お気付きだと思いますが、このブログでは「マクロ経済」の捉えが多い。最適水準の検証など「マイクロ(ミクロ)経済」 の捉えはデータ不足もありしていない。また、「量」よりも「質」、テニスでいうと。スピードよりどこに落とすかを重視している。しかし現在、経済はどれくらい価格を下げたら集客できるかとい「マイクロ経済」が幅を利かせている。<o:p></o:p>
マクロが大切で、今の流行の経済本でも書いていないのは<o:p></o:p>
① 日本の企業の比較優位:B/Sの健全性、労働者のモラル 等<o:p></o:p>
② 金融不良資産の解消:かつての1,000兆円は解消、いまやアメリカ、ヨーロッパに(マイナス金利のクルーグマンも解消は大変だと謝罪しているくらいだ)<o:p></o:p>
③ 創造性の保有:アイディア、人材が潜在的にある<o:p></o:p>
そのため日本は今や比較優位にある。恐慌だと大騒ぎせずに「これが売りたい」というもの作る矜持が欲しい。そうすればやる気と楽しさ溢れる人材が集まる。先ずは物かサービスかを問わず「萌芽」を育成することだ。そのためにはR&D投資の税額控除などリスク投資誘導政策が必要だろう。<o:p></o:p>
これから欲しいのは生活する楽しさもあるが「働くたのしさ」もある。金融工学も現代の錬金術だと分かった。(ゼロサムである) 先ずは生活を豊かにできる製造業から「ものづくりの楽しさ」を作っていけないか。<o:p></o:p>