都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

スリランカ旅行② コロンボの市街

2014-08-26 04:47:58 | 都市計画
 コロンボ市街は急激に開発が進む。
( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%9C ) 

不法占拠のスラムとシャンティ(政府の土地の不法占拠、密集)を政府(土地所有者)が近傍の中層マンションに強制移転を要請する。現地のヒアリングによると、住民説明会はあるが形式的なようで、一晩でブルドーザーによりクリアランスも起こり、安心して寝ていられないとのこと。アメリカ60年代のFederal Bulldozerも真っ青だ。

三輪タクシーなどのクラクションがうるさい、排気ガスが臭い。騒がしい都市で好みではない。ゆっくり市街を歩ける環境でもなく、そういう景観もない。現在は、排水管敷設とともに歩道整備が行われているが大通りのみで、細街路は歩道もなく舗装も手入れされていない。また、壁が高く、ガラス破片も埋め込まれている。街の各所に祠もあった。

80haの埋め立て(OBP 3つ分)が進行中。バブルの頃の大阪みたいだ。ホテル・オフィス・商業の複合開発(MXD)や住宅再開発が外資により目白押し。
高架道路整備や300m級のロータス・タワーも建設中で街が埃っぽい。また排気ガスと騒音も多く大通りも歩いて疲れる。

よく言えば活気がある、悪く言うとイケイケだ。
コメント
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