9月半ばで秋の空気と陽射し。歩いて15分程の道のりが楽しい季節。
絹挽き、粗挽き粒、田舎の三種の蕎麦が味わえる、三種盛(1,900円)に二人で一つの天ぷら(海老・鱚2つ、野菜(パプリカ、オクラ、玉葱、茄子、南瓜)850円)と昼からお腹一杯になった。蕎麦の量が多く、細く滑らかな絹、野趣あふれる粉挽き粒(これが一番良かった)、わしわし噛みしめの田舎にすっきり中庸で塩っぱくないもり汁が楽しい。目先の変化に七味を。もり汁は追加ができるため薄くならない。晒した白葱、山葵とも良い出来だが、ほとんど蕎麦湯に残した。
明るく、機転の回る接客で馴染みが多い。窓からの東横堀川の秋の光が優しい。小屋組の内部は簡素で戦後の建物かもしれない。
お腹も心も満ち足りた