30人超、欧米系が多く、アジア系が減少。案内は祝詞風の発声の柳原さんで、相変わらず集団をまとめる前に説明を始めるのは如何なものか。(古書院の玄関の紹介もなかった)
暑い、8月の陽射しが痛いほど、湿度も高い。
10月末まで笑意軒が屋根の葺き替え。そのため、ゆっくり歩く。色々な発見があった
①天の橋立、石橋の手前の袂に立つ四角く高い石が州浜の中心であり、意外に池の周りを歩くと目立つ
②月波楼は四角く梁で囲んだ上に屋根が載る、北西の柱だけがゆがんでおり不均衡を演出、さらにL字型の山と海の部屋は独自
③外腰掛手前の飛び石は段々大きくなり、最後は大石になり、行の延べ段の真っ直ぐなエッジに当たるという広がる点と線の面白さ
④鼓の滝が枯れていたため構造が良く分かる、V字型で落差は30㎝くらい、両側に低い石、手前の石橋に向かい、高い石で囲みホーンを形成か
⑤松琴亭の二の間に繭型の下地窓が上にある( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1015642/4?tocOpened=1 )
⑥松琴亭の南西にある合図の鐘の吊るしから背部のバック施設の壁がセットバック
⑦螢谷への土橋手前から住吉の松を見ると水に対比し綺麗だ
⑧池への出っ張りが優しい曲線と水と土地の親和性を演出
24㎜の広角は発見が多い。土橋は夏の暑さで苔がはげる。それにしても暑かった。
帰りは中村軒でわらびもち(500円)を購う。暑くなり、修学院離宮は諦める、体力が持たない