都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

都心の朝市と女性労働化

2009-05-26 18:46:34 | 都市生活

 提案しようと思っていたところ「農水省が農産物などを直接販売の青空市場『マルシェ』を検討」とあった。都心の公園など活用して朝市が望ましい。できれば7時から開店してほしい。都心居住の会社員が出勤前に買え、自宅の冷蔵庫に入れられるからだ。となると準備は6時ごろからで、輸送は車が主体になりそうなので駐車場、荷捌きが課題だろう。また整理員、駐車場の利用代金の負担も公平・公正にする必要がある。また公園などの利用なら管轄自治体、道路なら道路交通法対応など必要となる。さらにゴミ処理、売上集計(税金)も課題となるかもしれない。<o:p></o:p>

 懸念するのは売上の低減するであろう既存の商店や流通ルートの動向だ。出来れば共存共栄を図れると良い。<o:p></o:p>

 朝、生鮮三品が買えるとしたら主婦が勤めやすくなる。デパ地下で帰り買うより新鮮で安いし、朝に夜の献立のイメージもできる。なお、主婦がお勤めになった場合、自宅で家事が出来ないため惣菜を20万円買うとすると、GDP20万円増大する(消費が20万円増えるため)主婦のしていた家事(GDPではカウントされない)の代替として新しい仕事が増えるようなものである。つまりは主婦がお勤めになると波及効果で消費が増大する。(あくまでお勤めの給与の内数ではあるが)<o:p></o:p>

 女性が働きやすい都心居住は大変よい。次は子育てだ。都心で高齢者と幼稚園・保育園の合体を図るのも一案であろう。権利・義務でなく、お互いに面倒を見るというゆるやかなソーシャル・キャピタル形成につながると良い。これこそが「顔なじみ」がふえるソーシャル・キャピタルの醸成となる。<o:p></o:p>

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