都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

双葉(大阪 阿倍野):焼き置きの鰻を炙りだしてくるセンス、重いタレは厚塗りの絵のよう

2017-03-04 04:22:21 | 食べ歩き

 ハルカスで買物をさっさと済ませた4時頃。一寸一休みに鰻でもと入る。客がいない。ビールの赤星(530円)でもゆったりと飲んでいると、すぐに鰻の上(2,160円)が来た。どうやら炙っただけのようだ。鰻はぬるく、皮はしっとりして地焼の気配もない。中に埋まった鰻は疲れた感じ。ご飯はタレが多すぎ厚塗りで有名なルオーの絵の様に真っ黒。その割には塩っぱくなくうまみもない。

 肝吸いの肝は処理してあり唯一うまい。出汁は昆布主体で、薄いが濃すぎるタレご飯には合う。

 漬物は市販品で水菜と胡瓜の柴漬け風でうまくない。

 地焼の北浜柴藤を愛用しているが、こちらを薦める。帰りにスタンプ2枚を貰ったが使うことはないだろう。大阪南部土着の鰻という感想だ。どうにか食べきった。

コメント
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