最新のニュースを報道するのは魁新報(確か、こういう名前の新聞もあるはず)

先駆けでなく後駆けで、周知のことがらを知らせるのが後駆遅報(あとがけちほう)

追記:些細なことですが、反対語の組み合わせは「新報-旧報」「速報-遅報」ですね
アイスランドからの火山灰でヨーロッパの空路麻痺状態
と言っても全滅ではなく、火山灰の影響が少ない南欧では、飛行機も発着しています。
19日付けNZZ(新チューリヒ新聞)の見取り図

赤ポチ空港は閉鎖中、黄ポチは飛行機マークで、空路が機能している部分
左上に浮かぶ孤高?の張本島(国)アイスランドでは空港閉鎖はないようですが
火山周辺の住民や農耕地への被害が恐れられています
同じ19日付けNZZの別のページ

飛行機からやむなく陸路に変更した乗客があふれるハンブルク駅
他の主要空港に近い主要鉄道駅も同じような状態です

画面に見える記事の見出しは「待つか、応急策か」で、
画像に写っていないその続きは「のんびり気楽に構えるか」
世界有数の火山国
アイスランドは最近の世界的経済(金融)危機で最も打撃を受けた国のひとつです。そこへ、最近になって
休火山が活動し始め、近隣の休火山が呼び起こされると危険、と報道されていましたが、それ以前に大量の火山灰がヨーロッパ北西部分に「殴りこみ」

火山灰噴出は続いており、いつ収束するか不明の状態です
アイスランドに近く降灰量の多いところでは、雪降ろしでなく屋根からの灰降ろしをしているそうですが、私のところ(ドイツの南側隣国)では、火山灰もかなり薄まって、地上での日常生活には全く影響ありません。
物流にも大きな影響が出ていますが、これは陸路に切り替えることも可能。直接最大の打撃を受けたのは、15日から発着取り止め、更に空港閉鎖を余儀なくされている航空会社と空港。早く飛びたい・飛ばせたいという焦りは刻一刻と大きくなっているはず。18日には幾つかの航空会社が試験飛行を行っています。「シチリア島の空港など活火山のエトナがそばにありながら、だいたい常時運行している」と指摘する航空専門家もいます。安易に旅客機を飛ばせて、火山灰のせいで墜落したら怖い、旅客機・輸送機が飛ばないで急増する損失も怖い・・・
ロンドンの友達は20日からイタリアへ行く予定でしたが、無期延期となりました。
火山灰騒ぎ前にドイツの友達から届いた葉書に返事を出そうと思いましたが、航空便がダメなので、電話することにしました