愚妻と子供を連れて3人で元町のにわか連に参加。法被は500円で借りられた。掛け声の練習と簡単な踊りの紹介で新町の無料演舞場(桟敷)を往復(2ケ所)する。結構、団子になりあまり面白くはないが、踊り出すと足が動くのは、早稲田連の6年間の成果か。足の運びは、外に出してからすり足で中に戻るという昔の方式を思い出す。手はなんばの動きで交互。結構汗をかく。足腰はテニスで鍛えた成果で中腰でも足腰が丈夫。
にわか連は市役所前でもあり、こちらは両国の無料演舞場で踊がゆったりしてこちらがよさそうだった。
東急REIホテルに泊まったが10階の北西角で藍場浜の演舞場が良く見える。10時過ぎから見ていると、桟敷の観客が半分くらい。連と連の間が空いているのは、後ろのぞめきの音が混じらないためだろう。マクロの視点で踊りを見ると面白い。
昔と変わったのは屋台が増えた、新町川周辺などリバー・フロントを生かし賑いが良い。町全体がお祭りだが、400m角くらい(京都 田の字地区の四分の一くらい)でコンパクトだ。
面白いのは両国の踊り広場では、有名連の踊りが間近でしかも無料だ。テンポの速い女踊りは圧巻だ。
近くの両国橋や新町橋では、有名連に踊り参加もできる。これも楽しい。次はにわか連の法被と踊り足袋で参加してみようか。
これをまとめると、場所は演舞場(桟敷)で踊りを見る、にわか連で踊るから、街中で、踊りをイベントとして肉薄して見る、連に参加して自由に踊るという街中かつ突発に変化している。有料演舞場(桟敷)で見るというのはもはや時代遅れで、無料演舞場(桟敷)も昔ほどの人気ではない。
ショーとしての見せる阿波踊りから、観客が自由に踊りに参加する、有名連も踊りたいように踊るという街中への回帰が見られる。
20年前、早稲田連にOBも参加しているのを見たため、探したが関東の大学連合になり人数も減っていた。地方の学生が学費などの負担が大きいため減っているからだろうか。声をかけたが疲労困憊の様子でそのまま通り過ぎて行った。
なぜか、東洋大学の人数が多く盛り上がっていた。東大は女子大と連合。
久々の阿波踊りの賑いは楽しい