みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

K好む国

2010-04-26 | その他

「K好む国」というのは日本のことです

大分前になりますが、5~6年にわたって和英辞典編纂のお手伝いをしたことがあります。
当時一緒に作業をしていた人が、あるとき「日本人はKが好きね~!」

確かに「あいうえお」方式(つまり普通の国語辞典)で見ると「かきくけこ」のページが多いのです。
ローマ字綴りにするとKで始まる単語。K音の響きが日本人の耳には「さわやか」なのかも
因みに「さしすせそ」も多いです。「さくら」なんて、音感からも日本人好みかな
以前に辞書で各音列のページ数を数えて控えたのですが、メモが見当たらないので詳細数値は省略


これは、その和英辞典の表紙

編纂者は「気」という字が「お気にいり」(気合とか気迫など)

上から見たところ


ところで、この辞典は、普通の和英辞典ではありません。
と言うのは、日本語を知らない人でも、漢字を調べることができるからです。

漢字の「形」、つまり偏や旁から目的の単語にたどり着けるのです


この辞典の編者はウィーン工科大学の教授で、若き日に東大へ留学し、ひとつの漢字を調べるのに2時間もかかった苦い経験から、偏や旁を手がかりにコード番号で目的の漢字(つまり目的の熟語)に到達する方法を開発しました

全ての漢字と熟語にコード番号がついています


大変根気の要る骨の折れる作業でしたが、今は懐かしい思い出です
この辞典はドイツ・アマゾンに記載されていますが、残念ながら絶版です

当時、日本で出版されている日本語に関する辞書・辞典にはどんなものがあるか、カタログで調べたことがあります。驚いたのは、日本語に関する辞書や辞典より、英語に関するものの方が多かったことです。
どこの国でも、一番大切なのは自国語で、従って、自国語に関する辞書・辞典が一番多いはずなのに・・・それとも、どこの国でも自国語より英語に関する辞書・辞典の方が多いのかな



 おまけ 

近くの広場:あちこちで、まだ八重桜が頑張っています


もう1本の八重桜と紫系ライラック(手前下の部分)

ライラックは、まだ咲き始めです

今年もまたライラックの思い出の日がめぐってきました