都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

六本木と秋葉原を歩く

2017-01-16 04:24:00 | 都市開発

 六本木を歩くと、地下鉄がややこしく、六本木ヒルズに出るのに迷う。ヒルズの上から周りを見ると高層ビルばかり。虎ノ門もクリアランスが進行で古い町並みがビルに集約。歩いていると、高層ビルの足元づたいという感じもする。いい加減に縦型複合ビル(Vertical MXD)を止め、水平の群建築でオフィス、ホテルと長屋みたいな商業を簡易に作るのが管理、権利形態の単純化と施設ライフサイクル(建替え)がうまくいくと思う。商業の施設は短期で簡素なのが良いのは、現行のショッピング・センター(SC)を見れば理解できるはず。

 秋葉原に降りると、北側の山手線を潜れず、渡るのに手こずる。ラジオ会館も建替えられたが、1階は「秋葉原の土産」で煎餅、饅頭まである。アジア人旅行者が多い。その上は、フィギュアなど、海洋堂も目立つ。

総武線のガード下で東側には未だにラジオセンターが祭りの屋台みたいにあり、渡るとオヤイデ電線とラジオデパートがある。さらに、南に下るとテレオン110もあり懐かしく昔と同じたたずまい。1時間ほどあっという間。

 しかし、街角にはメイド服のお嬢さんたち。呼び込みに合うが、その意味(サービスの内容)が分からない。

 かたや綺麗な街、かたやオタクの町

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はふう本店(京都 御所南):ハンバーグが改良

2017-01-15 04:21:08 | 食べ歩き

 久々にお昼に行くと、TV取材。ステーキの紹介か、オープン・キッチンの中に。ハンバーグ(1,580円)はお値打ち。大きなサラダと小鉢(切干大根)、ハンバーグとバジルのスパゲティ、小さなコーヒーなども付く。

 ドゥミグラス・ソースがより苦くなってよい。サラダとハンバーグの取り合わせがよりくっきりする。味噌汁も若芽と玉葱で出汁がしっかりしている。ご飯で仕上げるのにもってこい。欠点は出来合いのキューちゃん漬とハリハリ漬。

 冬なのに大混雑で待ちが多い

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Peter –Lucas Graf の再販を聴く:1000円でお得 Claves

2017-01-14 04:25:48 | 趣味

 学生時代、友人が好きでもありよく聴いたGrafのClaves版が日本で再発売。モーツアルトなど5枚ほど買うが、好きな無伴奏の小曲集がない。マレーのものなど良いのだが。LPではあるが、CDでも欲しい。

 なお、録音は当時の音でありあまり変化がない。懐かしい

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鬼そば(札幌 京都大丸催):麺が固く、スープは煮干しで濃い、ぶっかけ蕎麦みたい

2017-01-13 04:20:09 | 食べ歩き

京都大丸恒例の暮れの大北海道市、さがみ屋製麺つながりか、麺屋 やしちも出店。低加水で旭川ラーメンみたい。煮干し中華そばは850円で、札幌ラーメン元祖の醤油に還っているそうだ。

麺とスープが別々に感じた、ぶっかけ蕎麦みたいだ。スープはよくある煮干したくさんのどっしり系でまあまあ。

 厚く柔らかいが、香りが独自なチャーシューはまあまあ、煮含まれた大型メンマはうまい

麩と大きな薄い海苔が古風な象徴か。

 値段と、お味がいまひとつ

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小澤征爾とボストンでチャイコフスキーのバレー音楽をそろえる

2017-01-12 04:24:51 | 趣味

 チャイコフスキーをカラヤンで聴くのに嫌気がさして、小澤征爾とボストン・シンフォニーを買う。柔らかで色彩感がある。懐かしさもあってとても良い。そういえば、セレナーデがないなと気が付いて探すと、サイトウ・キネン・オーケストラがあり、これも買う。

 やはり落着く。色彩感があり、流麗だ。ボストン。シンフォニー・ホールの低音がねちっこく、響きがみたされるシュー・ボックス型独自のトーンが蘇る。

 最近、CDが増えて千五百枚に近づきいよいよ置くところがない。全集のダブりなど整理していこう。

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大中(京都 河原町):アレンジできるこってりの細麺でバランスがいま一つ

2017-01-11 04:19:10 | 食べ歩き

 河原町のBAL南の通りに開店。チャーシューはこってりとあっさりがあり630円とお手頃価格。スープは従来のこってりと魚介入りのあっさりもある。

 こってりスープで麺固め、バラチャーシュー、無料オプションのモヤシ・葱多め、キムチ入り、玉子は止めた。スープはどろどろで、麺は細目でありバランスが悪い。もっと太い麺で加水が多いのが好みだ。チャーシューは脂が多いが柔らか。

 卓上には胡椒、味胡椒、一味、フライド・ガーリック、ニンニクなどあり変化が楽しい。多めの胡椒とフライド・ガーリックが良かった。

 麺は少な目で、スープをすすったがなかなか重みと量がある。麺大盛が良いかな。

 どうも、麺とスープのバランスが悪く、スープの重さと麺が馴染まない。面白いが通いたいとは思わなかった

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カラヤンとベルリン・フィルの演奏にびっくり、人工的

2017-01-10 04:22:38 | 趣味

 久々に、チャイコフスキーのバレー音楽でも聴くかとDGのカラヤンとベルリン・フィルを聴く。Dynaudio Focus 340で聴くとなぜかぱっとしない。演奏は驚くほど乱れがないが、音質は平板な音でマルチ・トラックの特徴だ。この後の時代に、カウンターとしてワン・ポイント録音のSeonやHMが出てくる。きちんとした写実の絵のような演奏で飽きてしまう。

 それにしても見事な「無謬」の演奏で「なめらかさ」と「抑揚」が効いている。映画音楽みたいで、聞き流せるがすごいテクニックだ。

 しかし感動がまったくない。カラヤン印の完成度を「ドーダ」( 鹿島茂 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E8%8C%82 ) と言っているみたいだ。実際、カラヤンは自己愛症候群だったとの記述もある。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3 )

 息が詰まる感じだ、別の指揮者も買おうと小沢 征爾を注文

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橋ずめ(京都 烏丸御池):浅井食堂の浅井さんと歓談

2017-01-09 04:18:14 | 食べ歩き

 当方が描いた、五山送り火の山の絵(6枚)や高雄の柿など飾って頂いております。

 二人で洋食談義。25年前のたいめいけんの本があり、ガルニ(付け合せ)が詳しいためお譲りする。

 まずは、唐墨を楽しみ、大ぶりに切ったトウモロコシの天ぷら。まながつおの照り焼きの2品はアメリカの友人に大うけの品だった。揚げ里芋の味噌田楽も面白い。白子や味噌漬けチーズなど珍味系を、冷酒とともに楽しむ。参考になる料理が多いそうだ。

 東京の洋食では煉瓦亭、たいめいけん、香味屋を推す。カキフライや穴子の研究・探訪でもりあがる。2人で1万5千円。

 この後、大きなクリスマス・ツリーを横目に向かいの八百一本館の2階にある前田豊三郎商店で、シャンパンのFranck Bonville Brut を楽しむ。ゆったりしたお味がおいしい。

 楽しく過ごせた

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榊原(大阪 新地):野菜カレーは野菜が多い

2017-01-08 03:26:46 | 食べ歩き

 水曜のお昼しかないカレーは950円、大盛りは1,150円。ビーフと野菜。辛さは8段階に統一。初めて来店の友人と二人で大盛り、友人はビーフ3、当方は野菜7。

野菜はキャベツ、ナスビ、ズッキーニ、オクラ、ピーマン、ニンジン、セロリ、ジャガイモと量が多い、だんだん辛くなる。ビーフは薄切りが大量。友人の方が量は少なく食べるのが速い。

 今はない、西大久保工科大学近くの夢民のサマー・カレーに似ている。なお、閉店したが、一時提携していた炒伽哩が汐留や西新宿にある。本家は通販が復活。( http://www.mumin.jp/ )

有名な「薬味で味わうカレー」は円形のお皿に5つに区分され、ピーマン漬、紅生姜 、烏賊塩辛刻み、唐辛子のアチャール(これが好き) 、レーズン(唯一甘い)で構成、うまいうまいと唐辛子を辛にすると汗が出る。塩辛は塩っぱくてあまり食べない。

 友人も面白いと満足そう、途中通る日銀前に二本ある銀杏の黄色と碧い空の対比が目に染みる

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三が日の過ごし方

2017-01-07 03:24:27 | 京都

例年の習いで朝は初日の出を部屋から拝む。3が日とも天気が良い。

 9時から、お雑煮と初めて買ったおせちの詰め合わせを。(2万円:結構高い、焼肉なら酒抜きで6人分か)つまみとしては朝から菊姫のお伴に好適。なぜか野菜がすかすか、冷凍して細胞が保たれていないのか。自宅でのお煮しめなども併せて朝から菊姫がすすむ。叩き牛蒡と紅白なますが好きだ。雑煮は白味噌に丸餅を煮込む京都風。

 11時ごろから、三条通を歩いて京阪で出町柳まで、下鴨神社に初詣。混雑しているが、干支の酉の前で写真を撮る。破魔矢と干支の酉の親子置物を買う。

 京阪で東福寺まで下りて、タクシーを河原町通で拾い、東寺に参拝。御影堂は改修に入った。弘法大師坐像が御開帳でありがたい。歩いて京都駅まで。地下鉄で帰ると3時半。お腹がすく。おせちを食べて、うとうと。錦織のテニスのお笑いと大食いを見ようと起きたら、体が重い。近所を歩くと、アーケード街の寺町、新京極、三条あたりは人が多い。新春から人出があるが、若者と三世代家族連れに分かれる。後者は帰省した孫を連れているのだろうか。六角河原町西入の第一旭に行列ができていた。

 

2日は7時からおせちと菊姫を。お雑煮はすまし汁と焼餅にする、うまい。

早稲田が箱根駅伝往路で2位を喜び、ラグビーは早稲田が負けた同志社を応援したが大敗、あらら、帝京も天理に勝っていよいよ不貞腐れる。

高島屋の初売りに。ネクタイ3本特売狙いや、愚妻の3Wayバッグ探しなど見るだけ。酉の干支ネクタイや御払い済みネクタイなどに感心。八百一本館のツリーが撤去になっていた。

夜は親戚が集まりすき焼き。盛り上がって早めに辞去し、上の子供の対応に帰る。途中で知り合いのお蕎麦屋 矢野さんと出会う。お風呂に和んでから、ここでもゆっくり呑んでしまいゆったり寝る。ビデオで見るとんねるずのお笑いテニスの錦織とチャンは和む。

 

3日は焼いた海老と小餅を白味噌に入れた雑煮。朝から箱根駅伝復路で盛り上がる。

朝から箱根駅伝で盛り上がるが失速、早稲田は3位。11時からテニスの初打でご挨拶。張り替えたYONEX EZONE DR98で軽く。不摂生がたたり、腿と腰の周りに筋肉痛。

終わった後、吉田苑でDynaudioとNmodeのプリメイン・アンプを買ったテニス友達のSさんを拙宅にお招きしDynaudio Focus 340を聴いていただく。

この後、ご縁のある阿倍野のハルカスの初売りに。梅田は混雑、阿倍野も混雑。色々買って帰洛は9時。

そこから、買ったおかずとおせちで軽く呑みながら食事。

 

明日は初出

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中津 えぐち(大阪):中華そばのセットも発売

2017-01-06 03:32:27 | 食べ歩き

 冬になり、中華そば(750円)のセットで高菜ご飯付が850円など登場。中華そばは太麺も選べる、こちらが好きだ。

 学生の頃、代田橋の大勝軒の味を思い出すスープで、「ああ、、」と懐かしさに浸る冬が稚近づくこの頃。

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徳島を走る、巡る、楽しむ、街を考える

2017-01-05 03:33:20 | 都市経営

 愚妻が仕事で徳島に2日出張、それに合わせて、徳島を1泊2日で楽しんだ。京都を8時に出て徳島に11時過ぎ。駅前のサンルート・ホテルに荷物を預け、向かいのアミコの地下1階のぐるとくサイクルで20インチミニの3段変速の電動アシストを借りる。雨のため早く帰って4時間で400円は格安。

 小雨のなか、モンベルのウインド・ブレーカーと暖パンで走る。田宮方面に走り、眉山を登る。4キロで280mの標高。流石は電動、楽に10分少しで登る。特に強力モードは押してくれる感じでバッテリーが1/4減ったのにはやはりと感じた。雨が強くなり、眼鏡に水滴で見えずらい。頂上の展望台までよっこらしょと登るが途中の急坂のピンコロ石が滑り危険、迂回する。

 雨の風景はあまりよくない、今度は西部公園側に降りる。車2台、地元の健康会のシルバーにしか会わない空いた道だが落ち葉が多く慎重に降りる。

 徳島城博物館はバブルの後に完成したそうだが、初めて(入館料300円)入館。丁度、企画展で「城下町の風景」を開催。歴史とお城の模型が圧巻。古地図を見ると徳島は「島」の連合体というか、吉野川の傍流が入込んでいるのが良く分かる。徳島城はへの字の島になっている川城だ。城下町が北と南と東に開けている。城の南の寺島川は防御に有効だったと思うが埋立て鉄道用地(駅と線路)になっている。

( http://awakouko.info/uploads/webphoto/photos/l00190l4da2bccacd14e.pdf )

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%B7%9D )、( https://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisetsu/bunka_art/chuo_kouminkan/panel_kashi.files/chuo_kominkan01.pdf ) 

( http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00044/2001/21-0159.pdf )

 戦災前の風景を見ると新町川には蔵が並び、水路を活用した都市であった。しっとりとした街並みが並んでいた。参勤交代にも安宅から御座船で海上利用であったとの歴史がある。さらに水面利用や利水として前川には貯木場と敷島紡績などもあった。しかしこれらはすべて第二次世界大戦の空襲で灰燼となった。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B3%B6%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2 )その後、徳島の復興には歴史が受け継がれなかったのは残念だ。

 圧巻だったのは旧徳島城表御殿庭園で阿波の青石(緑色片岩 http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/05/0504.htm )が多い。日本の十大庭園 重森千靑 (祥伝社新書)には「青石の聖地」とある。庭は大きく、枯山水と心字池が対比している。枯山水はあたかも流れているような石の意匠の上に、巨大な青石の中折れの橋と切石の橋がつながる。独自で面白い展開だ。しかも雨のため青石の綺麗なこと。但し、滑りやすい。築山には陰陽石や井戸が。その下には沢渡の石が水面すれすれに並ぶ。

 奥まった石組みに斜めに青石が刺さるなど技巧がある。さらに対岸の船着きには空中に浮いた石もある。見ていて飽きない、豪華な庭だ。雨が強くなり、足元もいよいよ危なくなったため引上げ、自転車を返しに駅前に。

 翌日は、午前中墓参で17番井戸寺に。寒い風が吹き通る。お遍路も大変だと思った。

午後からひょうたん島物語(保険料200円)で30分のクルーズ。駅や城山のある周りの新町川と助任川と福島川を一周めぐる。中洲みなと橋は桁下を上がるため架け替えたとのこと。徳島市の運営でカタマランの展望船。スピードが出て、いよいよ寒い。19本の橋をくぐるのは面白い。護岸が青石fで下の方が崩れている。新町川を沖に末広大橋の方向に向かいUターン、カモメが多い。かちどき橋の西の市場の前は潮が引いており汽水なのかエイが泳いでいるのが見える。大変楽しめた。夏ならもっと良かった。

 街を歩くと、NHKや裁判所が建て替え。マンションが多い。コンパクト・シティの核として駅前の活性化や機能集中が欲しいが郊外との競争だ。駅の西のぽっぽ街にある、行きつけの青物屋のビタミンマルシェや駅の地下で鳴門金時や野菜、海産物を仕入れる。こんな市場みたいなお店が駅の近くに増えると便利で良いと思う。空き店舗も多く、阿波踊りの練習に使えば観光にもなるのにと思う。

 駅前はホテルが多い、昔の小山の本屋も今やサンルート・ホテルの新館だ。つぼみやの跡も駐車場、ホテルかマンションが良いと思う。そごうも郊外や三宮が近くなりどうも勢いがない。駅前の空室に医療やサービスを誘致し、既存の駐車場と合わせると良いと思うが。

買出し大荷物になりバスで京都駅まで。タクシーで帰宅。楽しかったが疲れた

 

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青冥堂島本店(大阪):咸菜牛肉炒麺セットで満腹

2017-01-04 03:31:35 | 食べ歩き

夜は割烹で会食のため、お昼は中華をしっかり食べて二日酔防止にする。初めて高菜と牛肉の焼そばの咸菜牛肉炒麺(カンツァイニュウルーツォーメン)・ミニ麻婆豆腐 (または 油淋鶏)・スープ ・ご飯で980円。

焼きそばは量が多い。肉と筍、もやしに高菜が入る。酢と辛子でよりおいしい。しゃしゃきの野菜と高菜入りの餡が焼きそばにからむ。好みの味で満足。

麻婆豆腐はあまり辛くない青冥仕様でなぜか牛乳のような臭いがあり苦手。ご飯を入れて胡椒を足す。

スープは清湯で玉葱のあられが入っている。これもちょっと癖がある。いつもの五目汁そばでは感じないため不思議。

これにご飯でとてつもない量に感じた。加齢で胃も小さくなるのか。

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昨年買ってよかった、楽しかった、おいしかったもの

2017-01-03 03:27:51 | 趣味

買ってよかったものは

窓ガラスの二重ガラスと内窓設置:もっと早くすればよかった、中古の軽自動車分の出費でも満足

テニス YONNEX EZONE DR98と850X:ラケットは固く、正確に、ガットは柔らかくニュアンスがあり、ロブがうまくなり左右・短長・上下と3次元の攻めができる

Dynaudio Focus 340が馴れ込む:ストレスのない、音像と音場の再現、しかもDENON PMA SX1とともにいじるところがなく音楽に浸れる

横浜元町 キムラの小物にすべて変更、段々しっとりしてきた

 

楽しかったものは

京都シンフォニー小ホール:久々の室内楽はフルートのパユは良かった。音響と演奏者の一部は落胆、今年は別のホールが良いな

天神祭に都市計画学会で参加:行宮、渡船と堪能、刺激され京都の祭り関連の書籍も楽しめた

愚妻と行く近郊日帰り旅行:近江八幡、長浜、ならまち、宇治、高野山、比叡山、吉野、ハルカスなど楽しめた、テロがあり海外旅行は延期としたが関西は面白い

愛宕山の絵が好評:今までモチーフとしなかったが桂川との取り合わせがとても良い、今年も描こう

 

おいしかったものは

・青冥堂島本店の五目汁そば:早割もあり烏賊の揚げたのが入ってうまい、困ったらこれ

・食堂おがわのぐじの酒蒸し:身も汁もうまい

・千駄木の池乃の穴子:なんともうまい、ご主人の穏やかさと女将のしゃきしゃきも良い、子供の下宿近くは谷根千で良い店が多い

・香味屋:色町洋食は近代化した、さらに洗練

・浅井食堂:浅井さんとじっくり一献、古典の洋食のドゥミグラスがうまい

・40年ぶりに行った早稲田のまつざか:人情がうまい、話しに花が咲く

・ラーメンではかしやの魚出汁そばが洗練されている、かたや天神旗のちゃんぽんは男気、家系のあくた川の麺半分、キャベツ、ほうれん草に固め、薄目、あぶらなしを若者に交じり食べるのも

・箸ずめ+東洞院SOU:行きつけで、創作割烹だが、唐墨や玉蜀黍の天婦羅など秀逸、当方の五山や柿の絵を飾ってもらっている

 

 今年は海外旅行に春に台湾、暮れにウイーンあたりでコンサートを聴きたい

 

 

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昨年読んだ本

2017-01-02 03:25:05 | 趣味

 昨年は344冊、予定の300冊より意外と多かった。重い本が少なかった印象があり、特にマクロ経済でそうだったのが原因かもしれない。風俗などはその反面面白いのが多かった。大きいのより、身近な歴史なのかも知れない。

 経済学は面白いのが少なく、大家の想い出話が多かった。その中で、読みやすいベストセラーの「教育経済学」を推す。

「学力」の経済学   中室牧子              家庭と幼児教育の大切さ、自制心とやり抜く力が大事、教師の能力測定、データ取得方法など参考になる

 

 歴史ものは勉強になる。京都の祭りと都とも下水に着目、下水歴史学があると都市分析として面白い。

ローマ人の物語 10.すべての道はローマに通ず           塩野七生               ローマのインフラまとめ、感心した、ローマ時代の資料を読み込み、伸長し、さらに現代に知恵を生かすスタンスは見事

京都の神社と祭り 本多健一              京都の祭礼と都市を取りまとめ、平安京の下水までに論説、素晴らしい

京都〈千年の都〉の歴史     高橋昌明              京都の都市を巡る、権力、生産、納税、ごまかし、宗教、衛生(下水関連)と疫病を楽しめる

 

建築や産業の裏側が面白い

非常識な建築業界              森山高至              設計、施工、経済と時流、建築家の性癖とオリジナル志向などまとまりがよい

ロケット・ササキ    大西康之              シャープの裏にいた佐々木のスパイラル戦略で友人をつなぐ、共創の発想は驚愕

 

風俗は全体に分析が良くなり、「風俗学」ができないかなと思う。納豆の分析は民博レベルか、足で稼ぐのは頼もしい(高野秀行さんは文春にもコラム連載となった)

ちろりん村顛末記 広岡敬一              雄琴のトルコ風呂の素晴らしいルポ、文章がうまい、優しい目線、名作だ

江戸の売春          永井義男              仕組み、立地、客層、値段、建築など体系的で百科事典的に使える、関西版も欲しい

謎のアジア納豆    高野秀行              納豆をテーマに東南アジアの納豆を開拓、木の葉や羊歯から納豆ができる文化と日本を自分の足と舌で開拓、文章もうまい早稲田探検部出身

 

アメリカのミステリ名手はやっぱり上手い

ザ・カルテル(上・下)           ドン・ウィンズロウ 大作でメキシコのカルテルと味方と敵の変容、魅力的な登場人物と殺人、暴力と疲弊、素晴らしい筆力

証言拒否 リンカーン弁護士(上・下) マイクル・コナリー ローン破産の反対首謀者が冤罪と見せかけて、真犯人と殺人が露呈、弁護士から判事へ転身

暗殺者の反撃(上・下)        マーク・グルー二ー             グレイマンを追う理由がやっと明らかに、大活劇

過ぎ去りし世界     デニス・ルヘイン   引退したマフィアの30代は息子を育て組織争いと旧友の裏切り、そして不倫、昔の幻の先にあるのは凶弾

生か、死か           マイケル・ロボサム             一日前に脱獄した男は、死んだ妻の連れ子と真犯人たちへの復讐に、小柄なFBIの女捜査官が活躍

 

日本もミステリ名手が活躍

罪の声   塩田武士              グリコ森永事件の真相を下敷きにした事件と人間関係の交錯、楽しめる、読みやすい

ガラパゴス(上・下)             相場英雄              派遣の不安定さと自動車メーカーの欠陥ハイブリッド車告発での殺人を捜査、利権と政治、警察の力関係、読ませる文章

架空通貨              池井戸潤              地域通貨、計画倒産、私募債、マネーロンダリングと復讐、家族愛が交錯、読ませる

千両花嫁              山本兼一              京都の古道具屋、駆け落ち、明治維新前と道具立てがそろい、収まる推理と度胸、人情、これはうまい

赤い博物館          大山誠一郎          犯罪資料館の雪女館長は北森鴻の蓮丈那智に話し方もそっくり、考えられたプロットで姉妹殺人の解き明かしに感嘆

 

コンゲーム系も楽しい

アリバイ会社にご用心  新藤卓広    父親の冤罪を晴らすためアリバイ会社に就職、殺人事件の濡れ衣を着せられそうになるが、刑事と友人の知恵で解明、謎が深い

秘密結社にご注意を  新藤卓広 だんだんまとまるコンゲーム、黒幕の女性とイカレタ3人組、ヤクザ、変態エリートが面白い

任侠書房              今野敏   ヤクザのしのぎ、お仕事、役割、プロトコールが分かり、出版の要点もわかる、しかもハッピー・エンドで爽やか、とせいを改題

 

しっとり来る、円熟のミステリ3冊。なんとも良い雰囲気で、哀しさも

少女の時間          樋口有介              柚木草平シリーズ、警視庁開闢以来の女たらしのライターが連続殺人事件を捜査、ほのぼのローンに頼る貧乏のなか美女らに惑わされ最後の真相が悲しい、最後の場面が笑える刑事と編集者の女の闘い

希望荘   宮部みゆき           宮部らしいゆったりとした描写と複合した謎、そして人間の性と悲しみ

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン         小路幸也                暖かい家族愛、4世代の共存、集大成のようなまとまりの下町の人間関係

 

 今年はまた研究もするため、読書量を減らす予定。今年は空海弘法大師のさらなる読込や、密教への拡大を考えている。

 

 

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