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夫を亡くした妻が追慕のあまり、夫に瓜二つの男と恋をするというお話。妻ニッキーにアネット・ベニング。夫ギャレットと瓜二つのトムをエド・ハリス。隣人でニッキーに気のあるロジャー(ロビン・ウィリアムズ)が物語を綴る。
アネット・ベニングは、アカデミー主演女優賞に4回ノミネートされ、エド・ハリスは、アカデミー主演男優賞1回助演男優賞3回ノミネートされ、ロビン・ウィリアムズは、1977年「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー助演男優賞を受賞。主演男優賞として3回ノミネートされるといういずれも実力派俳優で構成されている。
観た感想を結論から言えば、ベテラン俳優を用いながらあまり余情が感じられないし、これを観た人のそれぞれの感じ方に委ねられていると思える。うがった見方を要求されるのか、あるいは作り方に問題があるのか、これは観る人によるだろう。
シアトルから自宅に戻った女子大生のサマー(ジェス・ワイクスラー)は、母親ニッキーから紹介されたトムがあまりにも亡き父とそっくりなのを見て、受け入れられないのか「出て行って!」と叫ぶ。
これは理解できない部分だ。成人した女性が、初対面の人にどんな理由があっても「出て行って!」という言葉は言わないはず。このあたりで白けてしまった。
さらにエンディングに向けて語られる部分も変化球がやってくる。この辺は書くと長くなるので割愛するが、ストレートな終わり方がよかったかもしれない。映画サイト「allcinema」には、レビューが一つもなかった。
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監督
アリー・ポーシン イスラエル生まれ
キャスト
アネット・ベニング1959年5月カンザス州トペカ生まれ。
エド・ハリス1950年11月ニュージャージー州生まれ。
ロビン・ウィリアムズ1951年7月~2014年8月イリノイ州シカゴ生まれ。
ジェス・ワイクスラー1981年6月ケンタッキー州ルイビル生まれ。