都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

サピエンス全史(エヴァル・ノア・ハラリ):章立てのまとまりが悪く、根拠も薄く、読み物としてもいまひとつ

2017-01-22 04:26:34 | マクロ経済

 あまり関心しない内容で、文明論のダイヤモンドと社会論のピンカーを読む方が良いと思う。イスラエルの社会学者の著作。

 要旨は、認知革命として虚構を信じての社会の形成、農業革命として定住と生産、人類の統一としてなぜか統一・貨幣・帝国と並ぶが経済・社会の革命を言いたいのだろうか、さらに科学革命と続くが、産業革命以降のことか。章立てのフローが独自で分かりにくい。

 論文というより読み物としてはユニークな観点が面白いが、実証がない。

 面白い着想として読んでおけば話題になるという使い方ができる、お薦めしません

 

 

コメント
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