都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

祇園祭の山鉾巡行の楽しみ方

2012-07-19 05:53:59 | 京都

 色々な高さや場所で巡行を見たが、高いところはどうも面白くない。四条で高いと長刀鉾の稚児さんを見るには良いが、視点が高すぎて面白くない。もともと鉾や山は沿道から眺めるか、室町時代は平屋の屋根か桟敷で見ていたようだ。(祇園祭の中世 河内将芳 参照)ということは、ちょっと高いとこくらいまでで、近いところで見るのが通例のようだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 今まで色々な場所で見たがお勧めはお昼くらいからの四条新町の交差点だ。鉾が最後に新町を四条に下ってくる様は迫力があるし、辻回しに、最後とばかり痛んだ割り竹の青さの擦り切れも風情がある。船鉾は直進するが、下りから、四条を下がって登りになるとゆっさゆっさゆれる、囃子方も「どうだい」と仕事を終えた余裕がある。いいなあ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 祇園祭の巡行の見方なら、最初の辻回し(四条河原町の東南がおすすめ)、元気な河原町の巡行を楽しんで新町の細い通りの迫力を味わうのがお奨めだ。そのあと、鉾や山が来年に向けて縄が切られ部材にまで仕舞われるのを見るのも面白い。その後、八坂神社の前で荒々しい神幸祭の神輿を見るのも体力があれば良い。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

巡行はあとまで楽しめる<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする