久々の東京へ、自宅から20分で京都駅に到着、本の売店で時間を潰すのがおきまり。京都駅の新幹線にホームドアができていた。
訪問をこなし、日本橋の視察。高島屋改装中で村野藤吾の増築部分が見える、向かいの旧日本信託のビルをWATCH MAISONに。高級時計が売れるのは景気がいい証拠、新聞にも広告が多い。IWCを見る、37㎜のポートフィノが一番小さいとわざわざ1階まで追いかけて教えて頂く。
日本橋を通りかかるとボートクルーズ(2,000円)が。無蓋の幅広いボートで、木のクラシックな船もあった。
見渡すと新しい日本橋のビル群、三井不動産の開発は四角く、和風で繊細な軒の表現で統一され端正だ。丸の内側の三菱地所の開発はデコラティブで複雑なのと対照的
更に訪問を終わり、今度は東京駅から銀座に歩く。ブリジストンビルが建替え、美術館はどこに。旧竹中設計施工のDICビルは建替えられてモダンに。再開発のなかでも明治屋は前の通り「京橋二丁目再開発プロジェクト」は日土地が特定業務代行者の代表。複数街区で建物保存は珍しいが、とても良い方策だ。かわりに明治屋銀座は閉店。
歩いてLIXIL(旧INAX)ブックギャラリーへ。裏の美々卯もなつかしい。1階だけ(前は2階もあったように思う)で、見回ってアムステルダム関連の本を購う
1丁目から銀座を見ると袖看板が多く落ち着きがない。看板建築も多く、ロゴがあふれている。ナショナル・チェーンの看板も目立つ。京都の看板規制は日本の先端を行っていると思う。銀座も国際化なら看板規制が景観と安全の両面で必要だ。
更に歩いて伊東屋建替えを訪問、銀座通り側の新店はファンシー・ショップ化でゆったりしており専門空虚で品数が少ない。前のエスカレーターで上がり、前面の階段で降りる から エスカレーターで上がり、最後にエレベーターで下るに変わった。何故か上層部に野菜農場。
画材は裏の伊東屋で専門向けだが種類と品数減少し人材の育成課題のよう。剥がし易いように袋を留めるセロテープも折り返しの技。流石だ。
楽しんで、三州屋に急ぐ道すがら天龍で餃子を買うのを忘れた