DGで録音がはっきりしているがマルチ・マイク。ヴァイオリンは女流でLisa Batiashvili( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA )
バレンボイム指揮で、シュターツカペレ・ベルリン( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3 )、巨匠と老舗。
バレンボイムのテンポ・ルバート( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88 )の効いた演奏に、小音でも輝くようなヴァイオリンがきりっと立つ。波の中に浮かぶ光る観音様のような対比だ。
しかし、これがチャイコフスキーとシベリウスかと思うと、どうも納得がいかない。ベートーベンみたいだ。
テクニックはあり、音が艶やかで途切れない。現代ヴァイオリンだ。しかし、どうもなぁ。グルジア出身だから北の音楽は肌合いが合わないのかもと思った。
迫力があり楽しめる演奏ではあるが、小沢 征爾とムローヴァで聴きなおすとオーソドックスで別物、PHの録音も音像が立ち好きだ、更に聴いた、サロネンとヒラリー・ハーンの新しい解釈も面白い