今回のお題は「チーム」です。
2.3 Team
2.3.1 Each team must have only one robot in the field.
2.3.2 Each team must have between 2 and 5 members.
2.3.3 A student can be registered on only one team.
2.3.4 Each team member will need to explain their work and should have a specific technical role.
2.3.5 A team is only allowed to participate in one league and sub-league of RoboCupJunior.
2.3.6 Eligibility for the international Rescue leagues is:
• Rescue Line: Open to students from age 11 up to and including 19 years of age (age as of 1st of July).
• Rescue Maze: Open to students from age 11 up to and including 19 years of age (age as of 1st of July).
2.3.7 Team members may compete in Rescue Line twice (2 international events). After competing in Rescue Line twice, they must move to Rescue Maze.
2.3.8 Mentors/parents are not allowed to be with the students during the competition. The students will have to selfgovern themselves (without mentor's supervision or assistance) during the long stretch of hours at the competition.
2.3 チーム
2.3.1 競技には各々のチームからは、ロボットを1台だけ使用できます。
2.3.2 各々のチームは、2人~5人のメンバーが必要です。
2.3.3 メンバーは1つのチームだけに参加できます。
2.3.4各チームメンバーはチームの中で具体的な技術的役割を実施します。そして自分の役割について説明しなければなりません。
2.3.5チームはRoboCupJuniorの1つのリーグおよびサブリーグにのみ参加できます。
2.3.6 世界大会でのレスキュー競技の参加条件は以下のとおりです。
・Rescue Line:11歳から19歳のメンバーが参加できます。(7月1日現在)
・Rescue Maze:11歳から19歳のメンバーが参加できます。(7月1日現在)
2.3.7チームメンバーはRescue Lineで世界大会に参加することができるのは2回までです。その後は Maze に移行して参加することになります。
2.3.8メンターや親は競技会の間はチームメンバーと一緒に行動することはできません。チームメンバーは競技会の間は、(メンターの指示ではなく)自分たちでチーム運営をしなければなりません。
こんな感じでしょうかねぇ。
2.3.1は、競技にはロボット1台・・・当たり前のことです。この項目が残っているのは、以前に話題になった分離ロボットとかの抑制でしょうか?
2.3.2は、今年度の全体の話ですね。これはレスキュールールではなくて、General Rules に入れて欲しいものです。今年は、チームメンバーは2~5人ということで、上限が5人です。
2.3.3、2.3.5が組で、参加者の重複参加を抑制しています。2014年のイランチームの(サッカーとレスキューの重複参加)反省を活かしたのでしょう・・・これもレスキューのルールではなくて、本来は General Rules に書かれるべき内容だと思います。他の競技(サッカーやOnStageのルールにも書かれているのでしょうか?)
2.3.4は、チームの中で何もしない人の参加は禁止、ということです。つまり、参加メンバーは何かしら「技術的役割」が無ければなりません。これは・・・人数合わせに、小さな弟や妹を参加させたり・・・人数が足りないから名前だけ貸してくれ・・・というのを抑制しているのでしょう。実際、私がジャパンオープンでインタビューをしたときに、必ずメンバー全員の役割を質問します。すると・・・「何もやっていません」と(バカ)正直に答えるメンバーが居て、笑っちゃいました。だからといって、弁当係やジュース係などではダメです。「technical role」が必要です。
ただ・・・レスキューって、なんとなく一人チームが多いように思います・・・
2.3.6も、今年限定の話です。本来、今年は、年齢区分(プライマリやセカンダリ)が無くなるハズでした。しかし、きちんと無くしたのはレスキューだけ! その他の競技は(なぜか)年齢区分を残しています。何か、統一感が無いですよね。で・・・年齢区分が無くなったことを明示するために、この項目が残されたようです。
2.3.7は、強制移行の話です。Rescue Line で世界大会に2回参加したメンバーは、次からはRescue Maze での参加になります。と、書かれていますが・・・別に強制的に Rescue Maze に参加させられる訳ではありませんよね。単に、Rescue Line には、これ以上参加できないだけです。ですから、Rescue Maze にも参加できるし、サッカーやOnStageに移行しても良い訳です。(当たり前ですね)
ただ・・・昨年までは、「Rescue Line セカンダリで2回」という条件だったものが、今年になって修正されました。つまり、2015年、2016年にRescue Line プライマリで世界大会に参加したメンバーは、いつのまにかカウントされてしまった、ということです。(後出しジャンケンですね!)
3/13追記 2015年、2016年にRescue Line プライマリで世界大会に参加したメンバーは2回の制限としてカウントされません。カウントされるのは、2017年以降の大会と2015年、2016年の Rescue Line Secondaryの参加メンバー
2.3.8は・・・あんまり意味が無いと思うのですが・・・「パドック内では」という場所限定の話だと考えます。確かに柵の中のメンバーと柵の外のメンターが話をしていたら注意されますが・・・柵の外で立ち話していても、誰も何も言いません。(言えません) ということで、やっぱり、性善説に従って運営する競技会であると・・・(笑)
ある、国のチームは、パドックではなく、別室で調整していると言うし・・・