マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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立野河川敷の自然観察

2016年05月10日 09時23分06秒 | 自然観察会(番外編)
三郷町の龍田大社の茅刈り取材に訪れた大和川河川敷。

茅刈りをされている場にピンク色の花が目に入った。

近寄って撮った花はヒルガオだった。

大きな花は見つけやすいが、小さな花は・・・。

カラスノエンドウのような感じの花が咲いていた。

マメ科に違いないが何だろう。

調べてみれば外来種のクサフジのようだ。



クサフジにはナヨクサフジもある。

どっちであろうか。

草むらに目を落としてみれば僅かに咲いていたカワラナデシコ。

と思ったがどうも違うように思える。

花火のように炸裂した姿は何?。



タカネナデシコでもないような。

オグラセンノウにも似ているが・・色が違う。

センジュガンピにも似ているが河川敷にあること事態がおかしい。

ビランジもそうである。

いろいろ調べたが、結局できずカワラナデシコの変異種にしておこうと思っていた。

この花を見られたFB友人のKさんがヒントを教えてくださった。

もしかとすれば矢車草・・・。

夏枯れで貧弱に見えた花はKさんが伝えた通りの矢車草だった。

花火のように見える花弁がコイノボリの矢車に似ていることからその名がついたようだ。

大和川橋梁下に河川敷に野生種と思われる桑の木があった。

奥のほうに赤い桑の実があったがレンズは近寄れない。

辺りを見渡していたら薄緑色の繭がぶら下がっていた。



上が平らなウスタビガではなく、ぶら下がり方はヤママユガのように思える。

いずれは濃くなるようだ。

(H27. 6.28 EOS40D撮影)