都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

台北旅行(まとめ):都市計画やマネージメントの考えの刺激となる

2017-03-17 04:35:33 | 趣味

 台北を堪能した。時差が1時間で疲れない。親日の台北は良かったが、日本語が通じるのと、現地の言葉の「発音」が分らないというギャップになやんだ。英語圏なら現地の方と聞いて話せるのと違う。

 ちょっと外国の日本の南端に行ったような感じだ。

 帰国して日本の風景を見ると、道路やビルが端正なのに驚く。土木も建築も設計・施工の水準が違い、しかも利用の奔放さがない。

 また、街が静かで、空気がきれい。スクーターの排気ガスの げほげほ がない。水道水も飲めるし、トイレット・ペーパーもゴミ箱ではなく流せる

 台湾のお味は、日本と中国の中間にあり優しいお味だ。鼎泰豊は上海料理の小籠包をチェーン化、しかもおいしさ、手軽なお値段、活気あるスタッフ、練習と技能向上など資本的な対応がある。このマーケティングが台湾の強さと思う。

漢字は読めるが、発音が分らないのはストレスだった(英語が楽だ!)

台北の都市計画:アーケード規制や建替えのインセンティブなど、公開空地表示もあった

・総論 http://www.hilife.or.jp/pdf/20026.pdf 

・容積率など台北市 http://www.udd.gov.taipei/pages/detail.aspx?Node=46&Page=8993 

・参考 https://www.toyo.ac.jp/file/kiyo/pdf/45/hwang.pdf

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20100510/541116/

 

台湾の生活

・親日で日本製品が多い

・バイクが多い、バスも多い、地下鉄も発達

・共働きで外食が発達、夜型生活で夜市が発達し10時以降に盛況、デパート(11時開店)も遅め

 

割高

・所得は日本の半分くらい( http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPDPC&c1=TW&c2=JP )

・日本の製品が多いが、安くない、同じくらい値段の日本系フード・チェイン(モス、吉野家、牛角)が盛業

・安いのは市場か夜市で半値以下、100円以内も

・マンションが多く高い(300~900万円/坪で面積も30坪以上が多い)→共働きの理由

 

都心はジェントリフィケーション( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 )が進む

・セットバック型アーケードの設置(舗装がビルごとで段差もある)が義務、道路も広く、バイクと車の駐車場化

・都心は高密度と低密度虫食いの開発待ちが混在の用途混合

・保存も進行、アメニティ志向も

 

都心居住

・都心に教育機関が多く、きれい

・都心にタワー・マンションが開発中

・マンションは高価で、ベランダは自由自在

 

清掃や並木

・アーケードは清掃されきれいな路面(但し、ビルごとの路面仕上げであり、境界で段差もある)

・朝は台北市環保局の清掃係が歩道を清掃

・ガシュマルが異国風、外壁にプランターも多い

 楽々の台北旅行は充分満喫した。次はやはり長期のアメリカが良いなと愚妻と話す。2人で28万円、一人一日3.5万円でアメリカなどの半分(土産が少ない)

コメント
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