東洞院の進々堂でテニスの後、パンを買おうと立ち寄る。入口に子供を乗せられる三人乗りの黒い自転車から母親が息子2人(幼稚園と小学生低学年)を降ろしている。問題は入口の前に前輪が突っ込みそうな停め方で、他の利用者が眉を顰めていたが「自分らのことに一生懸命」で周りが見えていないのか気にしていない。服装は小奇麗だが、周辺への配慮がないミーイズム一家だなと思った。
中に入り、いつものパンを購い、自動ドアから出ようとすると、戸袋と置台の間で件の幼稚園の子供がかくれんぼよろしく遊んでいる。センサーが作動し、ドアが開き、戸袋の幼稚園の子供に当たった。途端に泣き叫ぶ。母親がゆっくり来るので、「母親として注意義務がある、店内はかくれんぼをする遊び場ではない」と伝えるとふくれっ面。店員には、「戸袋と台の間に隙間があると、事故の要因になる。間を詰めて台を設置した方が良い」とさとす。
件の親子はそれでもパンを買って出たようだ。不愉快な客でお店にも謝ったのだろうか。お客だからなにをしても良いというのはおごりだ。他人を思いやる、しっとりした感性が失われつつある。