伯方島をメイン作業場にしての野外教室も今回で５回目になるが毎回多々羅大橋は作業場にしている。
何度来ても美しい機能美だと思う。
高速道路に沿ったサイクリングロードを歩きながらの即興の作品作りになるが毎回違った作品が生まれる。
去年は海風を使って作品ができた。
雨が降れば降たで、風が吹けば吹いたで大自然からの贈り物として素材にしてきた。
歩きながら毎回線の美しさを感じる。
天気が良いと影まで一役かっている。
鉄とセメントでできた伯方島側の展望台で強者の植物達に会う。
どこに根を張っているのかアカメガシワやセイタカアワダチソウが鉄とセメントの間でそれなりに暮らしている。
去年だって出ていたと思うが気が付かなかった。
何とか素材として使いたい。
第３８回野草（イエツァオ）野外教室参加者募集
日時 ６月８日～１０日（月） ８日～９日 ９日～１０日も可
場所 伯方島 鵜島 多々羅大橋
電話 ０８９６－７２－６８０８ ギャラリー作唯まで
自然を借景にした造形教室。
（写真はクリックすると大きくなります）
多々羅大橋への展望台へ行く途中ヤエザクラの花びらでピンク色になった道路で自転車のハンドルを持ったまんま遊んでいる女性がいた。
バイクですれ違いざま”きれいなんです”と言った。
道路の真ん中で遊んでいてごめんなさいとの意味にもとれた。
去年の作業場だった展望台の下調べをし歩いて多々羅大橋の真ん中あたりにある多々羅鳴き龍の場所で自転車でやってきた彼女が手をたたいているいるので拍子木があるのを教えてあげたことから楽しい立ち話が始まった。
橋の上は強風だ。
自転車がひっくり返るとこの方が良いと起こさない。
臨機応変固定観念にとらわれない。
自転車は立てて置くものだと思う人なら話は弾まなかっただろう。
すれ違うだけだったのがお互いのブログを教えあった。
大きな下調べ土産をいただいた気分。
しまなみ海道を車で突っ走るのも早くていいが徒歩や自転車、原付バイクで渡るのもそれなりの良さがある。
徒歩、自転車、原付バイクが橋を渡るための道路だが高い場所にかかっている橋にたどり着くため数キロあるところもあるが水色の車線がプリントされたいい道でみかん畑のそばを通ったりする。
今年はいたるところでフジの花が満開だった。
伯方 大三島橋だが高速道路からは見られない風景だ。
高速道路を車で走ることを考えると時間のかかるルートだがいろんなものとの巡り合いがある。
（写真はクリックすると大きくなります）
