荒川河川敷きでカゼ草の花盛りに出会えた。
花盛りといってもイネ科植物なので華やかさはないがなんとなくみずみずしさを感じる。
一株一株の色も微妙に違うし穂の感じも違う。
この株からもあの株からもとイッパイ採集した。
窯の中で火によって面白い動きをもらった花器にカゼ草をそよがせてみた。
きふじさんよりコルクに続き大小のひょうたんを9個も頂いた。
ただ転がして置く場所は無い。
模様でも書いてみようかと思ったので画集を見始めた。
色と気持ちを決めるため見る画集は数冊ある。
今回は三橋節子、秋野不矩、片岡珠子。
三橋節子は30台で夭折した。
彼女が描く野草の絵を見ていると本物の野草には無い美しさと思いが感じられてよく涙がにじむ。
絵の片隅にさりげなくイネ科植物が書き込まれているのはとても嬉しい。
2日ほど見ていて決まらないのでひょうたんに聞いてみることにした。
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