マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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宵宮灯りの柳町大織冠鎌足神社

2021年07月15日 09時22分34秒 | 大和郡山市へ
帰路に立ち寄ったご近所。

大和郡山市内中心部に柳町がある。

南北に走る柳町商店街。

近年は、街づくり活動に力を入れている。

その柳町に飛び地がある。

尤も、商店街から、どれほど遠い地区にあるんや、といわれてもおかしくない地の飛び地。

その地に鎮座する神社は、大織冠鎌足神社

歴史的な背景など、ここでは省かせていただく。

ほぼ定期的に運動をすることにしたリハビリトレーニング。

自宅を出た車は、大織冠近くを通る。

郡山城跡の西の濠公園。

角地、十字路を曲がって通るいつもの道に、「大織冠鎌足神社」の幟が立つ。

幟は立ったが、祭礼はいつであるのか、その知らせはどこにも掲示されない。

幟を見つけてから、毎日に確かめる大織冠鎌足神社の祭りの動き。

リハビリトレーニング帰りに寄り道した13日の午後12時半。

なんと、鳥居に提灯を掲げていた。

この日を含めて夕方の毎日に訪れた大織冠鎌足神社。

2日後の15日午後5時25分。

鳥居に揚げていた提灯に火が灯っていた。

鳥居か社殿に向けて歩く階段は参拝道。

階段下から見上げたその方向にも灯りが見える。

声も聞こえてきたから、当番の人たちが、祭りの準備をされているんだろう。

集まった人たちは、拝殿内で準備作業。

御供を並べるなどの作業をしていた。

忙しくされているので、声掛けは終わってから、と思っていたが、後ろから一人の男性が参拝に登ってきた。

その男性に声をかけたら、私のことを覚えている、という。

覚えておられたのは、平成29年8月23日に取材した仲仙寺の地蔵盆

仲仙寺の所在地も飛び地の柳町。

そう、大織冠鎌足神社境内に併設する仲仙寺。

いずれも大職冠自治会に新町の東、西(※西自治会は子供さんが少ないらしい)自治会役員が、役に就いている。

7年前に他府県から当地に転居された男性。

数年経ったとき、早くも祭りのトウヤを務めたそうだ。

その年は、平成29年の地蔵盆も役だったから、私のことを覚えていた、という。

現在は、東自治会役員会計務めというから、第二か第三かわからないが、ここ大織冠が故郷になったのでしょう。

ちなみに大織冠鎌足神社の祭主を務めるのは、柳澤神社の若い男神職がしている、という。

せっかくの宵宮に、取材をお願いしたいところだが、今晩は家の事情もあり、次年度以降にあらためてお願いすることにした。

(R1.10.13、15 SB805SH撮影)