都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

中ノ島へのギャラリーとレストラン誘致への意見

2009-05-31 14:28:04 | 都市開発

公園の中のレストレンというと日比谷公園の松本楼を思い出す。100円カレーで並んだ覚えもある。また、ニューヨークではセントラルパークの温室風の建物とクリスマスのイルミネーションで有名な Tavern on the Green ( http://www.tavernonthegreen.com/history.asp?headinfo=abouttavern&subhead=history )<o:p></o:p>

 がある。<o:p></o:p>

今回の中ノ島の提案コンペでは敷地が300㎡、350㎡であり小さい。これではファミリーレストラン並みの大きさであり集客のクリティカル・マスができない。単体でポツリとあっても集客は難しい。なぜここにという思いがある。三休橋通の古い建築を生かす方が良さそうだ。開発の場合、建物の特色も必要だが、中ノ島の文脈は中央公会堂の「近代」である。ということは、町家風でもないならTavern on the Green のような温室風やビクトリアン様式が考えれれるが投資コストがかかりそうだ。夏だけ飲み放題のレストランの活用や動線としてボードウオークを整備し、線上の繋がりがあれば鴨川の床と禊川のような開発ができるだろう。なによりも車で行きにくいのは難点であろう。 <o:p></o:p>

ウォーターフロントの開発(リバーフロントやエスプラナードを含む)はエリアの回遊の仕組み(回遊動線)とイベントのハードとソフトがないと「人を集める」と「いつも賑わう」が達成されない。特に寒い冬は集客に問題がある。(拙著 ウォーターフロントの開発とデザイン(17年前ですが。。。)を御覧頂きたい) <o:p></o:p>

コメント
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