前回が重いテーマだったので今回は気分転換です。でも、前回の続きは必ず書きます
下のフローチャート(?)は本題とは全く関係ありません
左側が世界各国、右側がオーストリア各地でCovid-19感染の経路を示したものだそうですが、素人にはサッパリ分かりません。
ただモダンアートのようにきれいだなと思っただけです
生誕250年の弁当年も終わりに近づきました。きっかり250年目の誕生日は2020年12月16日か17日です。教会で洗礼を受けたのが17日なので、16日か17日ということになっています
クラシック音楽のウィーン古典派を代表するのがハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンです。3人の経済的基盤は貴族社会から市民社会への移行を見事に表しています。
ハイドンは長年エステルハージ侯爵の宮廷で宮廷楽長を務めました。
モーツァルトはザルツブルク大司教から下僕のように扱われるのが嫌で決裂。ウィーンの大司教館から蹴飛ばされて追い出されてと言われます
ベートーヴェンにはルドルフ大公のような有力な後援者がありましたが、それは主従関係ではなく、音楽における師匠と弟子であり友好的な関係でした。
今年はラジオでもベートーヴェンの作品が例年より多く放送され、ベートーヴェンに関する番組も色々ありました。細かいことは忘れましたが、非常に印象に残ったのは、経済的基盤に対するベートーヴェンの希望です。彼は、芸術作品管理センターのような機関に自分の作品を納め、毎月決まった額の生活費を受け取ることを理想としたのです。当時としては画期的な発想と言えるでしょう。
ベートーヴェンの肖像画は色々ありますが、もう見飽きるほどなので、ベートーヴェンが猫だったらどんなかな~とネット検索で見つけたのが下の写真です
猫のベートーヴェン
既にご存じの方も多いかと思いますが、私は最近発見しました。「運命」の第一楽章を「激動的な」ラインでシンプルに視覚化したものです
運命弁当ラインライダー
目つきが険しく、毛がもさもさな肖像の
イメージがとても強いからこんなかんじかも...
もさもさヘアーだと、アインシュタインににてるって
言われそうですね。あと。
セントバーナードだったか、な、大型犬が主役の「ベートーベン」って映画があったっけ...と
おぼろげな記憶を掘り出してみました。
ベートーベンをインスパイアしたという、
ロランの「ジャン・クリストフ」を読むと、
ものすごい感動はした(何度も泣きながら読みました)ものの、一方このひとが
そばにいて、万一恋愛のターゲットにされたら
非常に迷惑かもと思った記憶があります。
熱量がすごい人なのでしょうね。だからこその
あの音楽なのかも...
その報酬の受け取り方は知りませんでした。
公務員的というか、サラリーマン的というか、真面目な人だったのでしょうね。
一発当てるとか、波乗り人生な
感覚が多い芸術畑(私見)の中では、
将来のこととか長いスパンで考えてたりとか、
そういう気質なのでしょうか。
作曲家のベートーヴェンは目力強かったようですね。
私も「ジャン・クリストフ」読みましたよ。もう全部忘れましたけど。フランスとドイツの融和が著者の強い願いであることは記憶に残りました。
今のEUは仏独を軸とする体制になってますが、色々ゴタゴタが多いです
ベートーヴェンの志向は啓蒙思想をベースとする自由主義だったと思います。
理想主義者でもあったでしょう。
でも直情径行で、作曲中に興奮するとバケツの水を頭からぶっ掛けたり、隣人にはしない方がいい人物だったようです、ははは