都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

春はドミ:洋食屋 ふじ家でハンバーグ

2009-05-22 22:02:08 | 食べ歩き

 久々に内本町のふじ家へ。野菜炒めに心惹かれたが、ハンバーグをお願いする(950円)。数分で出てきたハンバーグを早速割ってみると驚くべき量のジュースが噴出した。東京根岸の香味屋でもここまでではない。お肉は以外にあっさり。ドゥミグラス・ソースは洗練であっさりというか迫力がいまひとつ。上品である。京都六角の「ぼんじゅーる」のハンバーグにあっさり感と肉のきめ細かさが似ている。黒胡椒を引いてみたがいまひとつ。ソースを絡めつつハンバーグを目玉焼きの黄身をつけて食べると更においしい。残念だがハンバーグの底は焼きすぎでせんべいのようになっていた。(はがすのに苦労した)クリスピー好きな方には良いかも知れないが。ハンバーグは旨味を閉じ込めるため、始めに両面を焼いてからオーブンで調理しているのかもしれない。<o:p></o:p>

 相変わらず、蛤の赤出汁は無類の旨さ。お新香も少量だが美味しい(醤油は要らないが)。ご飯も盛り方、美味しさとも素晴らしく、この三種があればどんどん食べられる。<o:p></o:p>

 洋食であるが、ランチは限りなく和食のような感じがする。(京都のつぼさか(今はない)、みしなもそうだ)ひょっとしたらドゥミグラス・ソースにも鰹出汁など混ぜているのかも知れない。香味屋の洒脱や煉瓦亭の「ちから」が油絵だとしたら、ここは水彩のお味だ。<o:p></o:p>

コメント
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