都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

お盆にスリランカの旅に

2014-08-16 05:42:21 | 都市計画
 朝から久々にテニスを楽しむ。強烈な陽射しと雨上がりの湿度で疲れる。軽く楽しんで、用事と大文字山の護摩木奉納に銀閣寺前までプロムナーダで走る。足が疲れている。銀閣寺商店街は裏を通り、無事奉納に。ほっとする。
 帰りは今出川を新町まで走りマリー・フランスでパンを買う。明日は朝から関西国際空港に集い、スリランカの都市計画学会の旅にでる。

 京都から関西国際空港は阪急なら天下茶屋経由で2時間だ。東京の成田よりも遠い感じがする
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縁(神戸 灘):スープを飲み干すうまさの煮干し中華そば

2014-08-15 05:43:35 | 食べ歩き
 前は京都にあった伝説のお店。暑い中、JR灘駅から坂を下って11時20分に到着すると丁度開店。煮干中華そばは750円で、葱と端切れチャーシューがちょっとのった締めご飯(100円)も。

 太いちぢれ麺はしっかりした歯ごたえと味わいがあり、たまらない。スープは煮干の旨み、粘りがあり、深く力がある。玉葱の霰と小口切りの九条葱が変化をつける。黒胡椒を挽きいれるとメリハリがついてなんとも楽しい。八王子ラーメンを思いだす、玉葱のしゃりしゃり、臭みもない。チャーシューはしっとりしていて厚めで小さく柔らかな三枚肉。

締めご飯にスープをかけて、麺、スープを三位一体で食べると、松葉屋のおじやうどんみたいだ。

なんとも美味しい、スープを飲み切ったくらいだ。チャーシュー麺の大盛りがあると良いのにとしみじみ思った。汁無し担担麺との二杯食べも良いな
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御堂筋線のマナーのハラタチ日記

2014-08-14 05:41:58 | 世情
 御堂筋線は混雑率145%で関西の路線として珍しく混む。しかも梅田から淀屋橋の最後尾は京阪乗換が多いからか更に混む。
 ここで迷惑なのは
①リュック(3WAYバッグ含む)
・アウト・ドア系は若者、3WAYはオジサンで足はウオーキング・シューズがお約束
②ショルダー・ストラップ付大型カバン
・大型が多い、何が入っているのだろうか
③ハンドバッグ型の肩掛け
・女性に多い、例外なく手提げなども一方の手に持っている

これらは混雑のときにあたるなど迷惑だ。放送で注意が望ましいが大阪人が聞く訳がない。東京なら、やんわり注意か冷たい視線が飛ぶ

これらの理由は、(自分は)歩きやすい(オジサン)、スマート・フォンなどを入れてヘッド・フォンのみ使用できる(若者、女性)と思われる。また、重いからショルダーという営業型の事例もある

日本は安全なためリュックなど後ろにしているが、海外なら前に抱えるのが基本だ。対策をヒアリングしてみた:
・リュックのファスナーをそっと開ける
・リュックに(洗濯前の靴下など)ものを投げ込む
・ショルダーは荷物を体に回してぐるぐるにする
・ハンドバッグは打つ手がない、化粧が濃い場合もあるから近寄らない
という一部過激な意見もあった。

 これらの性向として、床は汚いから置きたくないという自己中心的意識もあるそうだ。ミーイズムの台頭を感じる。マナーとは他の方への思いやりだ。「そんなことしてると、人に嗤われますえ」のイケズの意識もない。ヘッド・フォンも外部の遮断で自分への閉じこもりではないか。ミニバンで仲良しがつるんで乗りあうのが「新世代ヤンキー」と読んだことがある。

 マナーや礼儀、思いやりはだれも教えない、指摘すると逆切れが怖い、閉じこもるか無視するが傾向だ。指摘する力が欲しい。カッコいいのは、混んでる電車で手に持ち帰るマナーだと雑誌やTVで取り上げるのはどうだろうか。(NIKEの広告でノーブレーキ・ピストが流行ったのの逆)また、礼節を知っているべきオジサンは最もたちが悪いとも思える。
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深清寿司(大阪 堺):夏の穴子は美味い

2014-08-13 05:40:55 | 食べ歩き
 この時期は穴子が美味い。阪堺電車で買い出しは例年、今年は陽射しがきつく堺は並木が少なく暑い。とぼとぼ歩いて穴子寿司など予約を受け取る。ここ穴子は美味い。バッテラも隠れ名品だ。いつも、穴子の箱、巻も合わせて頼んで楽しむ。

 帰りは天下茶屋経由で阪急に連絡しており便利だ。親戚に配り、風呂に入った後に夕方の東山を眺めながら穴子を食べるのは格別だ。今年の穴子は特に味が濃くたまらない。

 馴染みの方も齢をとった
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秘宝館という文化装置(妙木忍):文献調査が主体で難がある

2014-08-12 05:43:41 | マクロ経済
 筆者は77年生まれ。本社書では「日本で初めての」秘宝館は1972年10月会館の元祖国際秘宝館伊勢館としているが、1969年4月にオープンした徳島県の男女神社秘宝館ではないだろうか。( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%98%E5%AE%9D%E9%A4%A8 ) 最近、若い研究者で風俗を文献調査主体に行う事例が多いが、どうも「又聞き」が多く、実体験に欠けており面白みがなく、知見に乏しい。

 本著作は70年代の社会とツーリズムの発展、変容を踏まえ論じているが、一泊宴会型の会社旅行の分析が足らない。また、観光の分析(個別化、海外との競合、年齢・性別、目的、時期 など)も不足している。

 知見があるとすると
・国際や医学をテーマに入れた
・展示物の種類:人形、医学模型、はく製、春画、道祖神、映画、土産、おみくじ、水子供養、大観音像について館別の表は面白いが分析があまい→医学と性信仰は言い訳に利用か
・秘宝館の展示は東京創研と東宝美術という映画関連、島津製作所子会社が人体模型
・来館者(利用者と記しているのは理解できない)は「団体・男性・年配」から最近の嬉野では「カップル・女性・20代」に変化
・コレクション系とレジャー系に大別
 
 用語、分析の深耕、時代背景との相関など欠点が多く、読むに値するとは言い難い

 なお、以下は本書の補足の考察である

①秘宝館の名前が男女神社秘宝館を元祖とした場合、どうやって伝播したか
→当時のメディアの状況からして、業界誌などがあったのではないか

②秘宝館はキワモノであったのでは
→70年代、秘宝館は隔地にあったが「おじさんの行くところ」、「幽霊屋敷のようなもの」、「大人のおもちゃを売っているところ」というのが大学生や若いサラリーマンの認識であり近づきもしなかった。しかも、色街ほどの目的性もなく、中途半端な位置付けでは

③収支は悪いのでは
→集客が20万人/年がピークとして事例にあり、近年は2万人/年となっている。単価を1,500円/人としても収入は3億円/年と3千万円/年であり、数人の人件費や建物維持管理、展示物更新は難しいレベルでとなる。しかも、観光地なら金、土、日の集客に頼るためピーク性が高い。むしろ、土産物店、飲食店で稼いだ方が儲かったのでは。オーナーの趣味性が高い施設であろう。むしろ、観光地なら水族館が教育性もあり、初期投資は大きいものの収益は安定していた(その証として建替えが多い)。

 秘宝館とは、一世を風靡したご近所観光のヘルス・センターの次の世代で会社での一泊宴会に付随した観光地にあるキワモノ施設と思われる。
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かん袋(堺 宿院):氷くるみはたまらん

2014-08-11 05:38:31 | 食べ歩き
 予約の引き取りのついでに氷くるみ。たまたま同じ席の方は、くるみもち先で氷くるみ。(先にくるみもちにしないと舌が鈍る)やるなぁ。しかも、最後はたれと氷撹拌で仕上げる。かん袋歴の長い方だ。

 すっと氷くるみ、まずは餡と氷、白玉、氷と餡の混ぜ合わせで楽しむ。夏の楽しみだ。

 外は暑くて、陽射しにくらくらした
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台風の週末:旅行の用意や片付けを

2014-08-10 05:38:14 | 京都
 台風で朝から大雨、テニスどころではない。幸い気温は25℃くらい、雨の音が強いがオーディオでムローヴァの透明なヴァイオリンの音色を楽しむ。

 8月盆過ぎに都市計画学会のスリランカ・ツアーに参加する。この機会にいそいそ準備を始める。蚊が居るため蚊よけのスプレーと電子マットは必需品で、ズボンも長いのが不可欠とのこと。早速、モンベルで買っておいた。登山用品は軽くて乾きの早いのが多く便利だ。

 ネットは借り物のスマート・フォンにしようかと思ったが、古いXPでネットとメール、ワードのメモに使う予定だ。

 子供も同時期にオクスフォードに1ヶ月大学の関係で留学、こちらは最新型のPadにもなる8.1だ。昔は海外なら高い電話、もっと高いFAXしかなかった。無料のSkypeで動画も楽しめるとは通信だけが進歩した。

 スリランカではバワの建築、世界遺産、カレーにつられた。大学での交流会もある。去年は夏バテで海外旅行見合わせだったから、楽しみがひとしおだ
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とん助(堺 宿院):威勢は良いがお味は凡庸

2014-08-09 05:42:42 | 食べ歩き
 堺探検シリーズ。ひだまり庵は長蛇の行列であり、馴染みの宿院美々卯の近くにあるとん助に。とん助は大阪南方面に数店あり、ニューとん助(休業中)のニンニク・スープが有名。宿院も威勢が良い。ポタージュ・スープ付、ランチでしょうが焼(1,000円)にする。

 スープは海老と玉葱が入っていて、味がしない、胡椒大量に入れてどうにか食べきったが胃にもたれる。
しょうが焼は厚めでソースは薄い、ガルニはキャベツとキュウリ、トマト。目玉焼きと赤と皮なしウインナーがレトロ。タレの味が薄い、辛子をつけてもいま一つ。

 値段の割に満足はどうだろうか、並んでもひだまり庵の肉の丼がよかったかな
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ヤンキー化する日本(斎藤環):気合い、オラオラ、女性的が特徴

2014-08-08 05:40:54 | マクロ経済
 ヤンキーの定義とは
・気合い主義、オラオラ、アゲアゲ、身体性に帰依し行動重視、考えない(反知性主義)、言語を根本的に受け付けない
・「抑圧し切断する父性」でなく「つながり抱擁する母性」に基づき、母性的暴力的支援を重視
・パトリオティズム(郷土愛)

隈研吾(あまり好きではない)の見解で面白いのは
・数寄家はキワモノ
・できたあとに「オラオラ」言えば相手も勢いに飲まれて「いい家ですね」になる。建築に人を従わせる
・妹島和世はオタク的で素直オラオラの逆、ザハは対極
・歌舞伎座などスーパー・シンメトリーがヤンキー的デコトラの好みに合致

 気合い主義で考えないのは橋下市長など未だに多いというのは的を射ている
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大阪 麺哲(大阪 梅田):嫌味なところがない、店屋の味もない

2014-08-07 05:39:53 | 食べ歩き
 麺が主役で名をはせるチェーンが梅田の亀寿司の近くで新御堂筋沿いに開店。カウンターのみで10席位、入口にセルフの給茶器。

 肉醤油(1,000円)澄んだスープであっさり、出汁は薄い。醤油ははじめ薄いが段々効いてくる塩主体のもの。麺は細く滑らか、粉の味はよくわからない。九条葱の小口と繊切が乗る、片隅に海苔もあり東京風を志向か。メンマは柔らかく普通。チャーシューは大きいのが厚くハムみたい。袋に入れた低温調理か。筋の部分が肉として追加に入るようだ。柔らかいが、肉のお味と調味料がはっきりしない。

 嫌味がなく、脂も少ないため近くにある揚子江ラーメン林記みたいな仕上げの一杯狙いかもしれない。店屋の味というべき力強さや特色が感じられない。これなら美々卯の鶏南蛮か今井の焼豚うどんを選ぶ。
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統計学が最強の学問である(西内啓):何を書いているのか分からない

2014-08-06 05:38:23 | マクロ経済
 統計学の手法を解説かと思ったら、概論で定性的。しかも、ベイズ派は事後確率で誤診などの具体例があると良い( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 )
また、薬の治験で捏造やデータ改竄が社会問題となっているが、二重盲検法や治験のシステム( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E9%A8%93 )など、著者の得意分野の洞察が少ない。

概論でお薦めできない
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焼肉弘 京都駅前店:6人以上の呑み放題は楽しめる

2014-08-05 05:37:34 | 食べ歩き
 躍進する三条千本の弘、今度は京都の駅前(東洞院七条下る)で6人(以上なら呑み放題付で5~7千円の宴会プランがある)で楽しんだ。もともとは病院で昨年の夏開業とのこと。

 なぜか、スパークリング・ワインを1本頂いた。(味はまあまあ、でも盛り上がる) 6人で2つの無煙コンロ、結構快適。呑み放題でビール、ハイ・ボール、サワーなど楽しむ。始めに、オードブルみたいな煮込み、キムチ、スティック野菜とディップが楽しめる。
 次は塩焼きで、4種類、くりの九条葱巻きが面白い。それぞれにタレやカボスがついて楽しい。
 更に、タレ焼でロースの脂は多いがさっぱりに感心、カルビ系もうまい。ホルモンも上品で楽しめる。
 最後に、石焼ビビンバ、冷麺、テール・クッパがあり、クッパに辛子を小皿大盛り入れて楽しむと辛くてなんともうまい。隣の方に一口分けると、真っ赤になっていた。

 楽しめる上に、食後感がさっぱりしていた。すっきり暑い夏も寝てしまった
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酷暑の桂離宮、苔が焼けて、剥げて痛々しい

2014-08-04 05:36:42 | 京都
 昨日は37度、本日は高温注意報、油照り。桂駅から20分の徒歩でどうにかたどり着いたが早速、ペット・ボトルの緑茶を一気飲み。30人弱で白人系が多い。疲れて英語で会話も諦める。案内は藤山さんで、珍しくマイク利用(声量があり要らんと思うが)熱中症対策がしっかり、陰のない書院前は手早くなど思いやりがあります。

 苔が剥げ、焼け痛々しい。特に土橋は土も剥げ落ち無残。苔の間から雑草が伸びる。書院の前の苔は抹茶色に焼けている。

 池は藻が繁殖し、手負いの鴨がのんびり。深い緑の池に映る景色が楽しめる。空は鈍く重く、空気は熱くまとわりつく。蝦蟇の油のような汗がだらだら。松の葉だけが油を持ちつややか。

 午後の修学院離宮は暑さで諦める。体調がいま一つ、お昼に素麺と平野屋のお揚げを焼いて楽しむ。エアコンの中、読書。

 京都の夏は体力を奪う
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豆政(京都 夷川)の千鳥は一口で食べるのが旨い

2014-08-03 05:48:36 | 食べ歩き
ウオッカ・リッキーのお供にも良い。過剰なまで濃厚な甘塩っぱい表面は醤油の旨みが濃厚。しゃりっとやると米の旨みが中まで詰まっていて香ばしく、食べごたえがある。(普通の千鳥は中がからっぽなのが多い)

 千鳥のなかで秀逸だ。これは夏の疲れにあう濃いお味で甘み、醤油、米の三重奏だ。はまりそうで怖い。誰か止めてくれーというお味だ。

 なお、一口で食べると格別旨い
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国際フォーラムでお昼の軽自動車屋台村は日本式フェスティバル・マーケット・プレイス

2014-08-02 05:47:46 | 都市開発
80年代末にアメリカのラウス社の開発する都心の観光商業兼オフィス・ワーカーの飲食両方を狙ったフェスティバル・マーケット・プレイス(Festival Market Place)が流行した。丁度、MITに留学しており、天保山の海遊館ハーバービレッジの通訳も兼ねてアメリカ中、来訪した。その結果がウォーターフロントの開発とデザイン( PDF はこちらから https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit )だ。

 元祖のボストンのFanuil Hall Market Placeでは、ランチには近隣のオフィスからの利用が多く、ボストンの地場やアメリカの様々な料理を木陰のベンチで楽しんでいた。今回、国際フォーラムを訪れると、軽自動車の屋台が並び、木陰のベンチで同じく楽しい飲食の光景があった。

 あれから30年だが、やっと日本にもフェスティバル・マーケット・プレイスができたと思った。カレー等はとても美味しそうだし、色々な料理があり楽しめ安く選べる楽しさがある。オフィス・ワーカーと観光客の混在がある。木陰での飲食の解放感、

 国際フォーラムは秀逸な都市の公園利用でフェスティバル・マーケット・プレイスだ
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