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第7話「禁断の恋」ボビーは殺人の罪に問われた女と恋に落ちた。依頼人との恋愛関係はいついかなる時でもご法度の事柄。しかもこの女は5発の銃弾を撃ち込んでいた。なるほど美人だ。
この女を無罪にしたいと思う一途な気持ちが恋情へと変わっていった。女は検事の事件について不倫ではなかったのかと言う厳しい追及もかわし続けた。ところが、女の部屋の前に住むという男が持ち込んだビデオテープには、殺された男との不倫の場面が収録されていた。テープを持ち込んだ男は、10万ドルで買えと言う。
ボビーは弁論の意欲さえ失ってしまう。法廷でボビーの代わりに最終弁論を行ったユージンは、正当防衛を主張して無罪を勝ち取った。法廷にはテープの男も来ていて、女との微妙な表情のやり取りに気付いたボビーが追求すると、女はテープを買ったこと認めた。恋と事件は、苦い味を残して去って行った。
第8話「生涯最悪の日」事務所の顧客ジョーイの部屋で市会議員が殺される。ゲイ仲間のマーティに警察の疑惑の目が向く。かたくなに証言を拒むジョーイに免責特権を与えて証人席に座らせた。
ところがジョーイは「市会議員を殺したおは私だ」と爆弾発言を行った。被告としてのマーティも免責特権のジョーイも大手を振ってエレベーターに消えた。アメリカでの免責特権については、事件関係者が証言する条件として刑事訴追をしないと約束すること。判事も含めて署名する。判事も検事も弁護人も苦い水を飲まされた一日だった。
ボビー・ドネル(ディラン・マクダーモット)
ジミー・バルッティ(マイケル・バダルコ)
レベッカ・ワシントン(リサ・ゲイ・ハミルトン)
ユージン・ヤング(スティーヴ・ハリス)
エレノア・フラット(カムリン・マンハイム)
リンジー・ドール(ケリー・ウィリアムズ)