今回のお題は「チームメンバー」です。
3.2 Humans
3.2.1 Teams should designate one of their members as “captain” and another one as “co-captain”. Only these two team members will be allowed access to the competition fields, unless otherwise directed by a referee. Only the captain will be allowed to interact with the robot during a scoring run.
3.2.2 The captain can move the robot only when they are told to do so by the referee.
3.2.3 Other team members (and any spectators) within the vicinity of the rescue field have to stand at least 150 cm away from the field while a robot is active, unless otherwise directed by the referee.
3.2.4 No one is allowed to touch the fields intentionally during a scoring run.
3.2 チームメンバー
3.2.1 チームはメンバーの中からチームキャプテンを1人、副キャプテンを1人決めます。審判によって特別に指示が無い限り、これらの2人だけが競争アリーナを使用することができます。得点走行中はチームキャプテンだけがロボットを操作できます。
3.2.2 キャプテンは、審判から指示を受けたときだけロボットを操作することができます。
3.2.3 レスキューフィールド付近の他のチームメンバー(と観客)は、審判から指示されない限り、競技中はフィールドから150cm離れなければなりません。
3.2.4 得点走行中は誰も故意にフィールドに触れてはいけません。
こんな感じでしょうかねぇ。
今回は用語の変更だけのようですね。
この章ですが・・・大前提が抜けているので・・・いつもなんか違和感があります。
それぞれの文章の前に「得点走行中は」というのを付けて読んでみると、納得できると思います。
3.2.1は、チームからはキャプテンと副キャプテンの2人を選出します。この2人だけが競技アリーナを使用することができます。(原文は、2人だけが access することができる)ただ、審判が許可すれば他のメンバーも競技フィールドに近づくことができます。私が審判をしていた2012年のメキシコ世界大会のときは、なるべく他のチームメンバーも近くで見て良いよ、と近くで見ること(撮影すること)を許していました。
そして・・・得点走行中に、ロボットを操作できるのはキャプテンだけです。(これが守れないのが、某中の国のチーム! 怒!)
3.2.2は、審判が指示した時だけ、キャプテンがロボットを操作できるのですが・・・やっぱりこれを守れないのが某中の国のチーム (勝手に触るなよ!)
3.2.3は、キャプテンと副キャプテン以外のメンバーは150cm離れることになっています。まあ、普通は観客同様に柵の外に出ます。だから、競技中の較正(キャリブレーション)なども、2人で実施することになります。
3.2.4は、競技中にフィールドを触ってはいけません。もう本当に、競技中にフィールドをたたいたり、ロボットの前を掃除したり・・・やっちゃダメです。
これも・・・過去の事件の反省から・・・いろいろと追加された歴史がありますねぇ(笑)