてきた。
もしかとすれば愛車ではないかと思って玄関を開ける。
アラームが鳴っていたのは愛車だった。
何らかの事象が発生してセキュリテイアラームが鳴りだしたのだ。
なんらかという箇所はドアしかない。
たぶんにドアの接触具合が異常な状態になったと思った。
駐車すれば電子キーでドアロックするのは当然なことだが、いつ異常な状態になってもおかしくない状況はそのままにしておくわけにはいかない。
緊急な対応は電話連絡。
購入したAKGコーポレーションに電話をする。
事象を伝えれば電気関係の故障に違いないということで車を走らせる。
相変わらず室内ライトは点灯したままだ。
ところがだ。
ときおりライトは消灯するのだ。
走行中の振動を受けてドアの接点部が離れたりくっついたりしているのだろう。
到着してすぐさま状態を確認されるAKG代表。
一般的であれば運転席側のドアSWに問題があることが多い。
SWを手で押して確かめる。
接点はおかしくない。
次は後部座席側のスライドドアだ。
ぺこぺこ押してみても反応しない。
このSWが異常と判断されてあれこれ作業をするも明確な原因は掴めない。
SW部分を外してリレー回路なども確認するが電気部品には問題が見られない。
むしろ押すゴム部の入り込み方と接点部の動作に甘さがあるようだとグリスを塗り込んで処置した。
異常は発生しない。
外したボックス部や接点部を締めて戻す。
SWを押す。
押しても室内ライトは消灯しない。
原因はここではなかった。
往路走行中に発生した室内ライトの点灯・消灯事象。
かすかな道路の凸凹具合で振動する愛車。
運転席・後部座席側は横揺れの際に感知するが、縦揺れとなればバックドアしかない。
スズキエブリイジョインターボのバックドアは跳ね上げ式。
愛車の軽バン商用ナンバー。
中古で出品されるまでは商店荷物を運んでいたと思われる。
揚げ閉めは運転席ぐらいに多かろう。
長年の縦揺れにSWの甘さが出て事象が発生したのではないだろうか。
代表もそう判断された。
バックドアは押しゴム式ではない。
左右から噛む方式である。
微妙な間隔があると思われて同じようにグリスを塗った。
特に問題もなく室内ライトは消灯するし、電子キーロックも正常に動作する。
万が一、同一事象が発生したときはバックドアSWの固定位置を微調整するからしばらく様子を見ていただきたいと伝えられて自宅に戻った復路走行。
室内ライトの点灯はまったく発生しなかった。
原因はここであったのだ。
翌朝の29日は仕事日。
駐車場から愛車を出す。
いきなり室内ライトが点灯した。
我が家の駐車場は平坦ではなく傾斜している。
出発時は下りになる。
市道に出れば一旦は消灯する。
市道は県道に繋がる。
そこはもっと急な傾斜路。
またもや室内ライトが点灯した。
奈良県立病院導入路工事に伴って民家を撤去していた通りを抜けて大和中央道に出る。
ここからも下りでライトは点灯する。
消えては点灯を繰り返す。
下りに発生するということはバックドアに荷重がかかるということだ。
大和中央道は平坦道だが、ときおり点灯・消灯を繰り返す。
仕事を終えた午後、AKGコーポレーションに事象を伝えた。
すぐに対応するというので急行する。
代表は不在であったが従業員に事象を伝えていた。
すぐに見ましょうといって事象を確認される。
待つこと30分。
従業員の回答は事象が判ったという。
「事務所周りを走行したらライトが点灯した。特に段差がある処で発生した。バックドアのSW部分に甘さがあるので微調整した。それはコンマ数ミリの間隔だ。微妙な加減を調整して固定した。再度、段差のある処を走行すれば事象はでなかった」と話す。
万が一、再発するようであればSW部品の交換を考えたいという。
完全な調整ではないが、帰路にかかったミュージックはモップスの「たどり着いたらいつも雨ふり」だった。
軽快な曲は若い時からよくカラオケで歌っていた。
歌詞はともかく心が晴れるのは、この一曲。
思わず一曲すべてを歌っていた。
それから2時間後の夜7時半。
突然のごとく警報がビービー・・と発生した。
なんらかの揺れがあったもようだ。
高音で発する警報を慌てて止める。
仕方がない。
電子キーではなく一般的な予備のキーでロックした。
翌日の30日に電話をした。
状況は変わらず、あることを伝えたAKGコーポレーション。
本格的な調査をするという。
それに際して代車を用意するのでしばらく待つことにした。
(H27. 6.28 SB932SH撮影)
ガソリンを満タンにして帰る道中でのことだ。
運転席の室内ライトが点灯した。
半ドアになっていたのだろうか。
長い信号待ちに降りてドアの具合を確かめてみる。
なんともないが念のためと思って開け閉めをするも同じ状態が続く。
おかしな症状だ。
自宅に戻って気になっていたバックドアも開け閉めすれば室内ライトが消灯した。
やはりこれかと思って駐車場に入れる。
ところがだ。
いつもの通りに電子キーを外して車を出る。
運転席のドアを閉める。
室内ライトはしばらくすれば消えるはずだ。
10秒待っても消えない。
後部座席側のドアかもしれないと思って開け閉めするも事象は解消されない。
こうなりゃ電子キーを押してロックする。
ライトは点いたままだ。
この状態で電子キーを押してもドアは解除されない。
ロックがかかったままなのだ。
こんなことは初めてだ。
何度か電子キーを押したらドアのロックは解除された。
なんとなく気持ちが落ち着かないが、もう一度電子キーを押したら正常にドアはロックされた。
これまで数回発生した室内ライトが点いたままの状態で電子キー・ドアロックしたことがある。
同じ事象だと思って自宅に入った。
なんやかやと作業をしていたときだ。
どこかでアラームが聞こえてきた。
もしかとすれば愛車ではないかと思って玄関を開ける。
アラームが鳴っていたのは愛車だった。
何らかの事象が発生してセキュリテイアラームが鳴りだしたのだ。
なんらかという箇所はドアしかない。
たぶんにドアの接触具合が異常な状態になったと思った。
駐車すれば電子キーでドアロックするのは当然なことだが、いつ異常な状態になってもおかしくない状況はそのままにしておくわけにはいかない。
緊急な対応は電話連絡。
購入したAKGコーポレーションに電話をする。
事象を伝えれば電気関係の故障に違いないということで車を走らせる。
相変わらず室内ライトは点灯したままだ。
ところがだ。
ときおりライトは消灯するのだ。
走行中の振動を受けてドアの接点部が離れたりくっついたりしているのだろう。
到着してすぐさま状態を確認されるAKG代表。
一般的であれば運転席側のドアSWに問題があることが多い。
SWを手で押して確かめる。
接点はおかしくない。
次は後部座席側のスライドドアだ。
ぺこぺこ押してみても反応しない。
このSWが異常と判断されてあれこれ作業をするも明確な原因は掴めない。
SW部分を外してリレー回路なども確認するが電気部品には問題が見られない。
むしろ押すゴム部の入り込み方と接点部の動作に甘さがあるようだとグリスを塗り込んで処置した。
異常は発生しない。
外したボックス部や接点部を締めて戻す。
SWを押す。
押しても室内ライトは消灯しない。
原因はここではなかった。
往路走行中に発生した室内ライトの点灯・消灯事象。
かすかな道路の凸凹具合で振動する愛車。
運転席・後部座席側は横揺れの際に感知するが、縦揺れとなればバックドアしかない。
スズキエブリイジョインターボのバックドアは跳ね上げ式。
愛車の軽バン商用ナンバー。
中古で出品されるまでは商店荷物を運んでいたと思われる。
揚げ閉めは運転席ぐらいに多かろう。
長年の縦揺れにSWの甘さが出て事象が発生したのではないだろうか。
代表もそう判断された。
バックドアは押しゴム式ではない。
左右から噛む方式である。
微妙な間隔があると思われて同じようにグリスを塗った。
特に問題もなく室内ライトは消灯するし、電子キーロックも正常に動作する。
万が一、同一事象が発生したときはバックドアSWの固定位置を微調整するからしばらく様子を見ていただきたいと伝えられて自宅に戻った復路走行。
室内ライトの点灯はまったく発生しなかった。
原因はここであったのだ。
翌朝の29日は仕事日。
駐車場から愛車を出す。
いきなり室内ライトが点灯した。
我が家の駐車場は平坦ではなく傾斜している。
出発時は下りになる。
市道に出れば一旦は消灯する。
市道は県道に繋がる。
そこはもっと急な傾斜路。
またもや室内ライトが点灯した。
奈良県立病院導入路工事に伴って民家を撤去していた通りを抜けて大和中央道に出る。
ここからも下りでライトは点灯する。
消えては点灯を繰り返す。
下りに発生するということはバックドアに荷重がかかるということだ。
大和中央道は平坦道だが、ときおり点灯・消灯を繰り返す。
仕事を終えた午後、AKGコーポレーションに事象を伝えた。
すぐに対応するというので急行する。
代表は不在であったが従業員に事象を伝えていた。
すぐに見ましょうといって事象を確認される。
待つこと30分。
従業員の回答は事象が判ったという。
「事務所周りを走行したらライトが点灯した。特に段差がある処で発生した。バックドアのSW部分に甘さがあるので微調整した。それはコンマ数ミリの間隔だ。微妙な加減を調整して固定した。再度、段差のある処を走行すれば事象はでなかった」と話す。
万が一、再発するようであればSW部品の交換を考えたいという。
完全な調整ではないが、帰路にかかったミュージックはモップスの「たどり着いたらいつも雨ふり」だった。
軽快な曲は若い時からよくカラオケで歌っていた。
歌詞はともかく心が晴れるのは、この一曲。
思わず一曲すべてを歌っていた。
それから2時間後の夜7時半。
突然のごとく警報がビービー・・と発生した。
なんらかの揺れがあったもようだ。
高音で発する警報を慌てて止める。
仕方がない。
電子キーではなく一般的な予備のキーでロックした。
翌日の30日に電話をした。
状況は変わらず、あることを伝えたAKGコーポレーション。
本格的な調査をするという。
それに際して代車を用意するのでしばらく待つことにした。
(H27. 6.28 SB932SH撮影)