しつこく続きです。
Q16. ルール2.2.2 の失格になる基準はなんですか?レゴ マインドストーム(RCX, NXT)は使えますか?他のロボットキットはどうですか?
A16. 日本国内で良く使われているロボットキットについてまとめておきます。
レゴ マインドストーム (RCX, NXT): 問題なく使用できます。
Top Junior 3, e-Gadget: 問題なく使用できます。
BeautoChaser: 問題なく使用できます。
Robo Designer: 問題なく使用できます。
失格になるのは、次のような場合です。
(1) ロボットを組み立てただけで、センサーやプログラムの知識がなくても、ライントレースが出来てしまうような製品を使っている場合。
(2) ロボットキットにオプション部品を付けただけで、チーム独自の工夫が見られない場合。
(3) サンプルプログラムのままや、教室で習ったままのプログラムでチーム独自の工夫が見られない場合。
※チームが使用するロボットキットが大会で使用できるか確認したい場合は、各ブロックの技術委員に問い合わせてください。
勝手な解釈: よく判らないのですが・・・組み立てるだけで、ハードの改造も無く、プログラムを作成することも無く、製品(またはキットを組み立てた)だけでライントレースができてしまうようなものは失格にするゾ!
というのは、よく判ります。
ロボットにはハードとソフトがありますが、そのドチラかがオリジナルであれば良いのでしょうか? それとも両方ともオリジナルでなければいけないのでしょうか?
さらに、「オリジナル」って何? って哲学の問題みたいになっちゃいますねぇ。
ここから暴走モードに入ります。 どれ ポチッとな!
2010年ルールでは無くなってしまいましたが、緑の被災者を判定するのは大変だと思います。 我が家のチームは未だに「緑色」を判断することができませんでした。 しかし、光センサーのパターンの組み合わせでなんとか「緑の被災者」の判断をしていました。 これは、「M&Y」としては自分達の、これまでの研究の成果です。
また、光センサーのLEDを青色に交換したり、センサー自身を自作して成果を上げているチームもいます。
また、Hitech社のカラーセンサーを使って被災者の緑を判定したり、カメラの画像処理でやっているチームもいます。 これらは実験や研究の成果で技術を積み上げているわけですよね。
A16を読むと、回答全体は「ぽや~ん」としている感じですが・・・「動作原理などを理解しなくても、導入すれば、「安易に」必要な機能が実現できる、というような機器を使うと失格だよ。」と、言っているように思います。
つまり、「このキカイを付ければ、(動作原理なんて一切わからなくても)緑の被災者を発見できます。」というものはアウト! ってことになりませんか。
だとすると、TJ3用のカラーセンサーって・・・
全然原理もプログラムも何も理解しなくても、緑の被災者の上に置いて、スイッチを「カチッ!」・・・で、あとは、センサーの値が大きくなるのを待つだけ・・・
別にダイセンを責めたいわけではなくて、このルールの意図や判断基準が良く判らない・・・ということを言いたいだけです。
それとも、この2.2.2は単なる中の国対策なのですか?