都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

春日井(京都 五条):カレーうどんがより洗練された

2014-12-16 05:38:48 | 食べ歩き

 開店前10分に行くといつもの面々が。口開けの11:30でもカレーうどん(780円)が出るのは12時前。紅葉の盛りでもあり観光客が多く待ち行列が長い。

 カレーうどんはお揚げと鶏肉(2,3切れ)で、細めのやわらか、しなやか、すべらかなうどんと、厚みのある出汁とカレーの香ばしさ。お汁を飲みながら食べる。いつもは残して150円の白ご飯で仕上がることも多いがお腹がくちくなりすぎる。

 今回、うどんの表面に葱の青いところを札のように平たく飾っていた。いよいよ芸が細かい。華麗で重い衣装をまとった柳腰という風情

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今にコスト・プッシュ・インフレが来る

2014-12-15 05:37:09 | マクロ経済

 景況感が上向かない割に、株価は上がる。これは金融緩和の効果で当たり前だ。今までの変化はIS-LM分析で明解だ。

①金融緩和:LM曲線の右シフトでi低下とY増大+バンドワゴン効果で消費拡大

②円安の進行:IS曲線の右シフトでi上昇とY増大(輸出量増大と円建ての収入増大)

③円安の材料高:IS曲線の左シフトでi低下とY減少(材料高の収益の圧迫)

 全体を合わせると、i上昇と若干のY増大でインフレ基調への転換となる。

 株価は大量供給の資金が行先を求め、不動産、株に流れ込んでいる。特に、不動産の転売はアニマル・スピリッツを感じる。マンションなども値上がりしている。

 株は「イケイケ」ムードで突っ走っている。キャピタル・ゲインでデパートは「ごほうび」(呉服、宝飾、美術)に支えられ売上が伸びているが、消費波及効果が薄い「バブル」な売上だ。

 一方、餃子の王将や吉野家牛丼の値上げ、ファミリー・レストランの高価格化など、供給側のコスト・プッシュと消費側の2極化が鮮明だ。そのため、景況感が良くならない。

 いわゆるトリクル・ダウン効果はアメリカでも証明されていない

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%90%86%E8%AB%96

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藤原(兵庫 二宮):主人の奥様への思いやりを感じる常連の店

2014-12-14 05:09:35 | 食べ歩き

 年に一度くらいの来訪だが覚えて頂いている。今晩は若い方を連れて3人で盛り上がる。口開けにお話しをして、ご主人の奥様への思いが胸をうつ。最近はご主人もちょっと腰かける。お互い齢をとった。奥様への視線がなんとも優しい。

 初めての二人には

・穴子の肝煮:ぶりぶり太くてお代わり、これは凄いここでしかないお味

・穴子煮(伝助穴子か、煮凝りがうまい)

・海藤花(かいとうげ):蛸の卵、これもここでしかないお味

・鯛の子煮付け

・鯖、鯛、平目のきずし

・卯の花

あたりを楽しんで、赤星ビール(東京に多い)、ひれ酒、ぬる燗を2時間とすこし楽しんだ。

 特に、穴子の肝の調理は手間が原価よりかかるのは素晴らしいお味だと話す。別のお客様とも京都話や神戸話でもりあがる。

 ここは甘目の出汁だ。嫌いではないが、塩が薄い。久々に松茸吸い物(500円で堪能)とぬる燗でたのしむと酒は切れるお味だが出汁がぼんやりとする。二杯目ももらって酢橘まで絞ってもらったが、嫌味がなくすっきりだがお酒の相手にならない。東京の蕎麦屋の抜きがもっとお酒のお供に良いが、これはこれでじっくり飲めるお汁だ。それから京都に帰ってバーで飲めるくらい「食べ物」としての吸い物だった。松茸も大きなのが入っていて翌朝まで香りがした。構成は松茸、鰤、豆腐に柚子などでボーっと表面に浮かぶ脂を見ていると幸せだった。

出汁について:神戸が甘目でときどきイリコ風味もある、京都が塩を響かせたあっさりの出汁は真昆布(すっきり)と鰹(鰹組合があるくらいだ)、中間がやや甘目でぼんやりした大阪(塩、砂糖、昆布と様々な節)かもしれないなぁと感じる。東京は鰹と味醂、醤油のトリオで分かり易い。

 関西と関東の経験が多いためか、自宅では羅臼昆布、本枯れ節、本醸造の濃口醤油と薄口は小豆島で塩にはこだわってない

 永く続いてもらいたい神戸の居酒屋の「あがり」だ、なお、最近は馴染み以外はお断りのようだ

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オーディオの買い替えを吉田苑と相談

2014-12-13 05:08:31 | 趣味

 デンマークの愛用するDynaudio(スピーカー・メーカー)が80%中国資本になったと聞き、今のうちに買い替えとDynaudio Focus 340 を吉田苑改造(Oberon)でローズ・ウッドを発注した。(ターミナルやネットワークの直列に入る素子を交換)ついでに、DenonのアンプもS10ⅡからSX1に買い替えにした。

 年末までには届くようで楽しみだ

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とん平 丼池店(大阪 南船場):油、塩っぱさ、活気と親切、若い胃袋を思い出す

2014-12-12 05:07:22 | 食べ歩き

 30数年通った心斎橋店が閉店。丼池店は盛業で今のうちにと訪問。野菜炒めとカキフライのハーフ&ハーフ(セット)は860円。カウンターの店は持ち帰りの弁当も含め、二人で切り回す。目の回るような忙しさで、注文、料理、盛付、会計、片付けを繰り返す。その合間に一番人気の野菜炒めのフライパンをあおる。今は無い、京都市役所横のアローンのオムライスに比肩する重さと回数のフライパンの動きだ。

親切に野菜炒めは卵抜きにしてもらった。ひとり分のハーフでもレードル半分の油で炒める。野菜炒め、塩、化学調味料と何かをふりかけ醤油で仕上げる。一口目、塩っぱいと感じた。昔はソースをかけて食べていたのは若かったからか。

カキフライは3個で厚めの衣が剥がれ易い。普通の懐かしいお味。横には甘い醤油味(挽肉に味付けか)がついた独自のコロッケとスパゲティ・サラダが控える。

ご飯には、卓上で取り放題のハリハリ漬を載せる。味噌汁は豆腐と若布でイリコ出汁が懐かしく七味をどしどし入れるとメリハリがつく。

店屋の味を越えた闇市場みたいな味だ。心斎橋店は80年代頃に市場の片隅にあり暗いカウンターだった。30数年前、ここで、先輩である同窓の設計のYさん(梅田センタービルなど設計)と会ったのが昨日のようだ。

懐かしいお味だが、油と塩っぱさに圧倒された。70年代の高度成長期を思わせるお味と感じた。なお、2階には鶏料理のどぎゃんが、南にはおじやうどんのうさみ亭マツバヤもある丼池グルメ交差点だ

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中森明菜が復帰

2014-12-11 05:06:27 | 趣味

 いよいよ、来年1月復帰するとの報道が。紅白歌合戦のサプライズ・ゲスト候補でもあるようだ。

 声量が戻っているかどうかだが、大人の、しっとりした歌姫での復帰を希望する。昔の、声量とビブラートでなくても独自の世界を作って欲しい。

 また、CDを買う楽しみができる

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いなり庵(兵庫 三宮):親戚の家でご飯みたいな、そばとお寿司

2014-12-10 05:04:11 | 食べ歩き

 穴子寿司とそばの相乗りが550円。穴子は薄いが7切れもありツメが多く甘目。紅生姜が脇役。

 おそばは揚げ玉と若布が素敵な柔らか麺。お出汁は薄めでひっそりほっこり。老夫婦の手練のお味。

 お味より雰囲気がとても良い。末永くお店が続くように願う。この近くでは居酒屋の藤原も再開した。近々行くつもりだ。

 地元の方が多い。タバコの煙が時々、苦手だ。いなり庵というからもともとは稲荷寿司が御職だったのかもしれない。

 

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鷹峯の柿のドローイングをアップしました

2014-12-09 05:02:45 | 趣味

自転車の友人からの御紹介で狙っていた鷹峯の角の柿。11月初旬に行くと柿が数個しかない。木守りの柿だ。

http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/takagamine%20kaki.jpg

土塀との対比を考え構図を決めた。土塀の上の屋根は苔むしている、腰の石も苔が覆っている。向こうに見える屋根瓦の硬さと対比させてみました。

樹齢の高い柿で枝が入り組んでいる、柿が多いより面白い絵になったようにも思います。柿の絵は時期を合わせないと、昨年の嵯峨野でも「柿がない」ということになりました。

毎年、年賀状は柿の木です。柿(とできれば水のある)の風景のストックが増えて嬉しい限りです

 

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フジヤ(Fujiya)(大阪 内本町):独自に洗練された洋食の美味さ

2014-12-08 05:00:49 | 食べ歩き

 移転してから初めて訪問。11:20に中に入り、ベンチで待つ。カキフライとハンバーグのセット(1,800円)にする。

 牡蠣は的矢で3個、中は生に近いが締まっている身で、外側のフライの衣と冷たい内部の対比が独自の美味さ。タルタル・ソースは別添え。酢橘の半分は種を取り、切込みも入って丁寧。醤油を貰って楽しむ。ガルニの野菜と食べると変化がある。

 ハンバーグは両面強火焼きで固い。つくね状だが割るとジュースも出る。ドゥミグラス・ソースは少な目で味がよくわからない。最後のドゥミグラス・ソースとジュースはマッシュ・ポテトで浚えて楽しむ。

 ご飯は普通だが、摺り胡麻のかかった胡瓜、蕪、茄子の漬物が秀逸。赤出汁はエノキと蛤(身を一度外してある、丁寧だが砂をはんでいた)でここの料理の矜持。

 

 850円のランチの人気が高く、12時前に10人ほどの行列。清潔で洗練された独自の美味さに磨きがかかった

 

 夜も行ってみよう

 

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大阪暮らしの今昔館(大阪 天六):江戸時代の街並み再現は見ごたえがあった

2014-12-07 05:55:36 | 趣味

 天六の交差点近くで入場料は600円(企画展示とセットは800円)現在、船場の企画をしており参考に訪問、アジア系が多く、「なにわ町屋」は体験和服の方々で賑わっている。なんだか太秦映画村みたいだ。

 江戸の街並み再現では道路は2間くらい、両側に側溝が軒線下にあり、木の蓋が載る。奥には背割り排水。奥に便所、風呂、井戸。竃の上は火袋。「大阪建」は本二階建が多く、玄関に上下の引き上げ戸(二重で木戸と格子戸)は京都の町屋では見かけない。(京都では西陣京極の大市の跳ね上げ戸が古いので有名)、取外し型の敷居(車での搬入の対応)がある。軒は京都町屋のカンチレバーの梁(人見梁)ではなく、金物で吊っている形式だが江戸時代に金物があったのかどうか訝しい(ご存知の方、ご教授下さい)なかなか作りこみが丁寧で楽しめた。

モダン大阪は模型が多く、堺筋の小西儀助商店、沢の鶴の界隈は楽しめた。川口居留地や空堀の長屋、団地など興味深い。できれば詳細な地図とともに街の歴史の解説、大阪全体の発展の歴史など大づかみな解説が欲しかった。船場と船運、東西横堀、堺筋の賑わいなども大坂から大阪への変革期も題材にして欲しい。

 天六の街はタワー・マンションが多くなりつつある。商業の街から都心隣接のマンション街に変貌中だ。ラーメン店も多く、日本一長い天神橋筋商店街の北端でもある。

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武者麺 新大阪店:車庫前中華そば(あっさり醤油豚骨)は東京ラーメンに通じるうまさ

2014-12-06 05:54:27 | 食べ歩き
 こってりはもてあましたが、あっさりは東京ラーメン風で旨い。葱が多く、太い麺、澄んだ醤油スープ、海苔など東京ラーメン様式。胡椒たっぷりで数寄屋橋直久の味を思い出した。こちらの無化調の中華そばがはるかに美味しい。今回は麺の大盛りで800円を楽しんだ。白と青の葱がスープと混ざってうまさが深い。梅鶏チャーシューも変化で楽しめる。メンマも変化をつける役割が光る。チャーシューはお楽しみでしみじみ旨い。最後は海苔で麺を巻いて仕上げ。

 気に入った、4人のスタッフがきびきび。開店当時の混雑はない。
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洛中にクリスマス・ツリーが点灯

2014-12-05 05:53:19 | 京都
気がつくと、大丸錦出口から見えるサンクン・ガーデンの斜面にイルミネーション、向かいの病院もクリスマスの設えのイルミネーション。(なぜか、欅が切り倒されているが、公開空地の緑化率は良いのだろうか)
 
 東洞院の六角の先には八百一の大きなモミノキが据えられ、今年は電球色に加え赤のライトも光る。名物になる大きさだ。
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えいじ(京都 三条京阪):復活、前と同じ経営者で懐かしい

2014-12-04 05:52:15 | 食べ歩き
懐かしい。ご挨拶をするとお互いに楽しい、夜は居酒屋なのも同じ。市役所裏の寺町の方が便利でお客さんも多いだろうに、三条京阪の上がったところに移転。

 お昼は肉カレーセットが税別で870円(単品は820円)。細い麺でつるつるは前と同じ。出汁がいま一つ薄い(風邪気味だからか)く感じたが甘いのも同じ、カレー粉は前よりエスニックな感じ。餡はすぐに唾液で薄くなる。玉葱、青葱、お肉が旨いが、肉が少なく固めで、さらなる奥深さを加えるお味が欲しい。ご飯は丁寧な炊き上がり。

 何度か通ってみよう。前は肉より揚げカレーが美味しかった
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午後の陽射しを受けた東山の色が素晴らしい

2014-12-03 05:51:14 | 京都
 例によって論文にかかりきり。午後になると窓から大文字山など東山の風景が楽しめる。雨上がりで特に色が映える。何時の間にか紅葉が多い。ナラとかブナの広葉樹だろうか。黄色から赤茶色の混合と緑がもこもこそした塊で対比している。明日は大文字山にでも登ろうかと思っている。大回りしてATBで楽しむのも良いな。
 12月初めには提出するともりだ。その次はテニスや自転車の忘年会、年賀状、大掃除などお休みも忙しくなる。仕事は一段落しているのが幸いだ。

 暮れの忙しさは、ちょっと楽しくなる気もする
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麺匠 おやじの一麺(大阪 本町):家庭でのラーメンの味

2014-12-02 05:49:59 | 食べ歩き

 秋の陽射しが柔らかい。串居酒屋の昼営業のラーメンへ。煮干しラーメン(650円)とごはん(無料お代わりできます)+ふりかけ(田中食品 のりたまご)にした。店舗は、外がビニール・テントで変わっている。
 スープは味醂が入っているのか甘い。麺は細めでしこしこ。メンマはできあいでよくあるお味。チャーシューは柔らく大きい。葱は細い小口切りの九条ネギ。
 全体に、家で袋入りのラーメンにメンマとチャーシュー、葱を加え、ご飯も食べている感じがした。まずくはないが、お店独自の煮干しの旨さを感じなかった。

 数十年ぶりにふりかけをご飯にかけて食べた、帰りに、次回煮卵無料券をもらった。商売がうまい。

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