病気になった友達とは創作する仲間でのんびりとお茶を飲んだり食事をたのしんだりの付き合いはなく同じ方向を向いている同志だった。
今回病気でちょっと一休み状態になったので食事の用意や洗濯や掃除、時間があればのんびりと話などして過ごそうと上京した。
創作中心の生活だといつもどこか緊張しているので少しそんな生活にあこがれてもいた。
彼女は日常の生活と創作を楽しみながらこなしていたが今はどちらもできない。
お昼前妹さんたちが入院の準備にやってきた。
私が帰る前に一人では歩けない彼女をいつも話に聞いていた荒川河川敷までの散歩コースを一緒に歩こうと思っていたが散歩できる状態ではなかった。
彼女が好んで歩いた散歩道を歩いておきたい気持ちとやっぱし荒川河川敷は私にとっても東京生活では野菜畑であり花の店野草(イエツァオ)で売る花材採集場所として重要な場所だった。
洗濯ものをとり入れ夕食事準備までの少しの時間を利用して行った。
街中を20分ほど歩き土手を駆け上り眼下に広々とした荒川河川敷を一望した時は感激した。
土手を歩くこともなくとんぼ返りしたがやっぱし思い切って行ってよかった。
それでも少しの空き地になにやかやと植物が植えられているがやぱし息苦しい。
東京生活での荒川河川敷は心を開放する場所でもあった。
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