マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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退院後初の外来診察

2016年05月26日 11時29分09秒 | むびょうそくさい
退院してから2週間後。

初回診察に病院へ向かう。

午前中は外来棟奥の駐車場が満杯。

溢れた車は入場待ちの行列になっていた。

警備の案内で少し離れた場に指定駐車場を教えてもらって方角を替えた。

路地駐車の半分以上が空いていた。

そこから歩いても数百メートル。

歩行速度はまだまだ。

かーさんに着いていくのが精いっぱいだ。

1階で診察券を入れて本日の診察を受付で確認する。

案内された検査フロアーは4階。

総合検査受付を済ませてから診察前検査の採血をする。

採血量は4本分。

いろいろな検査に使うのだろう。

同フロアーで胸部レントゲンの撮影もある。

撮影士は私の顔を覚えている。

入院時はそれほど検査があったということだ。

レントゲンは入院時と同じで正面と横面撮影。

検査が終わったのは、受付を済ませてから20分。

診察は2階になる。

検査結果が出て医師の診察。

予定時間はこれより1時間20分後。

お昼近くになる。

心臓血管外科診療室の前で座って呼び出しを待つ。

1診と2診の診断時間が表示されていたが、途中で2診だけになった。

1診を担当する医師の都合があったのかどうかは存知しない。

呼び出しがあった。

診察券は受付の女性職員に手渡す。

診察券は首紐が付いたカードケースに入れて戻される。

診察券を表示することで患者入れ違いの誤診察を避けているのだろう。

待合室に置いてあった血圧計で測ってみる。

実に2週間ぶりだ。

血圧は112-75。

脈拍数は79。

特に問題がない範囲内だ。

実は数日前から足の浮腫みが出ていた。

気にはなるが、特に問題はないという診察のM医師。

血液検査の結果によれば、まったく異状が認められないという。

ワーファリンの服用量を若干下げてみようという。

次の診断は4週間後。

本日いただくワーファリンの量は2.5mg。

1mgも減ったが、3カ月間は継続だ。

肺の水溜まり具合は極、極、僅かになった。

その関係であろう、最近は咳・痰が極端に少なくなっている。

ちなみに肺の水溜まり具合はどれくらいか。

それはレントゲン結果を比較することで判る。

退院直前に撮った画像と、この日撮影した画像を見比べる。

ほとんどが消えていることがよく判る。

随分と減ってもう少しのように見えた水溜まり。

来月の診察が楽しみになる。

開腹切断した肋骨・脊柱がくっつき始めるのは術後の3カ月後。

長い期間である。

現在はまだくっついていない。

何も手当をしなければ、骨が広がる状態にある。

広がりを抑止するのが胸帯。

切断カ所の上部、つまり喉仏した10cm以上に亘って痛みがある。

痛みといってもズキズキするものではないが、痛みを感じなくなるのはいつになるだろうか。

外科手術を受けた患者は一様にそう云うらしい。

骨は手術の際にリングのようなものを巻き付けて離れないようにしている。

そのリングは胸部レントゲンでは鮮明な画像化できないようだ。

次回の検査で消えていることを祈りたい。

術後の状況は特に問題も見られないので、仕事に就けるかどうか医師の診断を仰いだ。

仕事は患者さんの送迎。

車を走らせ、停めてドアの開け閉めは多いが、力仕事はない。

そういう仕事ですが、どうでしょうかと恐る恐る尋ねた

。結果は就いて良し、である。

走る、力を入れるなど心臓に負担をかけることは避けて行動してくださいという。

尤も、ご自身がいちばん身体の状態を把握しているので無理のないような範囲内で就く日を判断してくださいと云う。

ありがたいお言葉である。

ちなみに不整脈の状態については今回の診察に入っていない。

血液検査においても支障のない範囲内であるが、次回の診察に心エコーおよび心電図をプラスしてみようということになった。

入院期間中および今回の診察結果については前入院先のT病院のS外科医師にデータを送るようだ。

現病院の診察は術後の状況を把握するため、1年後まで続けられるが、もしかとすれば前入院先と現病院と併用診察になるかもしれないという。

診察を終えて気になっていたことを尋ねる。

入院中は幾度もレントゲン撮影をしてきたが、放射線のことが気がかりだった。

医師の答えは昔のレントゲン撮影は直接撮影。

今の時代は間接撮影なので、放射性物質は気にする必要がないという。

昔に云われていたレントゲンは半年に1回ぐらいやで、というのは頭から消さなくてはならない。

ただ、CTエコー検査は月1回程度という基準があるそうだ。

帰宅してから思いだした。

感じる心臓の現況を伝えておきたかった。

それは何か。

お風呂では肩まで浸かることができないのだ。

胸下まで浸かった段階で息苦しいというか、心臓が圧迫されるような感覚はいつ解消されるのか、である。

もう一つは仰向けができないことだ。

左右どちらも横向きは難なく呼吸ができる。

ところが仰向きになれば圧迫されているようで呼吸がしにくいのである。

これらも3カ月待たなければならないのか。

今後の診療で明らかになるだろう。

(H27. 8.28 記)

退院後初の心臓リハビリ運動

2016年05月26日 08時53分55秒 | むびょうそくさい
この日は退院後における初回のリハビリ運動。

退院後の毎日のリハビリはどうしてきたか、である。

毎日の2回。

午前中に1回、午後は夕方に1回。

それぞれ自宅周辺の街を歩く。

てくてく歩きだから時間はかかる。

およそ1周を20分かけて歩く。

歩行リハビリにうってつけなのが坂道だ。

周辺は段丘差がある。

ときには緩やかに、ある場所は足も鈍足に落ち込む急な坂道。

病院の廊下は水平で歩きやすいが、段丘差があるほうが、足の筋肉トレーニングにもなる。

合計40分の歩行距離は2.5km。

携帯電話の歩数計なので誤差はたぶんにあるが、ある程度の目安になる。

当初はリハビリ施設まではバス・電車・徒歩で行くつもりだった。

退院時に外科医師が伝えた留意事項。

不整脈があるので車利用は避けたほうが望ましいと云われていた。

というのも術後すぐに心不全不整脈が発症しめまいを感じたことだ。

もしや運転中にめまいを生じたら、である。

それに克服するにはいきなり運転するのではなく、徐々に距離を伸ばすことである。

数分で着ける近くのスーパーマーケットで買い物をするとか、用事を作って運転するとか、機会を増やすことである。

1回目は確かに不安だった。

2回目は少し落ち着くも左右確認に首を曲げると同時に上半身もある程度は曲げなくてはならない。

これが苦しいのである。

安全運転はいつもだが、一か月以上も離れていた運転感覚を取り戻すには短い距離を運転する回数を増やさなければならない。

ノロノロ運転の距離は伸びて20分間。

往復で40分間。

何回かこなすうちに慣れてきたのである。

横で乗っていたかーさんも安心できるようになっていた。

開腹手術の傷口は車が揺れるたびにシートベルトが擦れて痛みを生じるが、徐々に感じ方が減少してきた。

片道30分、入院していた病院の外来棟を目指して走る。

早めに家を出て早く着く。

外来病棟奥にある駐車場。

降りた1階。

外来棟に繋がる道だ。

棟に入った瞬間、なぜか歩きが鈍くなる。

かーさんが早くに見える。

おっつくこともできない。

これが私の現状なのだと認識する。

エレベータは4階までだ。

リハビリ室は5階。

階段を登らざるを得ない。

これがまた一歩、一歩の登り方。

足があがらなくなった。

自宅周辺の坂道運動をしてきたが、階段はそれ以上に負担をかける。

リハビリ室受付前の椅子に座って呼吸を整える。

ゆったりした時間を設けて整える。

待つこと30分。

午後の心臓リハビリ受付が始まった。

施設にある血圧測定器で測る。

測った血圧は朝に測った体重も問診票に記入して提出する。

心電図モニターを装着して席に座る。

準備運動・ウオーミングアップ運動で調子を整えて自転車エルゴメーターに乗る。

始めのワークは10からだ。

回転数はほぼ60でペダル漕ぎ。

脈拍・心拍数は74拍から76拍辺り。

運動時には上がって86拍にもなる。

運動時の血圧は109-73。

申し分ない値に満足する。

ペダル漕ぎは25分間。

入院時よりも5分間伸びている。

ワークは徐々に上げられて15、25、35。

疲れも苦しさもまったく感じない「楽」である。

リハビリ療法士のGさんは力強さを感じるという。

おそらくは自宅周辺を毎日2.5kmも歩いている成果であろう。

2週間後の次回はワークを35および40ぐらいに引き上げたい。

毎週水曜日は運動の負荷検査がある。

一度、測定したほうが望ましいと云われるが、本日もまだ不整脈がみられる。

正常な状態にしてから負荷測定することが望ましいとたまたまおられた担当のK循環器内科医師のアドバイスもあって次回のリハビリ時に判定しようということになった。

準備運動やペダル漕ぎを見られたリハビリ療法士と循環器内科医師。

早い段階で体力を戻している。

他の患者さんと比較すればとても早いほうだという。

クールダウン整理運動をしてこの日のリハビリを終えた。

(H27. 8.25 SB932SH撮影)