マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

ふにゃっと折れる小枝

2021年01月21日 09時50分37秒 | 自然観察会(番外編)
ほぼ満開になった我が家に咲くセッコク。

淡いピンク色に咲いたセッコクは万里江の名がある。

撮影しやすいように鉢を移動しかけたら何かがおかしい。

すぐ横に育っている樹木は南天。

正月飾りの鉢にあった南天は地植えした。

それから30云年も経った。

まだ老木にはなっていないと思うが、その幹から小枝が突き出す。



おかしなつき方だと思った小枝に糸を引く。

その先にあったセッコクをどけようとしてわかった。

こいつは生物。

まぎれのないエダシャクと思った瞬間にふにゃっと折れた。



曲がったというよりも折れたように見えたエダシャクが動いた。

腰を曲げるように動いた。

思っていた動きよりも素早い動作。



横から見たエダシャク。

動態がよくわかる。

その後のエダシャクはどうなったのか。

1時間後に見たエダシャクは一歩も動かずに同じ場所。

再び、小枝の姿になっていた。

ウキペデイアに“尺取り虫は土瓶落とし”と書かれている。

懐かしい説話であるが、ほんまに架けられる枝と見間違うのか。

土瓶は重たい。

ましてや、枯れ枝のつもりで引っかけたとあるウキペデイア

枯れ枝なら折れるのが当然だ。

そんな説話が出ること自体がおかしい。

何らかの教え、訓話であれば、と思うが・・今のところ説明できない。

(R1. 5. 4 EOS7D撮影)