マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

丸亀製麺大和郡山店の肉ぶっかけうどん+鶏親子丼にジャンボカニカマ天

2021年11月10日 10時19分16秒 | 食事が主な周辺をお散歩
今月3日も美味しいうどんをたべさせてもらった丸亀製麺大和郡山店

膵臓、胆のうに何かが隠れているのかそれとも・・

結果は来週になるが・・・。

検査が終わった正午の時間に食事処はまたもや丸亀製麺大和郡山店。

帰路の道中もあるし、30%割引券も。



利用せずにはおられない美味しいうどんを食べたい。

前回は牛すきうどん

今回はあっさりと肉ぶっかけうどんを決める。

並みサイズの590円で十分な量の肉ぶっかけうどんはもちろんの冷たいうどん、である。

朝食抜きの検査にお昼は朝直、昼食の合体。

レーンに並ぶ前。

毎回の昼どきに目につく丼札。



ミニサイズかと思う小サイズの親子丼は390円。

おまけにプラスしたむちゃ美味しい170円ジャンボカニカマ天。

支払いは税込みの1150円だが、30%割引券を差し出すと丁度の800円。

一般的な定食よりも安価にいただける肉ぶっかけうどん+鶏親子丼にジャンボカニカマ天。



肉ぶっかけうどんは初めて食べるが、ぶっかけうどんは基本形。

トッピングに生生姜、天かす、刻みネギの3品は欠かせない。

まずは、鶏親子丼。



ぬくぬくできたての鶏親子丼が美味い。

いきなりの美味さを披露してくれる鶏親子丼。

箸が早くも止まらない。

出汁が沁み込んだご飯にたっぷりのふっくら玉子。

鶏肉は少ないが玉子の量が多くて嬉し涙がこぼれるほどの旨さ。

三つ葉の香りは少ないが、ちょっくら混ざっているたまねぎの食感に救われる。

味の決め手はたまねぎ、ではないかと思えるくらいの濃いめの味付け。

刻み揚げもあってか出汁がとにかく旨い。



半分ちょっとまで食べて味替えにジャンボカニカマ天。

店舗添え付けの「だしソース」をちょちょっとかけて食べたらなお一層旨くなる。



とにかく巨大なジャンボカニカマ天。

先日、坊城にあるスーパー万代で3本299円で売っていたジャンボカニカマ。

自宅に持ち帰って天ぷらにしてもろて食べたが、油の違いでか、断然に丸亀製麺の方が美味いし、でかい。

1/3くらい口にして、さぁ次が本日、本命の肉ぶっかけうどん。



ぶっかけうどんにしてはいやに水分が多い。

つまりそれは肉汁である。

味付けは甘いが、肉味はこってり系。

脂もあるある肉ぶっかけがコシの強いうどんに負けとるやないか。

強いコシ麺の弾力で歯を跳ね返す。

ガツーン、ガツーンとくる衝撃のコシ。

いつものぶっかけうどんとのときとは違った食感・味も甘めだからどことなく違和感をもつ。

生生姜も天かすも刻みネギも馴染んでくれない肉ぶっかけ。

半分ほど食べてからテーブルに置いてあった「だししょうゆ」を追いつけ出汁する。

味はようなったが、甘め一方。

その点、牛すきうどんは直線的な味付け。

食の止まらない絶品味だが、肉ぶっかけは中途半端。

肉を探してみたが、味付けされたたまねぎばかり。

そうか、味に水分が混ざっているのはたまねぎなんだ。

どっちつかずの味の肉ぶっかけ。

テーブルにすき焼きのタレでも置いてくれんかのう。

そういや店内に立ててあった肉ぶっかけの写真とぜんぜん違うやないの。

次回の来店日は決めていないが、お肉が入っていそうに見えるカレーうどん。



また騙されるかもわからないが、一度は味わってみたい。

(R2. 2.19 SB805SH撮影)

朝食摂ったがために再設定実施のMRI検査・CTエコー検査

2021年11月09日 09時04分22秒 | むびょうそくさい
本来は、2月5日にする予定だったMRI検査にCTエコー検査。

消化器内科の検査日に朝いちばんの検査がMRI検査。

受付は外来棟の1階にあるMR検査室の受付。

名前を伝えて手渡す検査予約票。

受付担当の女性職員が尋ねた今朝の食事。

「MR検査絶食説明書」にあった記載をすっかり失念していた。

朝食摂ることべからずだったことに今気づいた。

職員は担当主治医に連絡され、本日のMRI検査は中止。

なんとしたことか、と今更悔やんでもしかたない。

併せてCTエコー検査も中止されたが、血液検査だけはしておきましょうと、採血に4階へ行って処置を終えた。

その際に、日程変更を案内された日が、2月19日の本日であった。



9時5分前に到着した生理検査の受付。

「尿は溜めてください」と書いてあったからずっと我慢してやってきたが、受付に尋ねたらレ点がないから、どうぞって・・。

へぇ、そうだったんだ。

本日、最初の検査は、CTエコー検査。

腹部エコー検査を担当されたS検査女史が、「息吸ってーー、ハイ、止めて・・」を繰り返し。

その通りに息を吸って、止めて、を繰り返していた。

どうも腸管が見えにくいようで、ベテランらしき男性の検査士に交替されて続行。

仰向け、左右横向きに座って対応したエコー検査は長時間に亘った。

9時10分から始まって、終わった時間は9時55分。

だいたいは30分くらいかかるエコー検査が40分。

確かに私の腸管は見えにくい。

それというのも長いからである。

そのことは、昨年の令和元年の8月20日に行われた大腸内視鏡検査でわかった。

検査技師が話してくれた私の大腸である。

貴方の大腸は、人より異常に長いから大便が溜まりやすい身体ですと・・。

そのことが、検査結果にどう影響するのか、私の知ることでもなさそうだ。

次の検査は、MRI検査。外来棟でなく旧館の南館にて行われる。

一旦は、外来棟から離れて道路渡った南側に建つ昔懐かしい病棟である。

徒歩数分で着く南館の受付を済ませて、指示書通りに示される最も奥にあるMR検査室に行く。

その検査室の受付担当者の指示は、靴を脱いで院内スリッパに履き替え。

靴下も含めて脱ぎ、パンツ一枚の姿になって検査服に着替える。

オペ室でなく、MR室のベッドに横たわるが、昨年の8月14日に発症した強烈な腰痛もち。

なんとか歩けるようにはなったが、今でも辛い就寝時。

我が家は布団であるから少しマシだが、ベッドの場合はモロに痛みを感じる。

そんな身体、と伝えたら、そろっと寝かせてくれた。

また、足もとやふくらはぎを高くするクッションのセッテイングに、頭は台を設けてもらって頭も上げてくれたからラクラクの姿勢を保つことができた。

ありがとうの心配りが嬉しい。

胸に毛布、そしてやや重ための機械をのせて滑らない、落ちないようにベルトで固定する。

ヘッドフォンを宛がってからドームに運ばれる。

レントゲンのときとは、逆に大きく息を吸ってー、ハイ、そこで息を止める。

これを8回くらい繰り返しているうちに身体が徐々に温まってきて、眠くなってきた。

次に少し長めのタームで、吸ってー、吐いてーを繰り返す。

息を止めることなく繰り返す。

次は、CDが奏でる楽曲に合わせ、普段の呼吸づかいと同じように続ける。

吸ってー、吐いて、吸ってー、吐いて・・・。

何回か繰り返すうちに眠りの世界に吸い込まれて‥‥ハイ、息は止めずに、と声がかかってはっとして、吸う、吐く、これを何度も繰り返すとまたもや眠りの世界に導かれる。

再び検査技師の声に目を覚まして、吸うー、吐くぅ。

次に戻って最初にした、吸うてー、吐いてー、ハイ、息を止めて‥‥。

これらを何回か繰り返して終わった。

「温いから気持ちよく睡眠に陥るでしょう」と言われてそうなんですと返答した。

検査を終えたら南館の受付で会計処理。

クレジットカード支払いに待ち時間はゼロ。

新館よりこっちがいいね、とこれもまた長時間対応。



午前10時20分から始まって11時10分に終えた。

退館しようとした旧館のロビーにマスクの自動販売機があった。

2枚で100円のマスク売り。

必要とするか、しないかはかーさん判断。

ここに売っているとわかっただけでもいいだろ。

(R2. 2. 5 SB805SH撮影)
(R2. 2.19 SB805SH撮影)

得体のしれない獣糞痕・・ありがたくもない追加の糞

2021年11月08日 08時53分28秒 | 自然観察会(番外編)
中庭の雨戸を開けたその下に落ちていた獣の糞。

2月8日のことだった。

獣の糞には雑菌があると想定されたからにはどうするか。

高地、山間地、山麓それぞれに獣が生息している。

昨今では稀でなくなった田畑を荒らす獣たちもまた糞をする。

田畑ではどう処理されているのか、存知しないが、人の入らない山間地ではそのまんまだ。

やがては土壌のバクテリアによって腐敗、樹木などの肥えになる。

そう思っていた・・。

中庭に放置していたらやがて・・が、今朝に開けた雨戸の下に、なんと第2弾が・・・・。

雉打ちは、山でもしてくれりゃいいのだが、こりゃぁなんとかせなあかんな。

(R2. 2.19 SB805SH撮影)

セコい日清のでかうま油そば

2021年11月07日 09時57分34秒 | あれこれインスタント
お昼はなにもないからカップ麺で満たして、と云われて探す買い置きストッカー。

つい最近に買っておいた日清のでかうま油そば

どでかい、美味いを短くくっつけた名前の油そば。

麺が130gもある大量の油そばはまさにでか盛り。



そうか、でか盛りに、旨い、なんだ。

お湯入れ3分を待って蓋を開ける。

蓋の上で温めた液体ソースをとろとろ押し出す。



ラーメン喰いのブロガーやユーチューバーのほとんどが指しぼり。

有名、無名問わずテレビに映る料理人の人たちもそうする指しぼり。

私は箸で袋を挟んでしぼり出す。

何が、違うかって。

どなたでもわかるように箸でしぼり出せば、99%もしぼり出せる。

しかも、である。

指はまったく汚れない。

西洋の人たちの食事道具はスプーン。

しぼり出す道具は別途に作らなあかんが、おっとどっこい日本人なら箸がある。

暮らしのなかでいろんな使い方ができる箸の使い方。

昨今は西洋から来た人も巧いことに使いこなしている。

それはともかくでかうま油そばの味である。

液体ソースを垂らしても、美味しそうな匂いはない。



混ぜてもない。

刺激臭のまったくない油そばソース。

箸で摘まんで食べた一口目。

麺はしこしこ食感の太麺。

しっかりした食感に液体ソースが馴染んだが、全体までは行き渡っていない。

ソースの量はどうも足らない。

混ざり方でわかるソース量。

味付けはこの液体ソースだけだ。

香辛料関係がまったくないでかうま油そば。

麺はいいのだが、味が薄い。

特徴のないソースであるが、油そば感はある。

ベトベトまでとはいかないが、腹が減ってりゃ、とにかく食べよう、という感じのお味。

ずっと食べて底を尽いたでかうま油そば。

ようやく舌が味に馴染んできたが・・。

コクも旨味もない油そば。

パッケージに「醤油だれがうまさの決め手」のメッセージはあるが、メリハリのない油そばでは・・・。

実はパッケージ表記を見逃していた。

あるブロガーさんが書かれていたからわかった勝手に自分の好みでマヨネーズと胡椒をトッピング



日清たるものがありえないことをしだした。

先だって食べた東京拉麺のピリ辛にんにくラーメン

にんにくと辛みも勝手にちょい足し。

それと同等の扱いに、天下の日清がするのかい。

しかもトッピング表記はカップ麺の底面にある。

気がつかなければそれで終わり。

セコイやり方にも腹立たしい。

世の中すべてが、こんな風潮になっていくなら他社に主眼をおかねばなるまい。

で、ほぼ1カ月後の続編。

自分で足さなきゃならないマヨネーズに粉胡椒。

日清が推奨する味わいは試さなきゃならんときがきた。



お湯捨てに、用意していた我が家のマヨネーズに粉胡椒。

かけて混ぜて一口食べたが、劇的な味変でもない。



そりゃないよりかはマシだが、決め手にもならない。

ただただ油まみれの麺をすする。

油の味しか感じない日清のでかうま油そば。

某社のような辛子マヨネーズでなきゃ、食い気は生まれない。

そういや我が家の冷蔵庫に明太子マヨネーズがある。

これだ!。

次回、もし食べる機会があれば、そうしよう。

(R2. 1.26 SB805SH撮影)
(R2. 2.17 SB805SH撮影)
(R2. 3.10 SB805SH撮影)

東京拉麺のピリ辛にんにくラーメンにハチ食品のフライドガーリック

2021年11月06日 10時13分28秒 | カンタンオリジナル
ダイソーに売っていた東京拉麺のピリ辛にんにくラーメン

ちょっと腹満たし量、30gのインスタントラーメン。

以前にも食べたことのある東京拉麺の4パックシリーズ。

税抜き100円で売っていたダイソーの売り場にあったチキン味。

チキンラーメンにより近い味は納得できる味。

今回、買ったのがピリ辛にんにくラーメン。

これだけの量、価格でピリ辛にんにくラーメン。

こりゃ大したもんだと思って買ったが、実は試し買い。

美味しければいいのだが、そんなわけないだろうが、と思ってのこと。

今月の2日に買ってすぐさま食べたピリ辛にんにくラーメン。

想定以上のにんにく無し。



辛みもへったくれもない薄目のチキン味ラーメン。

そういやパッケージに「●辛み、にんにく増しで!!●」と書いてある。

そうなんだ。

商品名はピリ辛にんにくラーメンであるが、辛み、にんにく増しはご自由に、ということなんだ。

つまりは自前で増し増しして食べてくださいな、である。

ならば、スライスにんにくを手に入れなきゃ。

これも探してみたらダイソーにあった。



辛みは何するか。

とりあえずは七味である。

まずはこれで試してみようと昼メシの足しにちょい足しラーメン作り。

数日前に買っておいたハチ食品のそのまんま食べるにんにくフライドガーリック。

東京拉麺ピリ辛にんにくラーメン同様、百均ダイソーで買ったもの。

ピリ辛にんにくラーメンにパラパラ落としたフライドガーリック。



そうしただけでもにんにく臭が鼻にくる。

香り豊かならうまくできあがるだろう。

熱々に沸騰したお湯入れに丁度3分待って蓋を開ける。



ふぁーんと香るが、にんにく臭は弱い。

炒めものには効果はあるが、湯に浸かったらふにゃ弱いのであろうか。

辛みは落とした七味はうどん的。



それでもピリッと辛くなるなら充分。

味はまさにその通り。

フライドガーリックはそのまんま食べたら思い切り食べたらむちゃにんにく臭いけど、湯に浸したらふにゃ感。

味も消える。

入れた量が少なかったからなのか物足りなさは感じるが、味は増した。



じゅるじゅる吸うスープが美味い。

麺はちょっとであるが、小腹に丁度いい加減。

味もまぁまぁだったが、これもアリの味。

残り2玉あるが、何を入れて楽しもうか。

で、続きがある。

何の脈略もないが、17日の晩に食べた鍋料理がある。

我が家で尤も選ばれた極上の味と決めた赤辛鍋。

出汁は、買い置きしてでも確保しておきたいイチビキの赤から

三番とか五番の液体出汁でなくステイックタイプ

これなら少量ずついただけるから我が家では好評だ。

味もええし、使い勝手もいい。

17日の晩に食べた赤辛鍋。

ほんの少しだけ残ったどろどろ液体。

それを利用して作ったラーメン。

これも決まりの菊水の生ラーメンに決まっている。

18日の昼ラーメン。

味はサイコー。

堪能して食べた小鉢に残りかすが付着。

そのまま洗うのはもったいないと思って急遽作って食べたフライドガーリック入り東京拉麺のピリ辛にんにくラーメン

前回の失敗に懲りて、3分待ってから蓋を開けたそこに手で揉んで少し細かくしたフライドガーリックをパラパラ。

今回は七味でなく胡椒。

ラーメンといえば胡椒である。



たっぷり振って食べたフライドガーリック入り東京拉麺のピリ辛にんにくラーメンがむちゃ美味い。

ガーリック味は堪能できたし、胡椒の辛みで倍増味。

病みつきになりそうな最安コスパのフライドガーリック入り東京拉麺のピリ辛にんにくラーメン。

残す1個もこれがいい。

(R2. 2. 2、16、18 SB805SH撮影)

第2回フォトクラブ矢野写真展から民俗談話に拡がる

2021年11月05日 10時46分03秒 | しゃしん
今年が最後になった写真展。

奈良県文化会館で4日間開催の第2回フォトクラブ矢野写真展を拝見する。

しごく感動した大きな写真は東吉子さんの「不思議な映像の竹取物語」。

その他にもあるある大型写真は感動もん。

佐々木哲哉さんの「行列」、佐野守正さんの「夕暮れ」、西川眞人さんの「杜の静観」、南田祐子さんの「安らぎ」、山内豊さんの「梅匂う」、油谷洋子さんの「黎明」。

時間たっぷりかけて観ていた。

ふと目を落としたテーブルに置いてあった豪華本。

昭和43年3月1日、三彩社刊の「お水取り」は入江泰吉作品集。頁を捲ったなかに書いてあった、笹谷良蔵筆の「12本の棒」。

旧暦閏年の場合は13本、と記載していた。

これもまた民俗なり。

旧暦閏年の月数である。

江戸時代までは旧暦。

大の月がある閏年なら13の月数。

で、なければ12の月数。

現在は新暦だから、毎年が同じの12の月数。

“13”の数があれば、間違いなく江戸時代以前を推定できる。

今も続く村行事にも、旧暦大の月数が“13”にさまざまな形態で表現されている。

その形態事例はあまりにも多いので、ここでは述べないが・・・。

笹谷良蔵筆の「12本の棒」は、毎年行われている東大寺二月堂の修二会。

そう人々が、その炎が上がってくる松明に歓声をあげる。

ぐるっと廻したときも大歓声

現在は、10本(※3月12日に限り11本)の松明に歓声を挙げるのだが、旧暦の年であれば松明は13本であった。

また、上堂する練行衆もまた同じように、例年は12人(※現在は11人)で旧暦閏年は13人だった江戸時代の記憶(記録)は、観客たちに伝わっていない。

旧暦閏年に没頭していた会場にさよなら、を伝えて出ようとしたら、お声がかかった。

時間あるなら、ちょっとの20分にコーヒーのお誘い。

お声をかけてくださったのは、大迫力の写真を展示していた西川眞人さん。

積もる話があったのだろう。



コーヒーも、自家製ワンコインランチ弁当も飲食できる場は、文化会館館内の交流サロン。

実は、2月9日に、私も参加している”~大和の民俗を撮る写真の会~”が展示する写真展に行ってきた、という。

今回の展示で9回目。

8回目までの展示会場は県立民俗博物館内の玄関ロビーだった。

耐震工事の関係もあり、今回は初の民俗博物館施設の古民家利用。

茅葺き古民家での展示は、私どもみなが感動した会場。

素晴らしい展示会場に相応しい民俗写真に感銘を受けた、と西川さんが伝えてくれた。

ありがたいお言葉である。

当日は、会場に詰めておられた写真家さんに図録をいただいたそうだ。

浦聡さんがとらえた旧西吉野村永谷の“ハデカケ”は和歌山放送のテレビを見て出かけたことがあるという。

西川さんが、6年前に訪れた永谷は、私も訪れ、“ハデカケ”を取材していた。

最奥に住むおじいさん、おばあさんがハデカケしているところを撮らせてもらった。

おじいさんは、ハデに上がって、足をこう組んで落ちないように構えていた。

おばあさんが下から投げる刈り取った稲束は手を伸ばして空中で受け、すぐさま架ける。

その最奥から向こうは、野迫川村に行きつく道がある。

また、大塔阪本に抜ける街道の途中にある富貴地区もまた同じ構造物があり、稲掛けをして干していた、という。

えっ、である。なんと、富貴地区もまた同じ構造物があり、ハデカケをしていた、というからには、早いうちに訪れて調査しなければならない。

西川さんが、四国の香川に出かけた農村。

道なき道を走ったその場は田園が拡がっていた。

そこにポツンと立つ石柱があった。

その景観が素晴らしく写真に収めていた地はすぐ近くに高知県があった。

県境にある村のようだが地名は知らない。

話してくださる、その石柱は“田の神さん”かも・・、と思った次第。

度々出かける鳥取の地に大とんどがある。

集落は近くにあり、とんど焼きの前日に地区の子供たちがパンツいっちょうの裸姿でとんど周りを一周してから集落を巡って祝儀もらい。

そして、とんど周りを歩いて再び集落で祝儀もらい。

これを3周繰り返す話題に奈良県内の聞き取り事例に山へ行って雑木を集めてとんどを組んでいた子どもたちのことを思い出した。

また、明日香村にすごく近い桜井市・山田のカンピョウ干しも話題にあがった。

そのカンピョウ干しをしていた高齢者が気になっている。

昨年も訪れたが干している気配はなかったので心配していると話した。

そのカンピョウで思い出された西川さんが子供のころの話し。

住んでいた家でカンピョウ干しをして筒井駅前の市場に出して売っていた、と・・・。

西川さんが、16歳からトヨタに勤務する24歳までのころである。

家族総出で作って売っていたカンピョウ。

栽培していたゆうがおの実は夕方までに収穫、作業場に運んだ。

晩食を食べ終わってから皮むき作業をする。

板間に半床に土間。

土間は筵を敷いて皮むきをし、朝になれば滑車のある竿に干していた。

竿は展示写真と同じ形式。

竿は麦わらを巻き、干したカンピョウがくっつかないようにしていた。

当時のお家はどこであるのか。

聞いてみたら、なんと大和郡山の筒井町。

当家は松田家を名乗る武家であった。

それも筒井家の家臣団に属していた松田家。

筒井に住んでおられたなら大晦日に砂を撒いたことはあるのでは、と尋ねたら、まさにドンピシャ。

砂を撒いて家に入って砂の道。

家の外の道にも撒いていた東垣内の八幡神社(※現オークワ筒井北店)に参ってから北垣内に鎮座する菅田比売神社に参っていた。

菩提寺は筒井順慶を祭る光専寺。

筒井町で唯一、今でも砂の道をされているお家を取材したことがある。

そのお家は元酒販店と云えば、即答された“M家”。

実はM家から嫁入りされた。

その人は、当時当主だったMさん。

だから近い親戚になる。

Mさんは写真家井上博道さんとは大いに関係ある従弟さんにあたる、という。

私が砂の道を取材させていただいたのは息子さんのMさん。

父親がしてきた砂の道は2人の孫さんも手伝い、今後も継承されていくことだろう。

話題にあがったカンピョウ干しから砂の道。

西川さんとは、また、深いご縁繋がりに感動した日だった。

ちなみに余談なことだか・・
「奈良県産は市場にでることのない家庭に食されるのがほとんど。稀に道の駅に見たことありますがごく少量。スーパーにあるのは間違いなく中国産。日本産の多くは栃木県産ですが生産者の高齢化により、年々生産量は減少傾向。この先、日本産は消滅に向かっているのです。」

「平成30年(2018年)の都道府県別のかんぴょうの生産量(出荷量)ランキングを参考に・・・

数日後の20日も訪れたきまぐれやさん。

この日も美味しいスペシャルランチをいただいた。



ゆっくり寛げたきまぐれやさん

気になる品物を求めて2階にあがる。

これこれ、スマートに使える装丁付きノートブック。



デザインがお気に入りの装丁付きノートブックは、主に取材記録ノートに使うポケット版。

難点は、メモった文字は、たぶんに小さくなることだろう。

(R2. 2. 8 SB805SH撮影)
(R2. 2.16 SB805SH撮影)
(R2. 2.20 SB805SH撮影)

私がとらえた大和の民俗写真展当番②in大和民俗公園旧萩原家

2021年11月04日 09時38分37秒 | しゃしん(県立民俗博物館展示編)
写真展の当番に就く2月15日。

旧吉川家の前の白梅がそろそろ見ごろだ。

旧臼井家もひな段飾り。

今日、明日のイベントに盛り上がる子供たちはさすがに興味を示さない写真展であるが、古民家を巡るスタンプラリーに夢中だ。

そんな状況にちょっとお声をかけたお父さん、お母さんが興味に惹かれて見てくださる。

来訪者が書いてくださった記帳に「古民家で写真展。素晴らしい企画と写真をありがとう」とか「公園に来たらイベント。素敵な写真に奈良のいろんな行事や仕事などあるのを知れてよかった・・」、「昔の生活にふれて温かみを感じました・・」、「温かい写真に感動・・」、「きれいな風景とそれぞれ思いのある写真で写してくださる方の心の思いがつたわってきます」などなど嬉しい記帳に今夜はいい夢を見そうだ。



写真展は3月8日(日)午後4時まで。展示場所は奈良県大和郡山市矢田町545番地。

拝観も駐車場も無料・・終了しました

(R2. 2.15 SB805SH撮影)

大岩・きまぐれや写真展2020 💭リ・ビューin喫茶きまぐれやに滞在

2021年11月03日 08時34分55秒 | 食事が主な周辺をお散歩
大淀町で初の写真展。

会場は大字大岩にある喫茶きまぐれや。

期間は令和2年の2月3日から月末の28日まで

ほぼ1カ月の展示であるが、展示場を提供してくださった喫茶きまぐれやの営業日は平日のみ。

土日はお休みをいただいている。

しかも、営業時間は午後の1時まで。

展示期間中の顔出しは、会場設営の日に撤収日。

今回は、2月3日前週末の金曜日に伺い設営した。

昼めしの時間に設営完了。

ほっとした気持ちに摂った食事は、日替わりメニューのスペシャルランチ。



なんとワンコインの500円で美味しいランチがいただける。

設営してから2週間も経過。

その間、一度も滞在する日程は確保できなかった。

会場に置いてあった持ち帰り解説シートの残枚数が気になってしょうがない。

残回数が多ければガックシ。

逆に在庫を切ったら・・と思うと、毎週に一度は来やんとあかんなと思うのだが・・

やってきた時間は午前11時半。

そう、食事を見込んだその時間に、数えた残枚数・・・に、えっ。

ありがたいことに置いてあった20枚の解説シートはすべて持ち帰りされていた。

このペースなら補充に20枚で間に合うだろう。

この日に訪れていた2組のご夫婦。

大淀町に下市など近辺に住んでおられる夫妻。

シートを補充していたら、展示している民俗行事に感心もってくださった。

今回の展示は8行事。

平成21年9月に発刊した著書『奈良大和路の年中行事』に掲載した民俗行事数は108行事、特集行事が32行事。オールカラー刷りの216頁。

展示期間中は、会場に見本を置いていたのでお奨めした。

壮年層夫妻は、奈良は北部も南部も遠いから出かけることもないが、掲載していた写真の行事は興味を持たれた。

奈良旅のお供に利用できる解説文にも目を落としていた。

もう一組の高齢者男性は、阪本踊りを取り上げてくださった。

戦後のいつだったか覚えていないが、公演会場で20人が踊っているのを観たことがある、という。

公演会場で拝見したのであれば近畿県内にある伝統民俗芸能行事を紹介するイベントであろう。

下市に鎮座する丹生水分神社付近に住む2人の女性は郡山の阿礼踊りに関心を寄せた。

今里の野神も、灯花会も、瑠璃会も、よく知っているお二人。

いろんなところに足を運んで愉しんでおられるのだろう。

補充したばかりの解説シートをそれぞれの組に一枚ずつ手渡したら喜んでくれはった。

オーナー店主さんがいうには、今回の写真展は観ている人が多く、みな感心をもっていたようで、シートを持ち帰った、と。

一昨日は、まだあったが、昨日はゼロ。

追加補充が間に合った、といってくれたのが嬉しい。

で、ひと息ついて、本日のお昼。

ハムサンドもポテトサラダも旨い。



それ以上に美味しかったスープトマト入りだし汁がうまいんや、と伝えたらワンコインやったら安いなぁって・・・・。

ほんまに安いで・・・と応えるしかない。

香り豊かなローズマリー&レモン。

味にレモンが利いているからだろうか、旨い味に3杯も飲んだ。

喫茶営業を終えて2階にあがる。

そこは旦那さんの作業場。先ほど話していた下市の女性が買い物。

以前、訪れたときよりも商品展示が多くなった、という。

いろんな小物雑貨を作っては販売する作家さんが提供する商品がいっぱい。

それはとにかく多く、見応えある品々ばかり。

千円、二千円のお手ごろ価格に女性たちはあれもこれも購入する。

女性向けの雑貨に目がいった木工品。

犬とか鹿に馬などなどは組み立てパズル。

子どもは外してもうたら元通りにようやれへんから難儀したって、いうお客さんも。

売上金は、それぞれの作家さんが用意した金庫、箱、袋に収納。

売上金の1割をもらってます、と話してくれた。

(R2. 2.14 SB805SH撮影)

大阪ふくちぁんラーメン長原店の日替わりミニ丼セット

2021年11月02日 10時34分52秒 | 食事が主な周辺をお散歩
この日はおふくろの用事の関係で車を走らせる大阪・住之江行き。

1カ月ぶりに出かける時間帯は前回と同じ。

昼食時間に合わせて車を走らせる。

そのために、先に済ませておいた私の確定申告。

早々と終わって待ち時間もあるくらいの余裕もできた。

その時間は1時間。

自宅で処理するパソコン入力。

確定申告の際にいろんな状況変化があった。

これらは翌年のためにメモっておく。

ちゃちゃっと済ませていざ出発した。

大阪ふくちぁんラーメン長原店に入店した時間は正午の12時10分。

お腹の減り具合に丁度いい時間帯に到着した。



私の注文はためらわずに決めた日替わりミニ丼セット。

本日のミニ丼は唐揚げ丼と知ってなおさらこれに決めた。

かーさんはいつもと同じ単品730円のふくちぁんラーメン醤油味。



海苔に煮玉子があるラーメン。

ふと見上げたラーメン紹介のパネルに醤油ラーメンがあった。

海苔も煮玉子も入っていないシンプルな醤油ラーメンは640円。

そうなんだ。

その違いは海苔と煮玉子があるか、ないかであったとは。

初めて気づく大阪ふくちぁんラーメンの仕組みであるが、なんとかくおかしい。

ベースになるふくちぁんラーメンは確か豚骨醤油味ではなかったっけ・・・。

さて、いつもの通り、ラーメンが配膳されるまでのお楽しみは無料でいただけるトッピング。



美味しいキムチに大根なます。

どちらも箸が止まらんほどに旨味。

そうこうしていると唐揚げ丼が配膳された。



見た目はご飯盛りに唐揚げをのせただけ。

なーんだ、ではなくタレはご飯に沁みている。

これが意外と美味いんだな。

唐揚げも美味いがタレは絶品。

お持ち帰りできればいいのだが、それは無理。

1個ちょうだいと云って丼を食べる。

タレが沁み込んでないご飯では味気ないが、タレがかかっていたら美味しいと云って2個も食べた。

残り半分を食べた唐揚げ丼。

タレの沁みていないご飯は大根なますで食べたら、これまた美味いやん。

ご飯が美味しいからそうなる唐揚げ丼。

もちろん唐揚げも美味いが、小さめにしてくれた方が食べやすい。

そうしているうちにそれぞれのラーメンが運ばれた。

かーさんはふくちぁんラーメンの醤油味。



にんにくは少なめで麺の硬さは普通。

チャーシュが3枚も入って美味そう。

旨い、美味いと口にするふくちぁんラーメンの醤油味。

完食である。

スープも煮玉子も麺に絡んでとても美味しい。

これ以外は食べられんなというが、一度はお試しあれ、といったらチャンポンは食べたことがある、という。

食べてわかったチャンポン味はごくごく普通だったらしく、横浜ちゃんぽんを食べたいという。

さて、私の注文ラーメンは肉醤油ラーメン。



単品なら640円の肉醤油ラーメン。

物足りないと思って720円味玉子入りを頼んでいた。

配膳された味玉子入り肉醤油ラーメンは丼いっぱいに肉が拡がっていた。

脂の浮いたラーメン。

見るからに美味そう。



普通盛りのにんにくをスープに溶かして混ぜる。

混ぜ混ぜ手前で止めて一口目。

ほぅ、美味いやん。

ずいぶん昔も食べたことがある肉醤油ラーメン。

あのときよりも肉の量が増えているような気がする。

おろし大根もたっぷり。

にんにくもたっぷり。

味は無茶美味い。

大阪ふくちぁんラーメンでは煮玉子を味玉子と呼んでいるが、これまたむちゃ美味い。

とろーり、トロっとする味玉子に麺をすすって食べたら極上味。

食べているうちに味変。

なぜに味変か、とわかった食べてからの半分目。

大根おろしに見えていたのはにんにく盛りだった。

それから混ぜて食べたお味が実に旨い。

こっちも完食。

麺もスープもすべて食べきって完食。

支払いは現金払い。

1月に来店したときにもらっていたラーメン1杯が200円も割り引いてくれる券をさしだして税込み1309円。



ありがとう~♪大阪ふくちぁん。

機会設けて、また来るよ。

(R2. 2.13 SB805SH撮影)

高速処理の確定申告in奈良図書情報館

2021年11月01日 10時16分15秒 | メモしとこっ!(確定申告編)
午前9時10分に駐車場入り・。

朝早くの確定申告は、今回が初めて。

確定申告会場にはすでに整理券40番までの人たちが入室して椅子に座っていた。



41番以降は午前9時半になるまでお待ちくださいと案内される。

9時半に受付していた番号は80番号。

今日は空いていますとアナウンス。

9時47分、相談申請書類はチェック終了。

次のパソコン入力コーナーへ移動する。

書類提出は、医療費一覧表のみになった。

また、扶養控除者すべては、マイナンバー番号の確認。

但し、今回は未提示のため、当該欄は空白のままの申請である。

相談にのっていた税理士さんが云った。

前年度の申告書類は持参していますか、である。

これまで前年度に申告した控えは必要です、と云われたことがない。

それがあれば確認が早くなるから、控えを持ってきた方がいいとアドバイスを受けた。

パソコン入力は省力化により、2組の申告者に対して税務署職員は1人が対応する。



本人入力を奨めている関係でそうなったが、1年に一度の入力に何を選び、どこにマウスを合わせるのか、隣のブースで独自入力をしていた夫妻。

わからないことが多く、その都度に質問を繰り返していた。

そういうことだから、私は効率性を考えて、入力はお願いし、その入力に誤りがないように確認だけは怠らない。

今年は、雑収入がまったくない。

ないから源泉徴収もない。

と、いうわけで還付金はゼロ円。

持ち帰り封筒をもらい、手渡された本人用印刷物を受け取って終わった時間は午前10時10分。

これまでずっとここで確定申告をしてきたが、こんなに早く終わるなんて、まるで夢のような・・。

あっという間の1時間で終えた。

帰路に遭遇した近鉄特急「しまかぜ」。



踏切待ちに一枚、撮っていた。

(R2. 2.13 SB805SH撮影)