みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

長蛇の列

2013-11-04 | 旧市街

満員の広場接近戦に続いて、再び祝日10月26日の満員広場です。

この日は大統領官邸、国会、総理府その他多くの公的機関が見学できるので、毎年いくつか長蛇の列ができます・・・


地上は満員でも上を向くと「広~い空間」

カール大公の騎馬像と風船屋さんの風船のかたまり

アスペルンの戦いでナポレオン軍を打破ったカール大公の騎馬像は、彫刻家アントン・ドミニク・フェルンコルンの作品で、馬が後肢2本のみで立つ世界的に珍しい大型騎馬像です。この騎馬像に対峙してオイゲン公の騎馬像がありますが、後肢と尻尾の3支点による一般的な騎馬像です。フェルンコルンは再び後肢2支点のみの騎馬像を創ろうとして、どうしても成功せず、そのため発狂して死んだという話もありますが、本当かどうかは不明

彫刻家:Anton Dominik Fernkorn(英語)

民族衣装のブラスバンド


おお、移動トイレの長蛇の列


総理府前の長蛇の列


大統領官邸前の長蛇の列

写真右外に長~い行列、でも人込みで撮れず

10月26日の祝日には、誰でもハインツ・フィッシャー大統領と会えるのです。私も、その気になれば会えるわけですが、行列に並んで待つのはイヤ

大統領官邸の外壁を飾るオーストリア国旗


ヘルデンプラッツの広場から出てくると・・・

国会議事堂前車寄せも幅広い長蛇の列で満杯



軍楽隊と民族衣装のブラスバンドの動画を撮ったのですが、なぜかYouTubeにログインできず、アップロードできなかったので、誰かが撮った当日の動画を拝借しました。




子供たちが熱心ですね。私も子供の頃は、警官のピストルとか軍艦とか戦闘機とか、単純に「スゴイなあ」と喜んでいた記憶があります。




三兄弟の週末

2013-11-02 | おきにいり

前回「今日の蛇足」としてカレンダーのことも書いておこうと思っていて忘れました

さて 週末とは何でしょう? 
 それは週の最後の日なのです!

当たり前


旧約聖書創世記によれば、神様は6日間で世界を創造し、7日目に休憩しました。

この7日目を人間も神に倣って休みましょう、というのは
何と人類史上のバカンスの創造なのであった

ユダヤ教では土曜日、キリスト教では日曜日、イスラム教は金曜日が週末で、カレンダーの最後の日も、土曜(アメリカ、日本など)だったり、日曜(ヨーロッパ)だったり、金曜(イスラム諸国)だったり・・・但し、キリスト教では、キリストさんの復活した日が日曜だったため(そうかな?やや曖昧だが無視)、日曜を週の最初の日と見る考え方もあるようです。
ヒトラーによるユダヤ人大量虐殺から逃れて極めて多くのユダヤ人がアメリカに亡命・移住しました。そこで、アメリカではキリスト教人口に加えてユダヤ教人口も多く、両者に使いやすいよう、日曜で始まるカレンダーになったのでしょう。
イスラム諸国では、ヨーロッパに合わせて週の最後が日曜日のカレンダーも多く出回っています(ダマスカスでの経験)。
今は世界的に週休2日制が普及しているので、木金、金土、土日といった組み合わせが多いと思います。

Wikipedia:安息日
Weekend週末については、英語ウィキに詳しく解説されています

3種類のカレンダー見本を作ろうかと思ったのですが、グラフィックソフトのないワープロ並みのパソコンを使っている原始人のため、早々と放棄しました。


3つの一神教が共存しつつ磨きあっていた時代があったことは
賢者ナータン
マイモニデス
からも分かります。



 付録 

カレンダー作りを諦めたので、代わりに、前回ついで紹介したCD「Cafe」の最初に演奏される曲をアップしました
ペラ・アンサンブルの演奏を探したのですが、見つかりませんでした




曲目は、モリエールの戯曲にリュリが作曲した「町人貴族」の中の「トルコ人のセレモニーのためのマーチ」です。
前回のCDプロモーション映像で、バロック音楽が「三兄弟の邂逅の場」として最適と言っていましたが、リュリの音楽はその好例のひとつですね。


そういえば日本には「百姓貴族」さんがいらっしゃいます。続巻出ないかな~