空堀商店街は谷町筋のところに洋食もなみ、入って、カレー、お好み焼きなどの有名店が並ぶ。
こんぶ土居の真昆布の出汁がうまいというので期待して、カレーうどんとごはん(920円)にする。
カレーうどんはカレー味のけんちんうどんというべきもので、人参、玉葱、豚肉が入る。出汁は薄く、力がない。真昆布は割烹などで吸い物には良いが、店屋の味である
うどんにはどうだろうか。自宅では羅臼と節の混ぜたの(京都鰹組合製)が決まりだが厚みと旨味がある。そのため、カレーうどんがごはんのおかずにならず、ごはんをもてあました。漬物も蕪の薄いのが2切れ。
天ぷらやチーズとあわせるメニューが多く、癖のないうどんを変化させるのが狙いなのかもしれない。
麺はエッジをかんじるが粉のうまみ、粘弾性が乏しい。
この値段なら江戸堀木田の揚げカレーご飯が取り放題の漬物もありよかったと反省した。
空堀通や裏の建物は坂にあわせた土台、歴史建物、長屋、樋、空中越境、など見て楽しい。松屋町駅近くに錬(LEN)という御屋敷複合再生ショップ(大正期神戸から移築)があり楽めた。囲茂庵のハヤシライスがおいしそう。
坂のある情景は風情がある、松屋町も吹き上がる風があり、人形の頭や印刷物を乾かすのに好適でその集積ができたと聞いたことがある