都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

英多朗(京都 烏丸):冷やし中華セットはいまひとつ

2015-07-16 04:10:51 | 食べ歩き

 月替わりの冷し中華セットは880円で、名物鶏丼にする。冷麺はつけ汁がごまだれか醤油があり、醤油にする。麺は細いラーメンと同じもの。かき氷で冷やしている。サラダがのって華やか。茹で卵半分とチャーシュー2切れ、クーポンでシナチク(味がいまいち)

 つけ汁が薄く、だんだん麺の水分で薄まる。卓上の辛し味噌、胡椒を入れても味が弱くなる。更に、鶏ごはんは唐揚げと海苔、醤油だれだがこちらは濃い味で対比が悪い。

 これはいまひとつだった

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Alleretta Ⅲ の塗り替え完了:柔らかく、23Cが昔の時代を想い出す

2015-07-15 04:09:51 | 趣味

 I’sで完成、一部部品の取り換えやキャリア再メッキ、フロント・バッグ・ホルダー(店長の労作)で10万円程。早速走ると、0.4mm-0.7mmの石渡017主体のフレームがしなやか。固いMavic Open 4CDのリムに、32Hの15-16 Wheel Smithのスポーク、柔らかいGrandBois Col de la Madeleine 700×23C Extra Legerは昔のクレメンを想いだす。チェーンが駆動する独特の軟らかさ、安定したタイヤの吸収、フレームの前後のしなやかさ。約20年ぶりの細いタイヤと行き届いたメンテナンス。

 20代後半の情景が急に甦る。特に、あの頃の印象的な光景、匂いが甦る。

 Compagnolo Super Record の変速も粘りがあり、確実。サンプレのシフト・レバーのスプリングが気持ち良い。

 ああ、齢をとった、あれから30年だ、感謝がある

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麺対軒(京都 堀川):冷やし中華はコクがない

2015-07-14 04:08:55 | 食べ歩き

 玉子なしの冷やし中華をもとめてここに(780円)、近くは祇園祭の鉾建てで賑わう。暗い店内で、ほぼ一人の作業。出てくるまで時間がかかる。

 冷やし中華は下から、醤油だれ、氷、麺、キャベツ繊切、チャーシュー繊切、胡瓜の千切りに辛子となっている。ぶっかけうどんみたいで酢がないためどんどん足す。醤油辛いだけで味わいがないため、辛子味噌、胡椒もいれるが、美味しいもちもち麺と味が混ざらない。

 不満に思ったが食べきる、好みにあわない

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新国立競技場の承認に思う:君子は豹変すべきだ

2015-07-13 04:07:45 | 都市計画

 ザハの設計案を基本に開発を進める決定がなされた。NHKや日経の社説でも「ずさん」な進め方、無責任体制が批判されている。見直しができないのは間に合わないからというのはあいた口がふさがらない。

 2,520億円という開発費は先行事例の数倍という。また、一般の反対は81%との報道もある。しかも景観を損ねるようなアーチは800億円かかるそうだ。この資金の出所と責任者が不明なのがさらに理解できない。「事業主体のJSCが開催する有識者会議に、デザインの審査委員長を務めた安藤忠雄氏が欠席」というのも理解できない。

 まずは予算があり、見積のうえ判断するのが公共予算の執行ではないのか。先に設計案を決めてから予算を検討する手順に大きな陥穽がある。さらに、都市計画的観点が欠如しており、施設スケール、景観の配慮が設計選定にない。

 槇文彦が新国立競技場のザハのデザインを批判しているが、これは安藤忠雄との代理対決のように思える。槇は知性派のバランス重視で人に対し親密を感じるが、安藤は単純で、省略、造形的と対極にある。なお、当方は初期の安藤作品のTimesなどは評価するが、その後は「好きではない」としか言えない。実用的な環境としての建築ではなく、オブジェに近い。ルイ・カーンの再来と言われたが、ルイ・カーンが気の毒だ。

 老建築家と自称する槇さんの御苦労を偲ぶ。建築家としての職能に誇りと義務を感じておられる。なお、論点は都市の景観に絞られ、巨大すぎる外観の修正を提案されている。

 ザハのデザインというかスタイリングは不気味だ。デザインとして狙った回廊機能はもはや消え去ったのでは。天蓋のための橋というのは理解できない。

 東京の公園として景観・都市計画から、公共事業の投資採算性から、納税者の意見から、今回の決定は疑問だ。

 替えるべきものは替える、君子は豹変す

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I Have a Dream to Go to 自家製中華そば としおか (東京 弁天)

2015-07-12 04:47:45 | 食べ歩き

 べんてんの一番弟子(ネギ太 岡部 とある)が製麺機とともに独立して早稲田駅近くの弁天町に店を出したと聞いた。是非行きたい。ついでに、移転した ごとう も行きたい。これで東池袋系の好きなのが楽しめる。しかし、昼からビールを としおか で楽しむなら泊るしかない。しかし、あまり東京で行きたいところもないし愚妻を連れてもラーメンは同意が得られそうにない。(SOHOのReubenも悪評さくさく)

 しかし、伊東屋本店も開業し東京の商業を見るのは面白いテーマだ。

 関西に べんてん の弟子が来てくれないかな

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次の研究は需要の拡大としての産業クラスターか

2015-07-11 04:45:01 | 都市計画

 今回の論文をJLLの山口さんの協力でパワー・ポイント化しセミナーにまとめているが、ありがたいことに好評だ。

 バブル以降、都市開発という供給から、施設利用という需要にパラダイム・シフトがあった。この需要研究は恩師の戸沼先生からも面白いとの評価。次は、都市需要の要である、都市産業のクラスター(独自集積)を研究したいが、マクロ経済の調査、公共経済学、都市経済学、マーケティングなど多岐にわたる。

 都市開発の動向の事例研究として、京都での産学連携や、ボストン大都市圏での医療・バイオ政策などからまとめるのも一手かなと思っている。

 また、本社ビルとその陥穽をマクロ(社会、企業)・マイクロ(働き方)と外部性(企業を取り巻く環境)、内部性(企業内部の変革)などでとりまとめ、フレキシブルなオフィスが結局長持ちするというのをジョンソン・ワックスやMITキャンパス(天井が高い)などでまとめてみるのも面白い

 考えをまとめるのは楽しい

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ニューハマヤ 北浜(大阪):食べ方を変えた

2015-07-10 04:43:53 | 食べ歩き

 いつもの1番(ハム付、牛肉)で卵無し、キャベツ大で850円。息子が仕切るようになって、福神漬けは取り放題スタイルになったが値段は変わらない。

 いつも、ウスター・ソースをちょっと、タバスコを瓶の半分くらいかけて食べる。早稲田のオトボケのジャンジャン焼を思い出して、キャベツの上にお肉を乗せてみたところ、キャベツがしんなりして肉とのバランスもとれておいしい。

 最近はこの食べ方で合いの手に福神漬けと赤出汁がうまい

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祇園祭が始まる

2015-07-09 04:42:52 | 京都

 7月1日から祇園祭。四条通りのアーケードに提灯が下る、阪急のホームにお囃子が鳴る、街角に御神燈の提灯が軒先に。

 八百一本館の前にも傘付の移動式提灯、百日紅は未だ蕾もない。還幸祭で西御座の神輿はこの前を通る。御射山公園の緑と対比しているこれも傘が小粋なセカンド・ハウスの提灯も良い。

 この一カ月は梅雨の蒸し暑いなかだが、楽しみも多い

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てんぐ(京都 西陣):杉千代の継承、濃くてうまい

2015-07-08 04:42:04 | 食べ歩き

2009年に閉店した不便な立地の杉千代を継承し、濃いスープ、柔らかチャーシュー、海苔が特徴。ひさびさに訪問、ラーメンは700円。スープがしっかりしている、これなら食べ放題のご飯も人気なのが分かる。チャーシューは柔らかで、チャーシューメンにすべきだった。

麺は博多風であわないと感じた。もっと太く加水の多い麺がスープとのバランスが良いと思う。葱はたっぷり笊で来る。全部入れてしゃきしゃきとアクセントになる。

久々だったが、楽しめた。最後に海苔で締めるのが好きだ

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百貨店で〈趣味〉を買う (神野由紀):住宅近代化との整合などマクロの観点が欲しい

2015-07-07 04:40:57 | マクロ経済

 最近、文献で昔の風俗を研究する文献が多い。本作もその流れ。風俗の裏打ちとなる時代背景などマクロの相関についての俯瞰的考察が薄く、蛸壺的な観点が多いのは残念だ。

 

 対象は大正から昭和初期で、明治以降発展した「あこがれ」の洋風の「応接室」などの一般家庭への台頭期だ。家事の政治学(柏木博)が参考となる。

 面白いのは:

・良い趣味への憧れ、住居(インテリア)、服装(紳士)

・百貨店がファッションのTPOを解説、紳士への憧れとシーンに合った服の選択を解説、相談

・床の間と美術、分かり易く、偽物がない、お手軽が百貨店、一揃いできるライフ・スタイル提案

・小芸術(Lesser Art)、応用芸術、工芸→室内を飾るもの、生活の工芸品、芸術家の道楽作品

・風流商品:江戸以来の好事家趣味の継承、頒布会や展覧会、団体

・モダニズムから、「国風」、「新日本調」(昭和10年代)の流行、和洋折衷で椅子のある和風様式

 などが楽しめた、しかし、各章がばらばらで論文の寄せ集めのようだ。

 百貨店研究者にはお薦め

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江戸堀木田(大阪):和んだ雰囲気と会話がお昼のリゾート

2015-07-06 04:39:58 | 食べ歩き

 相変わらず、肉カレーうどんとご飯のセットは美味い。特に、餡が強い目で、出汁が強く、肉の旨味が強い一杯は、肉から不思議に紅生姜の味がする。七味唐辛子の作用かもしれない。

 いつも、麺を先に食べ、卓上の胡瓜の漬物とご飯、カレー汁を口であわせて食べる。肉、うどんの切れ端、玉葱、葱の組み合わせの変化で味が多様化する。とても楽しい。

 11時について、四方山話の会話、最近のうどん訪問など話しつつ、本を読む。ゆったりと30分程、和やかで会話もゆったり。都会のリゾート(逃避地)だ。特に、仕事が立て込んで気持ちがイガイガするときを選んで来ている。

 お味も良いが、雰囲気がさらに良い

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Dynaudio Focus 340の音が立つ

2015-07-05 04:56:56 | 趣味

夏は窓を開けるためオーディオはピアノかジャズが多い。Dynaudio Focus 340は音の立ち上がりが速く、小音量でも音が痩せない、3WayだがMid主体でつながりがよくフル・レンジのようだ。そのため、外の音が入っても音が明確で楽しめる。

 外の音と音楽はBostn Popsの野外コンサート、Tanglewoodみたいな感じだ。それにてもDynaudio Focus 340は強い音だ。磁力、コイル、接合、フレームなど緩みがない。いわゆる、Dynaudioの「立ち上がりと余韻」だ。特に擦る音(Violin一族)はたまらない。(叩く音なら近代のセラミック、アルミ振動板に歩がある)

 夏もオーディオが楽しい、東山を眺める夕暮れ(Dusk)にはイギリスものやBartokが良い

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一風堂(京都 烏丸):中国人の浴衣軍団、新しい体験旅行の発案はだれが

2015-07-04 04:55:29 | 京都

 梅雨の合間にテニスを4時間。13時過ぎに一風堂に。すると、浴衣の中国人らしき集団が出てくる出てくる。店員によると「浴衣軍団」らしい。イギリス、フランスで一風堂は人気と聞いたが、中国でも人気のようだ。しかも浴衣なら近くのホテルに違いない。なかなか着こなしもよく、内股でちゃんと足もさばく。

 なりきり舞子は良く見かける。昼ごろの白川橋や清水寺は特に多い。(舞子、芸妓は写真撮影に頼まれたのでない限り、日向には出ない)この前、天六の「大阪暮らしの今昔館」でも体験和服の韓国、中国人が多かった。いっそ、京都でもなりき浴衣サービスがあれば良いと思う。派手なギャル浴衣よりずいぶん良い。

 なお、20年ほど昔の話、フロリダのEPCOTセンターに和服で行った京都娘がいたが、大うけだったと聞く。観光はうけと体験が面白い。

 誰が企画したのか知りたい

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気が付いたら梅雨で田植え

2015-07-03 04:53:57 | 京都

6月に入ると水無月が並び、田には水が張られ田植えの時期が過ぎた。田の水面に苗が並ぶ姿、水鏡に鈍い空が映るのは梅雨の景色だ。

山の緑が深い。御池の欅も葉が茂る。日陰と日向の体感温度が違う。アスファルトの照り返しを感じる。

 先週の土曜日は4時から激しい雷雨で目が覚めた。近くへの落雷は稲妻の光がつよく、空気の割れる乾いた音から轟音に変わる。

 クール・ビズでネクタイなしは良いが、まとわりつく湿気と、夏至の強い日差しに大汗となる。外を歩くときはモンベルのハットが折りたためて便利だが、サン・グラスとともに人相が悪くなる

 そろそろ、冷やし中華や鰻を食べ歩こう

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やまや(京都 四条烏丸):明太子食べ放題は塩っぱい、おかずも塩っぱい

2015-07-02 04:52:57 | 食べ歩き

 人間ドックが終わり、雨のため便利な地下街へお昼に立ち寄る。先払いでしょうが焼きを選び、どれも1,000円。居酒屋の昼間利用で、壺に入った取り放題の明太子と辛子高菜が呼び物。

 選べるおかずは、がめ煮、干し物の魚、唐揚げ、しょうが焼きなどどれも塩っぱい。明太子も高菜も塩っぱいから盛夏のテニスの後は好適だが土日のランチはない。

 近隣のオフィス・ワーカーが多く、卓上の明太子狙いが多い。しかし、ご飯一杯に明太子の壺の半分が限界で、二杯で食べきるのが精いっぱい。焼置きか、レトルトみたいなしょうが焼きはまあまあ。居酒屋料理のお味。

 やはり、汗をかいた後でないと塩っぱい。味噌汁が甘く感じるほどで、体にはあまりよくなさそう。若い方か汗をかく方におすすめ

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