みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

血の小路

2013-01-05 | 旧市街

前回に続き「直前」の日に撮ったピンボケ写真です

シュテファン寺院の裏手、広場の北東に目立たない通り抜けがあります。

1)その通り抜けの中


2)向こうの小路に出られます


3)小路に出た途端に見た犬さん


4)お店の入り口で飼い主を待っています


5)人が集まっています


この小路は1862年からドームガッセと呼ばれています。
ドーム(シュテファン寺院)に続く小路だからです。

6)ここはモーツァルト・ハウスの入り口

多分、何か催しかパーティがあったのでしょう

7)この建物にモーツァルト一家が住んでいました

今は建物全体がモーツァルト記念館になっています

8)モーツァルト・ハウスの前から「血の小路」が始まります

「Blutgasse(血の小路)」の表示

表示は1782年、皇帝ヨーゼフII世の指示で市内(今の旧市街)に通り名表示が付けられた当時からの歴史的なもので、現存する数少ない貴重な表示のひとつ。

この小路は、1368年から1392年までコートガッセ、その後コールゲスラインと呼ばれ、いつからブルートガッセ(血の小路)になったかは不明です。名前の由来は、ひとつの伝説によれば、中世ここに場があり、排水溝から通りへ血が流れ出たため。もうひとつの伝説では、1312年に、ここでテンプル騎士団の騎士たちが惨殺され、通りが血で赤くなったためと言われますが、いずれも歴史学的根拠はありません。

9)何も無い不思議空間


10)振り返ってモーツァルト・ハウスを見たところ


11)先へ進むと建物の支えが見えてきます


12)両側の家を互いに支えあう中世の名残り


「家支え」に関する以前のみみずボログ記事
中世の亡霊
中世の面影

13)出てきた通りはシンガーシュトラーセ


この通り名も1862年からで、バイエルン出身のシニガー一家が住んでいたためということです。



歴史的説明や年号は、ドイツ語のネット検索と手持ちの本からの情報です。
そのひとつ:Planet Vienna:Blutgasse