都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

祖谷のかずら橋を探訪

2017-08-29 03:51:06 | 趣味

 特急券を買って、徳島から阿波池田、バスでかずら橋、そして大歩危から徳島に帰るルートで7時前に出発。

 徳島の地形は南北を山脈に囲まれ間に吉野川が流れる。徳島駅あたりは平野が多く、水田も見られるが、阿波池田に近づくにつれ、JR、国道、両側の宅地と山になってくる。バスに乗ってかずら橋に至ると、斜面に乗り出した、清水の舞台みたいな構成になっている。つまりは平らな所がなく、山と川、そこを削るか、乗り出すかで宅地になっている。水田はないため、蕎麦が多いのだろう。( http://www.pref.tokushima.jp/_files/00173797/16keikaku3-3-2.pdf )

 平家の落人伝説もむべなるかなという秘境だ。丁度雨上がりで山にかかる霧と動きが神秘的だった。

 かずら橋はスリリング、川を流る水の碧さが印象的。小石は上流から流れにもまれたのか丸っこい。川の両岸は斜めの断層でボロボロ崩れる石質。阿波の青石(緑泥片岩)の産地でもある。( http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/05/0504.htm )

 帰り、美馬市あたりでは屋根に鴟尾のようなもの(内向きにLの長辺が伸びている形)が瓦屋根の角に対になっていた。建築的な特色だろうか。

 田舎というより秘境だった、綺麗な旅館もあり一度泊まりたいものだ

コメント
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